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交通事故外傷と後遺障害


■第2節:耳の後遺障害click!

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●他覚的検査?

第 2 節 耳の後遺障害


他覚的検査 ?

聴力障害検査

検査の内容

検査機器

純音聴力検査

オージオメーター

語音聴力検査

スピーチオージオメーター

ABR 、聴性脳幹反応

ABR

SR 、あぶみ骨筋反射

インピーダンスオージオメトリー

( 1 )純音聴力検査?

オージオメーターを使用し気導聴力検査と骨導聴力検査の 2 つが実施されます。 
気導とは空気中を伝わってきた音、骨導とは焼鳥の軟骨を食べたときにコリコリと感じる音で、頭蓋骨を伝わってきた音のことです。 
耳をふさいで軟骨をかじるとすぐに分かります。

額と耳たぶに電極シールをつけ、ヘッドホンからの音を聞いて検査します。 
検査時間は、 30 〜 40 分、検査費用は 3 割負担で 2010 円となります。

難聴には伝音性、感音性、これらの 2 つが重なり合った混合性がありますが、伝音性は気導聴力検査で、感音性は骨導聴力検査で判定するのです。

聴力はデシベル(d B )で表示します。 500 、 1000 、 2000 、 4000 ヘルツ( H z)のレベルで 3 回の検査を実施し、 2 回目、 3 回目の測定値の平均値を取り、 6 分法の計算式で平均純音聴力レベルを求め、認定します。

6 分法の計算式とは、

500Hz の音に対する純音聴力レベル⇒ A
1000Hz ⇒ B
2000Hz ⇒ C
4000Hz ⇒ D
( A + 2B + 2C + D )÷ 6 =平均純音聴力レベル
こんなことを覚える必要は、全くありません。

検査に 3 回出かけること、
検査と検査の間隔は 7 日程度開けること、
後遺障害等級は、 2 回目と 3 回目の平均純音聴力レベルの平均で認定がなされること、
同一ヘルツの検査値に 10dB 以上の差が認められると、測定値としては不正確と判断されること、
両耳の聴力障害は、 1 耳ごとに等級を定めて併合しないこと、

どうして 3 回なの?
3 回の検査で有意差がないことを確認、つまり再現性をチェックしているのです。
これらは、覚えておくと便利です。

( 2 )語音聴力検査?

言葉の聞こえ方と聞き分ける能力を検査します。
言語明瞭、意味不明は、竹下元総理の専売特許でしたが、「ここでは音は聞こえるが、言葉として聞き取れない?」そんな状況を説明しています。

スピーチオージオメーターを使用し、語音聴取域値検査と語音弁別検査が実施されます。

検査値はヘルツごとに明瞭度で表示され、その最高値を最高明瞭度として採用します。
これらの 2 つの検査、事実上は 4 つの検査から求められた数値で、聴力を判断するのです。


スピーチオージオメーター

( 3 )注意点?

聴力障害の等級は、純音聴力と語音聴力検査の測定結果を基礎に、両耳では 6 段階、片耳では 4 段階の等級が設定されています。

両耳の聴力障害については、障害等級表の両耳の聴力障害で認定、片耳ごとの等級による併合の扱いは行いません。

 

後遺障害診断における聴力障害立証のチェックポイント?

立証の検査

純音聴力検査(オージオメーター)、語音聴力検査(スピーチオージオメーター)

聴力検査の回数

日を変えて 3 回、

聴力検査の間隔

検査と検査の間隔は 7 日間、

後遺障害等級の認定

等級は、純音聴力検査では、 2 回目と 3 回目の測定値の平均で認定されます。

2 回目と 3 回目の測定値に 10dB 以上の差が認められる場合は、さらに、聴力検査を行って、 2 回目以降の検査で、その差がもっとも小さい( 10dB 未満)ものの平均により認定されます。

平均純音聴力の求め方

A 周波数 500 ヘルツ、

B 周波数 1000 ヘルツ

C 周波数 2000 ヘルツ

D 周波数 4000 ヘルツ

上記のレベルで聴力を測定し、( A + 2B + 2C + D )÷ 6 の式で求めます。

眼科と同じく耳鼻科の日常の診療は、外耳・中耳・内耳炎の治療等が中心です。

頭部外傷を原因とする聴覚神経の損傷は本来、脳神経外科や神経内科の領域で、耳鼻科の得意とするところではありません。 
したがって、頭部外傷を原因とする聴覚障害は、担当科の紹介で検査のみの受診をします。
被害者の勝手な判断で町の耳鼻科を受診、事故との因果関係の立証をお願いする?など実にナンセンスで、協力が得られることはありません。
この場合は、担当科の紹介が前提ですが、医大系の神経耳鼻科を選択することになります。
耳鼻科にお願いするのは、立証のための検査だけです。
因果関係?一切関係ありません。

難聴を治療する上で、 1 週間ごとに 3 回の検査は全く必要ありません。

これは後遺障害等級を確定させる目的の検査ですから、専門医のほとんどが承知していません。
脳神経外科や神経内科の担当医にそれを伝え、 1 週間ごとに 3 回の検査を行うよう指示をお願いしなければなりません。 検査結果は後遺傷害診断書に記載を受けるのですが、検査表のすべてをコピーで回収、添付しなければなりません。

後遺障害診断、立証の検査前にもう一度熟読し、万全の備えで臨んでください。

( 4 ) ABR =聴性脳幹反応、 SR =あぶみ骨筋反射

従来は、先の純音聴力検査と語音聴力検査で聴力の確認は可能です。
しかし、これらの検査は被害者の自覚的な応答で判定がなされています。
Nliro 調査事務所は、被害者は必ず誤魔化すものだ?と、頑なに思い込んでいますから、さきの検査結果に不審を感じた場合は、さらに執拗に他覚的聴力検査を求めてきます。

ABR ・聴性脳幹反応と SR ・あぶみ骨筋反射が、誤魔化しようのない検査となります。
ABR は音の刺激で脳が示す電気生理学的な反応を読み取って、波形を記録するシステムです。被害者の意思でコントロールすることはできません。
被害者が眠っていても、検査は可能です。

中耳のあぶみ骨には耳小骨筋が付いています。
大音響が襲ってきた場合、この小骨筋は咄嗟に収縮して内耳を保護します。
この収縮作用を利用して聴力を検査するのが SR です。


インピーダンスオージオメトリー

インピーダンスオージオメトリーで検出します。
ABR に同じく、被害者の意思でコントロールはできません。


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