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交通事故外傷と後遺障害


■1歩行者と四輪車・単車との事故(1)電車と乗客、ホームでの事故click!

■(2)飼い犬と自転車運転者との事故click!

■(3)歩行者同士の衝突click!

■(4)ゴルフ場における歩行者とゴルフカートとの衝突、click!

■(5)飼い犬の大型犬に噛まれる、click!

■(6)コンビニ駐車場をバックした車と歩行者の衝突click!

■(7)バスターミナルでの、歩行者横断衝突click!

■(8)衝突を避けようと、欄干を飛び越えて転落、click!

■(9))3歳の男子がスーパー駐車場内において貨物車後輪で轢かれる、click!

■(10)スーパー駐車場の車両通路に佇立中の被害者に免停者が衝突click!

■(11)高速道路サービスエリア内での歩行者と車の衝突click!

■(12)車両誘導員に衝突click!

■(13)スケートボードで滑走、車道に飛び出した事故click!

■(14)交通誘導員に道路工事の特殊作業車が衝突click!

(16)ボンネットに腹ばい

判例タイムズ・赤本にない過失割合を判例で検索
 

1歩行者と四輪車・単車との事故

 
(16)ボンネットに腹ばい
H10-8-7、名古屋地裁判決、平成6年(ワ)199号40:60

週刊誌を騒がせるような事件で、これでも交通事故なのと考え込んでしまいます。
まず、登場人物から紹介していきます。
中山花子は、被害者の内縁の妻で、名古屋市内でスナック、花車を経営するママです。
加害者は、ママのモトカレで、スナックの常連客です。
被害者とママは内縁関係ですが、当時、被害者の暴力があり、仲は、しっくりしていません。
ママは、このことをモトカレの常連客に相談しており、そのことについても、被害者は不快感を抱いていました。

そして、ある日、この事件が発生したのです。
被害者は、店の従業員を車で自宅まで送り届けて店に戻ったのですが、ママが店にいません。
店の周辺を探したところ、100m先の路上で、駐車車両の中で話し込んでいるママとモトカレを発見しました。
「降りてこい!」被害者は迫ったのですが、モトカレは車をロックして、自動車を発進させようとしたのです。
被害者は、それを阻止せんと、自動車のボンネットに腹ばいとなって飛び乗ったのです。

自動車は発進、蛇行運転をしたところから、被害者は、「殺される!」と叫び、大騒ぎとなりました。
そこで、モトカレは車を停車させ、ママを降ろし、被害者にもボンネットから降りろと命じたのですが、なんと49歳、本来なら分別が
あって当然の被害者が降りようとしません。
それならと、モトカレは、自動車を再発進させ、その後、被害者を振り落として逃走しています。

この事故で、被害者は、急性硬膜下血腫、脳挫傷、頭蓋骨骨折、外傷性クモ膜下出血の傷害を負い、外傷性てんかん、左不全片麻痺、左半身知覚障害、嗅覚脱失、味覚障害、耳鳴り持続の後遺症が残り、7級4号が認定されており、短絡な事故ではありますが、文字通り、高次脳機能障害です。

 

車両から被害者を振り落とそうとした加害者に本件事故の主たる原因があるとはいえ、被害者も、あえて加害車両のボンネットに乗る行為におよばなければ、本件事故に至らなかったことが認められる。
被害者も、危険が十分予知できたにもかかわらずあえて加害車両のボンネットに乗ったこと、
加害者が当初から原告に対し降りるよう警告し、その後一旦、加害車両を停止させボンネットから降りることを再度促したにもかかわらず、これから降りることなく、本件事故に至ったこと、
このような経緯を考慮すると、本件については原告にも過失があると認められ、加害者が前記のような運転をするに至った原因は、訴外の女性といずれも情交関係にあった被害者、加害者の感情のもつれ、被害者の嫉妬心を背景にするものであることが認められることも考慮するならば、被害者に生じた損害の40%については、過失相殺および公平の見地から、被告はその責を負わないと解するのが相当である。

 

