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交通事故外傷と後遺障害


■1骨盤の仕組みclick!

■2.骨盤骨折;軽症例1)腸骨翼骨折2)恥骨骨折と坐骨骨折3)尾骨骨折click!

■3.骨盤骨折の重症例?straddle骨折、Malgaigne骨折?4)恥骨結合離開と仙腸関節の脱臼?click!

■4.骨盤骨折に伴う出血性ショック?内腸骨動脈損傷click!

■5股関節の仕組み?click!

■6股関節後方脱臼・骨折(こかんせつこうほうだっきゅう・こっせつ)?click!

■7股関節中心性脱臼(こかんせつちゅうしんせいだっきゅう)?click!

■8外傷性骨化性筋炎(がいしょうせいこっかせいきんえん)?click!

■9変形性足関節症?click!

■10.ステム周囲骨折?click!

■11.股関節唇損傷?click!

12.腸腰筋の出血、腸腰筋挫傷

12.腸腰筋の出血、腸腰筋挫傷
 

交通事故では、自転車、バイクからの転倒による打撲を原因としています。

腸腰筋は、腰椎と大腿骨を結ぶ筋肉群、大腰筋と腸骨筋の2つの筋肉で構成されています。
内臓と脊椎の間に存在し、主として、股関節を屈曲させる働きをしていますが、
同時に、腰椎のS字型を維持する機能も併せ持っています。

腰椎椎体骨と大腿骨の間に腸腰筋と呼ばれる大きな筋肉があります。
腸腰筋挫傷による出血は、股関節〜下腹部の痛み、足を伸ばせないなどの症状が出現します。
右の腸腰筋出血では、右下腹部痛により、急性虫垂炎と間違えられることがあります。
出血付近の神経を圧迫し、下肢に神経障害、知覚麻痺や痺れの症状をきたすこともあります。
大きな筋肉であることから、大量出血が認められることもあります。

出血性ショックに陥れば、血圧低下、貧血が発生します。
XP、CT検査により、腸腰筋内の高濃度吸収域=出血、低濃度吸収域=血腫を確認することができるので、
比較的には、容易に診断されます。

治療は、保存的に、再出血防止の為にベッド上安静が指示されています。

腰腸筋挫傷における後遺障害のキモ?

1)肉離れ、筋違いで後遺障害を残すことは、通常は考えられません。
ところが、腰腸筋挫傷では、過去に12級13号、12級7号を複数例、経験しているのです。

2)どうして?
自転車VS自動車の出合い頭衝突で、左股関節〜下腹部の痛み、足を伸ばせないなどの症状を訴える、
被害者が救急搬送されてきました。
医師は、XP、CT検査を行って、骨折をチェックするのですが、骨折がないと分かると、
途端に、興味を失い、引き続き、エコーやMRI検査を行って筋挫傷をチェックすることはありません。
CTであっても、出血や血腫は確認できるのですが、興味を失っており、そこで止まっているのです。
「打撲で内出血していますが、日にち薬で治ります。」 決めつけてしまうのです。

3)被害者も、打撲による肉離れ、骨折がなければ、一安心で、落ち着きます。

筋肉に対する打撲の程度が大きいと、深く広範囲に内出血が発生します。
内出血が発生した筋肉内では、組織の修復活動、つまり細胞の増殖が行なわれるのですが、
この修復活動が過剰に進むと、筋肉が固くなり、筋肉同士が癒着することがあります。
その結果、筋肉が伸びにくくなったり、収縮機能が落ちたり、関節の動きに制限が生じるのです。

筋肉の出血は、筋肉を覆っている筋膜と筋肉の間、あるいは筋肉の中で発生しています。
出血後の血腫は、筋肉を圧迫し、運動痛や、出血量が多ければ腫れてきます。
筋肉内出血では、筋肉自体はもちろんのこと、筋肉の周囲の神経や血管を圧迫することが予想され、
筋肉自体の圧迫では、筋肉に引きつりが生じ、筋肉の長さが変わることにより、
関節自体に外傷がなくても関節の可動域に制限が生じます。

神経圧迫では、その神経に麻痺が生じ、血管圧迫では、手足の先の血行障害を起こします。
これらが、長時間継続することで、後遺症を残すのです。
臀部、大腿部、肩の筋肉は、大きな筋肉であり、出血の量も問題となります。
出血性ショックに陥れば、血圧低下、貧血が発生します。

4)どうして、左股関節部に強い痛みを訴えているのか?
XP、CT検査により、腸腰筋内の出血、血腫を発見していれば、入院下で、アイシング、
伸縮包帯による打撲部の圧迫、その後のリハビリ治療で完治したのです。
放置されたために、後遺症を残したのですが、12級7号で、1300万円をゲットした被害者もいます。

しかし、この後遺障害は、それなりの専門家が、研ぎ澄まされたセンスで対応しないと、
医師の非協力もあって、なかなか追い込めないのです。
筋挫傷による炎症や鬱血が長期におよぶと、筋肉細胞が増殖し、硬化します。
これを医学では、硬結と呼ぶのですが、立派な他覚所見です。
上記の画像所見などの記載がないと、自覚症状だけでは、気のせい、大袈裟で非該当です。
我田引水で恐縮ですが、それなりの専門家とは、私やチーム110のスタッフのことです。

その辺の、「ぎょうちぇいちょち」 で仕切れることではありません。


■13大腿骨頚部骨折(だいたいこつけいぶこっせつ)? click!

■14大腿骨転子部・転子下骨折(だいたいこつてんしぶ・てんしかこっせつ)?click!

■15大腿骨々幹部骨折(だいたいこつこつかんぶこっせつ)?click!

■16大腿骨顆部骨折(だいたいこつかぶこっせつ)?click!

■17梨状筋症候群 (りじょうきんしょうこうぐん)click!

■18膝関節の仕組み?click!

■19.膝関節内骨折、𦙾骨顆部骨折、𦙾骨近位端骨折、𦙾骨高原骨折、プラトー骨折click!

■20𦙾骨と腓骨の働き 腓骨って役目を果たしているの?click!

■21𦙾骨顆間隆起骨折(けいこつかかんりゅうきこっせつ)?click!

■22膝蓋骨々折(しつがいこつこっせつ)?click!

■23蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)?click!

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■62足根骨の骨折 右踵骨不顕性(みぎしょうこつふけんせい)骨折?click!

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■76.足根骨の骨折 立方骨(りっぽうこつ)圧迫骨折=くるみ割り骨折?click!

■77足根骨の骨折 舟状骨裂離(しゅうじょうこつれつり)骨折?click!

■78足根骨の骨折 有痛性外𦙾骨(ゆうつうせいがいけいこつ)?click!

■79.足根骨の骨折 二分靱帯(にぶんじんたい)損傷?click!

■80.足根骨の骨折 踵骨前方突起(しょうこつぜんぽうとっき)骨折?click!

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