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交通事故外傷と後遺障害


■第1節:眼の後遺障害click!

1眼球の障害?

第 1 節 眼の後遺障害

 

1 眼球の障害?

● 視力=失明・視力低下に関すること

視力に関すること

1 級 1 号

両眼が失明したもの、

視力の測定は万国式試視力表によることとされています。失明とは眼球を摘出したもの、明暗を判断できないもの、ようやく明暗を区別できる程度のものを説明しています。

2 級 1 号

1 眼が失明し、他眼の視力が 0.02 以下になったもの、

この場合の視力とは矯正視力のことを説明しています。
平成 14 年 4 月からコンタクトレンズによる矯正も認められるようになりました。

2 級 2 号

両眼の視力が 0.02 以下になったもの、

3 級 1 号

1 眼が失明し、他眼の視力が 0.06 以下になったもの、

4 級 1 号

両眼の視力が 0.06 以下になったもの、

5 級 1 号

1 眼が失明し、他眼の視力が 0.1 以下になったもの、

6 級 1 号

両眼の視力が 0.1 以下になったもの、

7 級 1 号

1 眼が失明し、他眼の視力が 0.1 以下になったもの、

8 級 1 号

1 眼が失明し、または 1 眼の視力が 0.02 以下になったもの、

9 級 1 号

両眼の視力が 0.6 以下になったもの、

9 級 2 号

1 眼の視力が 0.06 以下になったもの、

10 級 1 号

1 眼の視力が 0.1 以下になったもの、

13 級 1 号

1 眼の視力が 0.6 以下になったもの、

 1 眼球の外傷?

視力障害では、頭部外傷による視神経損傷と、眼球の外傷を原因とするものに大別できるのですが、ここでは、眼球の外傷を原因とするものに限定して説明を加えます。

視力は、万国式試視力表で検査します。
等級表で説明する視力とは、裸眼視力ではなく、矯正視力のことです。 

矯正視力とは、眼鏡、コンタクトレンズ、眼内レンズ等の装用で得られた視力のことです。
ただし、角膜損傷等により眼鏡による矯正が不可能で、コンタクトレンズに限り矯正が出来る場合は、裸眼視力で後遺障害等級が認定されています。

失明とは眼球を失ったもの、明暗を区別できないもの、ようやく明暗を区別できるもの、つまり矯正された視力で 0.01 未満を説明しています。

両眼の視力障害は、等級表の両眼の項目で認定します。 
1 眼ごとに等級を決めて併合は行いませんので、ご注意ください。
ただし、 1 眼の視力が 0.6 、他眼の視力が 0.02 の場合は両眼の視力障害として捉えれば 9 級 1 号となりますが、 1 眼の視力障害とすれば、 8 級 1 号に該当します。
このケースでは 8 級 1 号を認定しています。

イラストは手動弁と指数弁を説明しています。 

手動弁とは、被害者の眼前で手を上下左右に動かし、動きの方向を弁別出来る能力を言います。 

指数弁とは、被害者に指の数を答えさせ、距離によって視力を表します。  1m/ 指数弁=視力 0.02 、 50cm/ 指数弁=視力 0.01 に相当します。

暗室において被害者の眼前で照明を点滅、明暗を弁別させる光覚弁(明暗弁)がありますが、いずれも失明の検査となります。

2 視神経損傷と眼球の外傷?

ここでは視神経損傷と、眼球の外傷の両方を説明します。
眼の直接の外傷による視力障害は、前眼部・中間透光体・眼底部の検査で立証します。

前眼部と中間透光体の異常は、スリット検査で調べます。
眼底部の異常は、直像鏡で検査します。

視力検査は先ず、オートレフで裸眼の正確な状態を検査します。

例えば水晶体に外傷性の異常があれば、エラーで表示されるのです。
その後、万国式試視力検査で裸眼視力と矯正視力を計測します。

前眼部・中間透光体・眼底部に器質的損傷が認められる場合、つまり、眼の直接の外傷は、先の検査結果を添付すれば後遺障害診断は完了します。
これらで明らかな異常所見が認められない場合?
電気生理学的検査、 ERG ( electroretinogram )を受けなければなりません。

ERG  

      

スリット検査       直像鏡

 

オートレフ

Nliro 調査事務所は、明らかに客観的な他覚所見が取れる?として、この検査結果を最も重要視しています。 

なぜ? 実際に視力が悪いのに良く見せようとする嘘は、ミエミエなのですが、実際は良く見えているのに、見えません?となると、これは見破れないのです。

視力で後遺障害を取りにかかる場合、前者はありません。後者を詐盲と呼んでいます。
Nliro 調査事務所は、被害者の殆どが詐盲を装う?そんな妄想に取りつかれているのです。

ERG は網膜電位と訳すのですが、網膜に光刺激を与えたときに現れる網膜の活動電位をグラフにして記録したもので、当然に、ごまかし?ができません。

3 視神経損傷が疑われる場合?

最後に、視覚誘発電位検査、 VEP ( visual evoked potentials )です。
これは眼球の外傷ではなく、視神経損傷が疑われる場合の検査で、網膜から後頭葉に至る視覚伝達路の異常をチェックします。光刺激によって後頭葉の脳波を誘発し記録します。

4 外傷性頚部症候群由来の眼の症状?

外傷性頚部症候群でも、頚部交感神経異常=バレ・リュー症候群であれば、視力低下、調節力障害が発生、矯正視力検査で右眼の視力が 0.5 になった? 13 級 1 号が認定されるのか?大騒ぎされる被害者がおられますが、結論から申し上げれば、非該当です。

VEP

交感神経=自律神経異常による眼の症状は一過性のもので、生涯継続するものと捉えられていないからです。頚部神経症状として、 14 級 9 号、 12 級 13 号の選択です。

勘違いは禁物、外傷性頚部症候群、頚椎捻挫由来の眼の症状は、眼の後遺障害等級認定基準で判断されないことを理解して下さい。


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