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交通事故外傷と後遺障害


■1骨盤の仕組みclick!

■2.骨盤骨折;軽症例1)腸骨翼骨折2)恥骨骨折と坐骨骨折3)尾骨骨折click!

■3.骨盤骨折の重症例?straddle骨折、Malgaigne骨折?4)恥骨結合離開と仙腸関節の脱臼?click!

■4.骨盤骨折に伴う出血性ショック?内腸骨動脈損傷click!

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■6股関節後方脱臼・骨折(こかんせつこうほうだっきゅう・こっせつ)?click!

■7股関節中心性脱臼(こかんせつちゅうしんせいだっきゅう)?click!

■8外傷性骨化性筋炎(がいしょうせいこっかせいきんえん)?click!

■9変形性足関節症?click!

■10.ステム周囲骨折?click!

■11.股関節唇損傷?click!

■12.腸腰筋の出血、腸腰筋挫傷click!

■13大腿骨頚部骨折(だいたいこつけいぶこっせつ)? click!

■14大腿骨転子部・転子下骨折(だいたいこつてんしぶ・てんしかこっせつ)?click!

■15大腿骨々幹部骨折(だいたいこつこつかんぶこっせつ)?click!

■16大腿骨顆部骨折(だいたいこつかぶこっせつ)?click!

■17梨状筋症候群 (りじょうきんしょうこうぐん)click!

■18膝関節の仕組み?click!

■19.膝関節内骨折、𦙾骨顆部骨折、𦙾骨近位端骨折、𦙾骨高原骨折、プラトー骨折click!

■20𦙾骨と腓骨の働き 腓骨って役目を果たしているの?click!

■21𦙾骨顆間隆起骨折(けいこつかかんりゅうきこっせつ)?click!

■22膝蓋骨々折(しつがいこつこっせつ)?click!

■23蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)?click!

■24膝蓋骨々軟骨々折とスリーブ骨折?click!

■25膝離断性骨軟骨炎(しつりだんせいこつなんこつえん)?click!

■26膝蓋前滑液包炎(しつがいぜんかつえきほうえん)?click!

■27膝窩動脈損傷(しっかどうみゃくそんしょう)?click!

■28腓骨骨折(ひこつこっせつ)?click!

■29𦙾・腓骨々骨幹部開放性骨折(けい・ひこつこつかんぶかいほうせいこっせつ)?click!

■30下腿のコンパートメント症候群?click!

31変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)?

31変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)?
 

交通事故で、膝関節のプラトー骨折、脱臼、前・後十字靱帯や半月板を損傷しました。

※救急搬送された治療先に専門医が配置されておらず、結果、不適切な治療が行われた?
※事故受傷で、膝関節部は不可逆的に破壊され、切断は免れたものの、大きな後遺障害を残した?

上記の2つのパターンでは、示談締結後の2次性疾患として、変形性膝関節症が想定されます。


正常なもの

初期             進行期

 

※初期 軟骨がすり減り、間隔が狭くなる。
※進行期 骨棘形成が進み、骨同士が直接にぶつかる。

正常な膝関節の表面は、軟骨で覆われています。
軟骨の働きにより、衝撃を和らげ、関節の動きは滑らかです。
そして、滑膜から分泌される関節液により、大腿骨はアイススケートよりも滑らかに滑走しています。
関節液は、軟骨の成分であるヒアルロン酸を含んだ粘りのある液体で、膝関節の潤滑油と、
軟骨に対する栄養補給の役割を果たしているのです。

変形の初期段階では、関節軟骨の磨耗は軽度なもので、自覚症状は、ほとんどありません。
軟骨の磨耗が、あるレベルに進行する中期となると、膝の曲げ伸ばし、立ち上がり、歩行中の膝にかかる負担が増加し、
軟骨、半月板の変性による刺激によって、関節炎を発症します。
膝蓋骨周辺に水がたまり、膝が腫れ、膝を曲げ伸ばし動作での疼痛や可動域制限が生じます。

進行期に入ると、軟骨の磨耗がさらに進み、関節の土台の骨である軟骨下骨が露出し、
骨そのものの変形である骨棘形成が見られます。
この段階に至ると、強い動作痛と大きな可動域制限により、日常生活は、大きく障害されます。

変形性膝関節症となると、膝の痛みのため、あまり歩かなくなり、脚の筋肉が衰えていきます。
膝の筋肉が衰えると、さらに、膝に負担がかかり、変形性膝関節症は進行するのです。

これらの悪循環を絶つには?

