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交通事故外傷と後遺障害


1:上肢の後遺障害 総論

上肢の後遺障害

 

1 上肢の後遺障害 総論

上肢の後遺障害は、骨折・脱臼・神経麻痺に伴って発生します。
上肢は、鎖骨・肩甲骨・上腕骨・橈骨・尺骨の 5 つの骨で構成されており、橈骨と尺骨は、まとめて前腕骨とも説明されています。

骨折で、後遺障害が問題となるのは、
骨の癒合が不良? 
転位、変形治癒と説明しますが、間違った位置で癒合した?
偽関節、仮関節と説明しますが、骨癒合が不良で、骨折部が関節化した?
関節が拘縮して動きが悪くなった?等々です。
脱臼とは、関節にしっかり収まっている骨がズレた?関節から外れてしまった?状態です。

関節を構成している骨は、簡単に外れないように靭帯で各々を引きつけています。
脱臼を発症した場合、ほとんどのケースで靭帯が損傷、切断しているのです。

最後に神経ですが、上肢には、正中・橈骨・尺骨の 3 本の神経が腕神経叢から伸びており、それぞれ違う経路を通って、手指まで走行しています。

交通事故での神経の損傷は、直接の神経の切断や、骨折や脱臼などで神経が圧迫されたりすることを原因としています。


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