やはり、判決ですから、肉体関係、モトカレなんて表現は憚られます。
事故の原因については、情交関係、感情のもつれ、嫉妬心を背景とすると、クールに説明されています。
判決は、被告は原告に対し2974万7250円および、これに対する平成3年6月14日から支払済みまで年5%の割合による金員を
支払えとなっていますが、保険屋さんにとってみれば、とんだ災難、もう堪忍してと嘆いた筈です。

その後、このご夫婦がどうなったのか?
ボンネット夫を介護しているのか?それとも加害者の方に走ったのか?判決では、そこまで説明されていません。
もっとも、そこまでの興味は、私にもありません。


■(17)加害車の前面にしがみつくclick!

■(18)ドアノブにつかまり、負傷click!

■(19)カーブ地点で荷台に乗車中の被害者が転落?click!

■(20)ドアミラーにしがみつき、電柱に激突?click!

■(21)窓枠につかまり電柱に激突?click!

■(22)客待ちで重列停車のタクシーに抗議した被害者が引きずられて負傷?click!

■(23)横断歩道上に横臥して轢過されたもの?click!

■(24)歩道上における除雪車と歩行者の衝突?click!

■2四輪車同士の事故(1)後進中のタクシーに、路外から進入した車が追突click!

■(2)救急車との衝突click!

■(3)センターオーバー衝突click!

■(4)山岳道路での正面衝突事故click!

■(5)緊急出動の消防車に100%過失click!

■(6)踏切不作動での電車と自動車の衝突click!

■(7)駐車場内で、切り返し中に衝突click!

■(8)高速道路のSAにおける後退駐車時の衝突click!

■(9)高速道路、料金所付近での衝突、click!

■(10)ETCレーンにおける追突事故click!

■(11)トンネル内で停止してチェーンを装着している車に追突、click!

■(12)トンネル内の追突事故、click!

■(13)道路にはみ出した庭木の責任、click!

■(14)路外から右折進入したクレーン車と対向車の衝突、click!

■(15)フォークリフトの公道無免許運転、click!

■(16)道路に爪部分をはみ出して停車中のフォークリフトと直進車の事故click!

■(16)道路に爪部分をはみ出して停車中のフォークリフトと直進車の事故click!

■(17)車線を変更して急停止した車に、後続車が追突、click!

■(18)先行車の積み荷が落下して急停止した乗用車に後続の大型貨物車が追突、click!

■(20)双方が青色信号で通過したと主張click!

■(21)夜間、無灯火の耕耘機に後続車が追突、click!

■(22)交差点にバックで進入した加害者と、この交差点を右折した被害者との衝突click!

■(23)自宅の車庫に後退して車庫入れ中に駐車車両と衝突したもの、click!

■(24)路外進入車を回避して樹木に激突、お互いは未接触の事故、click!

■(25)一方通行逆送車click!

■(26)路外からの犬の飛び出しで急停止、追突となったもの、click!

■(27)海上におけるサーファーとウィンド・サーフィンとの衝突click!

■(28)河川内におけるジェットスキー同士の衝突事故click!

■(29)ジェットスキー同士の衝突事故click!

■3単車と四輪車の事故(1)中央線のない山間部道路における対向車との衝突click!

■(2)未接触事故、路外左折車を回避して転倒click!

■(3)未接触事故、合図なしの進路変更四輪車を回避して転倒した動二輪車click!

■(4)未接触のサンキュー事故、click!

■(5)側道一方通行路からバックで進入click!

■(6)停電による信号機無転倒時の出合い頭衝突click!

■(7)路上作業中のフォークリフトの爪部分に、逃走中の原付が衝突、click!

■(8)右折のトラクターと直進単車との衝突、click!

■(9)単車を牽引中の事故、click!

■(10)第二車線歩道上で横臥していた被害者を轢過、click!

■(11)パーキングの鎖で二輪車が転倒click!

■(13)T字型交差点における競走馬と自動二輪車の衝突click!

■(14)バレーボールに乗り上げ原付自転車が転倒、click!

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