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交通事故外傷と後遺障害


■1歩行者と四輪車・単車との事故(1)電車と乗客、ホームでの事故click!

■(2)飼い犬と自転車運転者との事故click!

■(3)歩行者同士の衝突click!

■(4)ゴルフ場における歩行者とゴルフカートとの衝突、click!

■(5)飼い犬の大型犬に噛まれる、click!

■(6)コンビニ駐車場をバックした車と歩行者の衝突click!

■(7)バスターミナルでの、歩行者横断衝突click!

■(8)衝突を避けようと、欄干を飛び越えて転落、click!

■(9))3歳の男子がスーパー駐車場内において貨物車後輪で轢かれる、click!

■(10)スーパー駐車場の車両通路に佇立中の被害者に免停者が衝突click!

■(11)高速道路サービスエリア内での歩行者と車の衝突click!

■(12)車両誘導員に衝突click!

■(13)スケートボードで滑走、車道に飛び出した事故click!

■(14)交通誘導員に道路工事の特殊作業車が衝突click!

■(16)ボンネットに腹ばいclick!

■(17)加害車の前面にしがみつくclick!

(18)ドアノブにつかまり、負傷

判例タイムズ・赤本にない過失割合を判例で検索
 

1歩行者と四輪車・単車との事故

 
(18)ドアノブにつかまり、負傷
H19-3-28、大阪地裁判決、平成18年(ワ)912号、80:20

本件事故に至る事実関係を淡々と説明します。
被害者と加害者は共に20代前半の女性で、同じバンドに所属しています。
当日は、喫茶店で、他の2人の男性バンド仲間と4名が揃い、バンドの今後について話し合いをしていました。
なにがあったのから知りませんが、加害者女性は、話しを打ち切り、この喫茶店をあとにしたのです。

加害者は、喫茶店の駐車場で自車に乗り込み発進させたのですが、そこに被害者となる女性が進路に立ち塞がり、
進行を妨害しています。
加害者は、バンド仲間の男性に、被害者を立ち退かせるようにと依頼、この男性は、被害者を羽交い締めにして、
運転席側に立ち退かせています。

加害者は発進、すると再び、被害者が加害車両の前に立ち塞がり、前回と同じ状況が繰り返されています。
やはり、同じパターンでバンド仲間の男性が被害者を羽交い締めにして、今度は助手席側に退き、羽交い締めを続けたのです。

加害者は、ゆっくりと発進、喫茶店前の道路に入り加速を始めたのを確認した男性が気を抜いたところ、被害者は男性を振り切って加害車両を追いかけ、加害車両の助手席ドアノブにつかまったのですが、およそ40m南進した地点で振り落とされています。
なんとも、やれやれの事故発生状況です。

被害者は、発車前から助手席ドアノブにつかまっており、私は振り落とされたと主張しています。
これに対して、裁判長は、「あなたは、なんとしても、加害者をその場に引き留めようとしていたのであり、発車前からドアノブにつかまっていたのであれば、あなたは、助手席のドアを開けようとしたり、助手席のガラスを叩いたりしたはずであると、矛盾点を指摘しています。
あなたが説明するように停止中もしくは、発進直後であれば、危険を感じてドアノブを話すことも可能で、それができなかったのは、加害車両に追いついた時点では、一定のスピードが出ていたと結論しました。

加害者は、被害者が助手席のドアノブをつかんだ後、サンダルの音を聞いたと供述しており、ドアミラーのチェックや後方の確認を行い、ブレーキ処置等を講じていれば、本件事故を防止することができたのに、走行を続けた過失が認められる。

一方、被害者は、加害者は、被害者の存在に気がつきながら、振り払うために敢えて加速させたと主張しているが、目撃者の証言によれば、加害者は前を直視していたとのことであり、加害者は、被害者の様子を確認しようとはしておらず、その存在も認識していなかったと推認される。
したがって、加害者が、被害者を故意に振り落としたとまでは認められない。
被害者が助手席のドアノブをつかんだ時点で、加害車は既に発進した後であり、それ自体が極めて危険な行為であると認められるところから、被害者の過失割合は80%と認めるのが相当である。

それにしても、同じバンド仲間が、骨肉を争う醜態をさらけ出しています。
994万9039円の請求ですが、過失が80%ですから、90万0032円の支払いが命じられたのみです。

 

