受傷後「見ようとする部分が見え難い」「目前や周りが見え難い」の
自覚症状から気付くことが多いのですが、視野とは眼前の1点を見つめている時に、
同時に見ることの出来る外界の広さのことです。
視野に障害があれば、宮本武蔵の「二刀流」も完成しなかったし、
佐々木小次郎の「燕返し」もあり得なかったのです。
眼で見た情報は網膜から後頭葉の視中枢に伝達されます。
この視覚伝達路に損傷を受けると視力や視野に異常が出て来るのです。
右目で捉えた実像と左眼で捉えた実像はそれぞれ視神経を通じて大脳の視中枢に運ばれますが、
左右の視神経は途中で半交差します。これにより左右の目で感知された情報を脳内で合体させ、
更に物体を立体的に見ることが出来るのです。 |