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交通事故外傷と後遺障害


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■49.手根骨の骨折,TFCC損傷?click!

■50.手指の各関節の側副靭帯損傷、親指MP関節尺側々副靭帯の損傷=スキーヤーズサムclick!

■51.手指伸筋腱損傷(てゆびしんきんけんそんしょう)click!

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■54.手指の脱臼と骨折、中手骨頚部骨折click!

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63.手指の靱帯・腱損傷および骨折における後遺障害

手指の靱帯・腱損傷および骨折における後遺障害?
 
まず、後遺障害から!  
 
1)手指の用廃

手指の機能障害による後遺障害等級

4級6号

両手の手指の全部の用を廃したもの、
指の末節骨の長さの2分の1以上を失ったもの、
中手指節関節または近位指節間関節(親指では指節間関節)に著しい運動障害を残したもの、
著しい運動障害とは運動可動域が健側の2分の1以下に制限されたものを言います。

7級7号

1手の5の手指または親指を含み4の手指の用を廃したもの、

8級4号

1手の親指を含み3の手指の用を廃したものまたは親指以外の4の手指の用を廃したもの、

9級13号

1手の親指を含み2の手指の用を廃したものまたは親指以外の3の手指の用を廃したもの、

10級7号

1手の親指または親指以外の2の手指の用を廃したもの、

12級10号

1手の人差し指、中指または薬指の用を廃したもの、

13級6号

1手の小指の用を廃したもの、

14級7号

1手の親指以外の手指の遠位指節間関節を屈伸することができなくなったもの、

手指の全部の用を廃したものとは、親指ではIPより先、その他の指ではPIPより先の2分の1以上を失ったもの、
また親指ではIP・MCPその他の指ではPIP・MCPのいずれかに正常可動域の2分の1以下に制限されたものを言います。
両手であれば4級6号が、片手であれば、7級7号が認定されます。
/道

部位

MCP関節主要運動

IP関節主要運動

他の主要運動

親指

屈曲

伸展

合計

屈曲

伸展

合計

橈外転

掌外転

合計

正常値

60°

10°

70°

80°

10°

90°

60°

90°

150°

用廃

30°

35°

40°

45°

30°

45°

75°

△修梁召了

部位

MCP関節主要運動

PIP関節主要運動

手指

屈曲

伸展

合計

屈曲

伸展

合計

正常値

90°

45°

135°

100°

100°

用廃

45°

25°

65°

50°

50°

手指の関節は、親指にあっては、指先に近い方からIP、MCP関節、
親指以外の手指にあっては、指先に近い方からDIP、PIP、MCP関節といいます。
手指の関節に参考運動はありません。


手指の機能障害に伴う後遺障害は、MCPとIP関節が対象で、
どちらかの関節可動域が、健側に比較して2分の1以下にならない限り、
用廃ではなく、等級の認定はされないという厳しいものです。
DIP関節に至っては、全く屈伸できない状態で、やっと14級9号です。

もちろん、疼痛を残したときは、神経症状として14級9号、12級13号が認定されていますが、
大多数は14級9号で、弁護士が交渉しても、逸失利益の喪失年数は10年がやっとのレベルです。

 
2)治療の現場では?
 
手指の専門外の開業医では、靱帯や腱損傷の知識に乏しく、元から関心を示しません。
骨折の発見では真剣さがありますが、XPによる画像診断では見落とすことが多いのです。
CT、MRIと積極的に撮影すればいいのですが、専門外では、そこまでの熱意がありません。

結果、「突き指なら、しばらく、様子を見ましょう?」で、スルーされることが大半、
カルテに自覚症状の記載を残すことも稀な状況となっているのです。
幸い、骨折が発見されたときでも、ギプス固定がやっとで、後療法のリハビリには無関心です。

なお、被害者にとって、たちが悪いのは、受傷直後では、それほどの訴えでもないのに、
時間の経過とともに、ズレや不安定性が増強し、痛みや運動制限の訴えが強くなってくることです。
損保料率機構調査事務所は、等級の審査では、受傷直後からの症状の一貫性を重視しています。
ときをおいて、だんだん重症化するものは、疑いの目で見られるのです。

3)合理的な解決には?
受傷2カ月以内に専門医を探し出して受診することです。
もう1つの有効策は、交通事故110番の無料相談会に参加し、専門医の紹介を受けることです。

専門医の優れたオペと後療法がなされれば、多くは後遺障害を残すこともなく治療が完了します。
もっとも、交通事故ですから、不可逆的な損傷で後遺障害を残すこともあります。
であっても、ダラダラ治療を続けることなく、早期社会復帰が実現できたことは事実です。
これは大いに評価できることなのです。

現実は、こんなにスムースには進んでいません。
漫然治療を続け、保険屋さんから治療打ち切りの催促を受けるにおよんで、やっと重い腰を上げる被害者が圧倒的なのです。
受傷から4、6カ月を経過していれば、専門医を受診、オペを受けても外傷は陳旧化しており、劇的な改善は得られず、
当然のことながら、後遺障害も本件事故との因果関係を立証することができないで、大多数は全滅、轟沈することになります。
これは悔しいことですが、生々しい現実です。

4)後遺障害について?
まず、手指の機能障害では、認定基準が相当に厳しいという事実があります。
もう1つ、手指の可動域の計測は煩わしい作業で、いつでも正確ではない現実もあります。

毎日、多くの被害者から、「なん級が認定されるのでしょうか?」こんなメールがなされていますが、
等級に踏み込むには、被害者の年齢、事故発生状況と画像、治療を行った治療先と医師、受傷からオペまでの期間、
オペの技術、オペ後の後療法の情報が必要となります。

これらの情報は、無料相談会に参加されることでしか、正確につかみ取ることはできません。
やはり、受傷2カ月の段階で、専門医を受診する、後遺障害は無料相談会に参加して見通しをつけることが重要です。
鉄は、熱いうちに叩かなければなりません。


■64.突き指のいろいろ?click!

■65.手指の欠損について?click!

■66.胸郭出口症候群 (きょうかくでぐちしょうこうぐん)click!

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