保険調査員時代、大阪府内で複数場所における、劣悪な多重衝突事故が発生しました。

最初は、4トントラックが、交差点を左折した際に、駐車中の2台の車両を軽く擦った程度の物損事故です。
なんでもない物損事故に過ぎませんが、どうしてなのか?運転者は逃走におよび、先の信号で停止中のダンプに衝突、これを
横転させ、さらに、逃走を続けました。
その後、高架橋で前方を走行中の軽四輪に追突、その車両に乗り上げた状態で、国道脇のラーメン店に飛び込んだのです。
正に、錯乱状態と言わざるを得ません。

物損は 4 台の車両とラーメン店、軽四輪の運転者は、お気の毒に即死でした。
この事故を担当した査定責任者は、最初の物損事故はともかくとしても、そこから逃走におよんで発生せしめた事故については
運転当事者の故意であり、免責とならないか?必死のパッチで考えました。
私もこの協議に調査員として参加したのですが、故意の立証は、加害者がこれを認めない限り不可能と思われること、保険屋さんが故意で免責を主張した場合、私が加害者側の弁護士であれば、心神耗弱を申し出て、これを叩き潰すと説明しました。
結局、有責で支払うことになったのですが、 議論はすべて保険屋さんの理屈で展開されています。
不幸にして亡くなった被害者のことなど、一顧だにされていません。
これが本来の保険屋さんのスタンスです。


■(19)カーブ地点で荷台に乗車中の被害者が転落?click!

■(20)ドアミラーにしがみつき、電柱に激突?click!

■(21)窓枠につかまり電柱に激突?click!

■(22)客待ちで重列停車のタクシーに抗議した被害者が引きずられて負傷?click!

■(23)横断歩道上に横臥して轢過されたもの?click!

■(24)歩道上における除雪車と歩行者の衝突?click!

■2四輪車同士の事故(1)後進中のタクシーに、路外から進入した車が追突click!

■(2)救急車との衝突click!

■(3)センターオーバー衝突click!

■(4)山岳道路での正面衝突事故click!

■(5)緊急出動の消防車に100%過失click!

■(6)踏切不作動での電車と自動車の衝突click!

■(7)駐車場内で、切り返し中に衝突click!

■(8)高速道路のSAにおける後退駐車時の衝突click!

■(9)高速道路、料金所付近での衝突、click!

■(10)ETCレーンにおける追突事故click!

■(11)トンネル内で停止してチェーンを装着している車に追突、click!

■(12)トンネル内の追突事故、click!

■(13)道路にはみ出した庭木の責任、click!

■(14)路外から右折進入したクレーン車と対向車の衝突、click!

■(15)フォークリフトの公道無免許運転、click!

■(16)道路に爪部分をはみ出して停車中のフォークリフトと直進車の事故click!

■(16)道路に爪部分をはみ出して停車中のフォークリフトと直進車の事故click!

■(17)車線を変更して急停止した車に、後続車が追突、click!

■(18)先行車の積み荷が落下して急停止した乗用車に後続の大型貨物車が追突、click!

■(20)双方が青色信号で通過したと主張click!

■(21)夜間、無灯火の耕耘機に後続車が追突、click!

■(22)交差点にバックで進入した加害者と、この交差点を右折した被害者との衝突click!

■(23)自宅の車庫に後退して車庫入れ中に駐車車両と衝突したもの、click!

■(24)路外進入車を回避して樹木に激突、お互いは未接触の事故、click!

■(25)一方通行逆送車click!

■(26)路外からの犬の飛び出しで急停止、追突となったもの、click!

■(27)海上におけるサーファーとウィンド・サーフィンとの衝突click!

■(28)河川内におけるジェットスキー同士の衝突事故click!

■(29)ジェットスキー同士の衝突事故click!

■3単車と四輪車の事故(1)中央線のない山間部道路における対向車との衝突click!

■(2)未接触事故、路外左折車を回避して転倒click!

■(3)未接触事故、合図なしの進路変更四輪車を回避して転倒した動二輪車click!

■(4)未接触のサンキュー事故、click!

■(5)側道一方通行路からバックで進入click!

■(6)停電による信号機無転倒時の出合い頭衝突click!

■(7)路上作業中のフォークリフトの爪部分に、逃走中の原付が衝突、click!

■(8)右折のトラクターと直進単車との衝突、click!

■(9)単車を牽引中の事故、click!

■(10)第二車線歩道上で横臥していた被害者を轢過、click!

■(11)パーキングの鎖で二輪車が転倒click!

■(13)T字型交差点における競走馬と自動二輪車の衝突click!

■(14)バレーボールに乗り上げ原付自転車が転倒、click!

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