摩耗した関節軟骨を元の完全な形に修復する方法は、現在のところ、ありません。
変形性膝関節症の治療は、痛みをとり、膝が完全に曲がりきらない状態や伸びきらない状態を改善して、
膝の機能を高めることを目指して行われます。
治療方法は、保存的には、薬物療法、温熱・冷却療法、運動療法の3つの療法が基本となります。
しかし、これらは根治療法ではなく、対症療法です。
これらの治療でも痛みが改善されないときには、以下のオペが実施されています。

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中期の変形性に対して選択されるオペで、膝関節に小さなカメラを入れ、変形軟骨を切除、
半月板を縫合、切除するオペで、膝に小さな穴を数カ所開けるだけで、
負担も少なく入院期間も短いのですが、交通事故による2次性疾患では、変形性が進行していることが多く、
条件に適合する被害者は少ない状況です。

高位𦙾骨々切り術
O脚を矯正する手術で、ほぼ完治しますが、長期入院が必要で回復には半年近くを要します。
手術を受けられる人は限られてくるのが弱点です。

人工膝関節置換術
変形性膝関節症が進行し、痛みで日常生活が困難になったときに選択するオペです。
高齢者でも受けられますが、まだ、耐久性が証明されていないこと、
可動域が狭くなり正座ができなくなることなどがデメリットです。

変形性膝関節症における後遺障害のキモ?

1)変形性膝関節症では、示談から早くて3年、遅ければ10年近くを経過してのオペとなります。
この疾患は、交通事故後の2次性疾患ですから、新たな後遺障害は、保険屋さんに請求できます。
例えば、人工関節置換では、8級7号、もしくは10級11号が認定されることになり、
前回の認定等級との差額を請求しなければなりません。

※示談書の控え、前回の交通事故のファイルは、残しているのか?
※当時の査定担当者は、転勤でおりません?
※当時の書類は、離れた倉庫で保管されており、書類を確認するまでは保留です?
※示談をした保険屋さんが、そのままで残っているのかも疑問です?

コラム あの千代田火災は、どうなったのか?
千代田火災は、大東京火災と合併して、あいおい損害保険となりました。
その後、あいおい損害は、ニッセイ同和損保と合併し、あいおいニッセイ同和損保となったのです。
その前に、同和火災とニッセイ損害が合併してニッセイ同和損保となっています。
もうすぐ、三井住友海上火災に吸収されちゃう? そんな噂がささやかれています。

私が保険調査員時代、自動車保険を販売する保険屋さんは20社前後であったと記憶しています。
ところが、その後は合従連衡を繰り返し、倒産消滅が2社で、結局は11社、ほぼ半分となりました。
そこに、ダイレクト系の損保が新規参入し、外資を除けば、現在は22社となっています。
今後も、合従連衡が予想されており、5年先すら見通せない状況です。

しかし、相手の保険屋さんが消滅しても、示談の内容は、引き継がれています。
任意保険は知りませんが、自賠責保険の関係書類は永久保存となっています。

2)年数を経過しての掘り起こしは、大変面倒なものです。
膝関節のプラトー骨折、脱臼、複合靱帯損傷などで、将来、変形性膝関節症が懸念されるときは、
交通事故に長けた弁護士に委任して示談締結することをお勧めします。

示談書に、
「今後、乙に本件事故が起因する新たな後遺障害が発現したる際は、甲乙間において、別途協議を行うものとする。」 
掘り起こしで、逃げられないためにも、この文言の記載が必要です。

3)通勤災害、業務災害で労災保険の適用を受けているときは、
保険屋さんとの示談締結後に変形性膝関節症でオペを受けることになっても、
再発申請書を提出すれば、治療費、治療期間中の休業給付が支払われ、
オペ後の後遺障害部分の損害にも対応してくれます。

ところが、保険屋さんとなると、これらの費用の負担はなく、
あくまでも後遺障害部分の損害を請求するだけとなり、 オペとリハビリの治療費は被害者の負担、
休業損害も、社保・組合健保であれば、傷病手当金の請求をしなければなりません。

交通事故では、勤務先に遠慮して労災保険の適用を見送る被害者がおられます。
その後に、股関節の後方脱臼骨折で人工骨頭置換術となり、後悔しきりの被害者が2名おられます。

災難は、いつの場合でも、不手際に忍び寄るのです。

コラム 水がたまるとは?
水がたまるとは、滑液などの体液が、膝関節内外で過剰に分泌され、溢れているのです。
膝は、パンパンに腫れ上がりますが、炎症を起こした部位に対して、生体が行なう防御反応であって、
水がたまることは、病気ではありません。
元々、膝の関節包内には、適正な量の滑液が補給されており、潤滑の役目を果たしています。

膝関節前方、膝蓋骨周辺が腫れ上がると、関節周囲炎や関節包炎と呼ばれ、
関節包の後方に穴が開き、体液が膝裏にたまると、ベーカー嚢腫と呼ばれます。

「水を抜くとクセになるので良くない?」 これは都市伝説、迷信、思い込みの類いです。
なんど水を抜いても、クセには、なりません。
抜いても、抜かなくても、炎症が治らない限り、水は、どんどんたまり続けるのです。


■32腓腹筋断裂 肉離れ?click!

