交通事故110番  
まず初めに! コンテンツ 掲示板 相談メール 会員サイト サイトマップ
TOPページへ
交通事故外傷と後遺障害 高次脳機能障害 頚・腰部捻挫 判例の解説 健康保険&労災保険 保険の約款 支払基準 別表 物損 扮セン他
top > コンテンツ > 交通 事故外傷と後遺障害 > 鼻・口・醜状の外傷の傷病名と後遺障害のキモ
交通事故外傷と後遺障害


■1.鼻の構造と仕組みclick!

■2.鼻骨々折 (びこつこっせつ)click!

■3.鼻篩骨骨折 (びしこつこっせつ)click!

■4.鼻軟骨損傷 (びなんこつそんしょう)click!

■5.鼻の欠損click!

6.嗅覚の脱失

6.嗅覚の脱失

 

嗅覚の脱失は、殆どが頭部外傷後の高次脳機能障害、特に、前頭葉の損傷で発症しています。

例外的に、多重追突で、外傷性頚部症候群の男性被害者に嗅覚と味覚の脱失を経験しています。
頭部外傷がなく、絶望的な思いでしたが、事故受傷直後から自覚症状を訴えており、
そのことは、カルテ開示においても確認できました。
検査結果でも、嗅覚・味覚の脱失を立証でき、嘘ではないと確信し、被害者請求で申請したのです。
調査事務所は、7カ月を要して、嗅覚の脱失のみを12級相当として認定してくれたのです。

嗅覚脱失における後遺障害のキモ?

1)T&Tオルファクトメータ検査で立証、検査結果は、オルファクトグラムで表示されます。


バラの香り、焦げた匂い、腐敗臭、甘い香り、糞の臭い、5種類の匂いを嗅がせ、濃淡0〜5まで段階で評価します。
特に腐敗臭では、検査室に同席していると、強烈に臭ってきますが、
嗅覚の脱失では、この強烈な臭いを感じることができません。
検査に要する時間は、およそ20分です。

認知域値の平均嗅力損失値で、5.6 以上は、嗅覚脱失で12級相当が認定されています。
2.6〜 5.5 以下は、嗅覚の減退と判断、14級相当が認定されます。

嗅覚・鼻呼吸の後遺障害等級

12級相当

嗅覚を脱失または鼻呼吸困難が存するもの、
嗅覚の脱失とは T&Tオルファクトメータで5.6以上のもの、

14級相当

嗅覚の減退するもの、
嗅覚の減退とは T&Tオルファクトメータで 2.6〜5.5以下のもの、

2)アリナミンPテスト
もう一つの、静脈性嗅覚検査と呼ばれる、嗅覚障害の有無や程度を調べる検査です。
ニンニク臭を感じるようになる注射液を静脈に注射し、
ニンニク臭を感じ始めてから消えるまでの時間を測定するもので、注射液が静脈から肺に流れ、
それが呼気に排出され、後鼻孔から嗅裂に達し刺激臭になるのですが、
この注射開始から臭いの感覚が生じるまでの時間を潜伏時間、
臭いの感覚が起きてから消えるまでの時間を持続時間として、
その間隔を開始〇秒、消失〇秒として測定します。

アリナミンPテスト、プルスチルアミンとはニンニクとビタミンB1の化合によりできるもので、
市販されているビタミン剤には含まれています。
元気になる、元気が持続する薬ですが、検査した被害者は、甘い匂いを感じたそうです。

他に、アリナミンFテストがあります。
フルスルチアミンというビタミンB1誘導体で、多くのアリナミン剤の主成分です。
このフルスルチアミンを使った検査は、ゴマカシが可能として、調査事務所、労災は排除しています。

ポイントは、アリナミンPテストは、嗅覚がまったくダメになったか、
嗅覚を感じるまでの反応が鈍くなったことを解明するにとどまることです。
つまり、12級か非該当のどちらかの評価しか、できないのです。
その点、T&Tオルファクトメータは、臭いの種別と程度を数値化できますので、
12級、14級に加え、非該当の評価が可能であり、この検査を選択すれば、それらの問題は生じません。


■1.口の構造と仕組みclick!

■2.顔面骨折と9つの分類click!

■3.頬骨々折 (きょうこつこっせつ) 頬骨体部骨折(きょうこつたいぶこっせつ)click!

■4.頬骨弓骨折 (きょうこつきゅうこっせつ)click!

■5.眼窩底骨折 (がんかていこっせつ)click!

■6.上顎骨骨折 (じょうがくこつこっせつ)click!

■7.下顎骨骨折 (かがくこつこっせつ)click!

■8.上顎・下顎骨々折における後遺障害のキモ?click!

■9.味覚障害?click!

■10.言語の機能障害 反回神経麻痺?click!

■11.特殊例 気管カニューレ抜去困難症?click!

■12.嚥下障害?click!

■13.舌骨骨折(ぜつこつこっせつ)click!

■1.醜状障害?click!

前のページに戻る このページの最初に戻る

TOPページへ 交通事故相談サイト