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交通事故外傷と後遺障害


■第1節:眼の後遺障害click!

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●眼の調節機能障害に関すること

第 1 節 眼の後遺障害

 

眼の調節機能障害に関すること

調節機能に関すること

11 級 1 号

両眼の眼球に著しい調節機能障害または運動障害を残すもの、

アコモドポリレコーダーによる調節力が 2 分の 1 以下に減じたもの、眼球の調節力は 55 歳を超えると実質的な機能は失われます。 55 歳以上の被害者は等級認定の対象とはなりません。

12 級 1 号

1 眼の眼球に著しい調節機能障害または運動障害を残すもの、


眼の調節機能は、水晶体が担当しています。
水晶体は、近くの物を見るときは膨張、遠くの物を見るときは縮小して、奥の網膜に像を結びます。
カメラに置き換えて、ピント合わせと理解してください。

調節力は、ジオプトリ( D )の単位で表します。
検査にはアコモドポリレコーダーが調節機能測定装置として使用され、調節力が 2 分の 1 以下となったものが後遺障害の対象となります。


アコモドポリレコーダー

5 歳年令ごとの調節力=治癒時の年令

年令

15

20

25

30

35

40

45

50

55

60

65

調節力

9.7

9.0

7.6

6.3

5.3

4.4

3.1

2.2

1.5

1.35

1.3

交通事故で 1 眼を受傷した場合、他眼との比較で調節力を判断し、両眼を受傷した場合は、さきの年齢別調節力値により判断します。

ただし、調節力の 1.5D は実質的な調節機能を失っている状況を示しており、被害者の年令が 55 歳以上であるときは、等級認定の対象になりません。

眼球の水晶体を摘出し、調節力が完全に失われた場合は、等級に該当するのですが、このケースでも 55 才以上は、等級認定の対象になりません。
私がすでにそうですが、老眼鏡が必要な年齢になれば、「あ〜ぁ、とうとう俺の調節力は失われたのか?」と悟ってください。

調節機能障害は、アコモドポリレコーダーを使用し、少なくとも 3 回以上の検査を重ね、その結果がほぼ一定で、正常な人の 2 分の 1 以下であれば、著しい調節機能障害で、単眼で 12 級 1 号が、両眼で 11 級 1 号が認定されます。

1 眼に調節力障害を残す 30 歳の被害者で説明をします。
1 眼の近点距離が 35cm 、遠点距離が∞であった場合は、
近点の屈折力は、 100 ÷ 35cm = 2.85D
遠点の屈折率は、 100 ÷∞= 0D
調節力は、 2.85D − 0D = 2.85D となり、
6.3D の 2 分の 1 以下で 12 級 1 号が認定されます。
こんなことを覚える必要はありません。


■●眼球の運動障害に関することclick!

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■3その他、瞳孔の異常と涙小管断裂による流涙?click!

■眼の後遺障害等級?click!

■●後遺障害診断における立証のチェックポイント?click!

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