■33膝関節内骨折 𦙾骨顆部骨折(けいこつかぶこっせつ)?click!

■34半月板損傷(はんげつばんそんしょう)?click!

■35ACL前十字靱帯損傷(ぜんじゅうじじんたいそんしょう)?click!

■36PCL 後十字靱帯損傷(こうじゅうじじんたいそんしょう)?click!

■37MCL内側々副靱帯損傷(ないそくそくふくじんたいそんしょう)?click!

■38LCL外側々副靭帯損傷(がいそくそくふくじんたいそんしょう)?click!

■39PLS膝関節後外側支持機構(ひざかんせつこうがいそくしじきこう)の損傷?click!

■40複合靭帯損傷(ふくごうじんたいそんしょう)?click!

■41座骨・腓骨・𦙾骨神経麻痺って、なに?click!

■42坐骨神経麻痺(ざこつしんけいまひ)?click!

■43𦙾骨神経麻痺(けいこつしんけいまひ)?click!

■44腓骨神経麻痺(ひこつしんけいまひ)?click!

■45深腓骨(しんひこつ)神経麻痺=前足根管(せんそっこんかん)症候群?click!

■46浅腓骨(せんひこつ)神経麻痺click!

■47.仙髄神経麻痺click!

■48.足関節の構造と仕組みclick!

■49右腓骨遠位端線損傷?click!

■50右足関節果部骨折click!

■51.足関節果部脱臼骨折、コットン骨折click!

■52アキレス腱断裂?click!

■53アキレス腱滑液包炎?click!

■54足関節不安定症?click!

■55足関節に伴う靱帯損傷のまとめ?click!

■56.足関節離断性骨軟骨炎(あしかんせつりだんせいこつなんこつえん)?click!

■57腓骨筋腱炎?(ひこつきんけんえん)?click!

■58.変形性足関節症?click!

■59足の構造と仕組み?click!

■60足根骨の骨折 外傷性内反足(がいしょうせいないはんそく)?click!

■61足根骨の骨折距骨(きょこつ)骨折?click!

■62足根骨の骨折 右踵骨不顕性(みぎしょうこつふけんせい)骨折?click!

■63足根骨の骨折 踵骨(しょうこつ)骨折?click!

■64.足根骨の骨折 距骨々軟骨(きょこつこつなんこつ)損傷?click!

■65足根骨の骨折 足根管症候群、後𦙾骨神経麻痺?click!

■66足根骨の骨折 足底腱膜断裂(そくていけんまくだんれつ)?click!

■67足根骨の骨折 足底腱膜炎(そくていけんまくえん)?click!

■68モートン病 (MORTON病)?click!

■69足根洞症候群(そっこんどうしょうこうぐん)?click!

■70足根骨の構造?click!

■71足根骨の骨折 ショパール関節脱臼骨折click!

■72.足根骨の骨折リスフラン関節脱臼骨折click!

■73足根骨の骨折リスフラン靱帯損傷click!

■74足根骨の骨折 第1楔状骨(けつじょうこつ)骨折?click!

■75足根骨の骨折 足の舟状骨(しゅうじょうこつ)骨折?click!

■76.足根骨の骨折 立方骨(りっぽうこつ)圧迫骨折=くるみ割り骨折?click!

■77足根骨の骨折 舟状骨裂離(しゅうじょうこつれつり)骨折?click!

■78足根骨の骨折 有痛性外𦙾骨(ゆうつうせいがいけいこつ)?click!

■79.足根骨の骨折 二分靱帯(にぶんじんたい)損傷?click!

■80.足根骨の骨折 踵骨前方突起(しょうこつぜんぽうとっき)骨折?click!

■81足趾の骨折 基節骨の骨折click!

■82足趾の骨折 中足骨骨折click!

■83.足趾の骨折 第5中足骨基底部骨折=下駄骨折?click!

■84足趾の骨折?click!

■85足趾の骨折?click!

■86.下腿骨の切断、足趾の切断click!

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