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交通事故外傷と後遺障害


受傷機転

頚・腰部捻挫周辺の傷病名と後遺障害

 

●受傷機転

自動車を運転中、後方から追突を受けると、体幹は車と共に急激な加速を受けて前進します。
ところが頭部は、4〜5圓僚鼎気任垢ら、 慣性の法則が働き、その位置に止まろうとします。
だるま落としを想像すれば、理解が早まります。

一方、頚部は1本の骨ではなく、7個の椎体骨で構成されており、それぞれに関節を有しています。

追突の衝撃で、体幹が前に移動し、頭部は後方向に移動、その直後の反動で頭部は、大きく前方向に移動します。 関節を有する直径12兮らずの頚部に、日常生活ではあり得ない過屈曲と過伸展が加えられた結果、頚部の組織に圧迫や断裂、捻転が生じ、外傷性頚部症候群、頚椎捻挫、頚部挫傷等の傷病名と診断されているのです。

直径12兪宛紊侶柯瑤砲蓮中央部に脊髄、前部に甲状腺や気管が存在し、左右には総頚動脈、内頚動脈、椎骨動脈が走行しています。血管に沿って交感神経が走行しており、極めて緻密な構造となっています。 

この頚部に衝撃を受けると、関節は捻転、周辺の軟部組織は断裂、内出血、脊髄から枝分かれをした末梢神経の神経根は圧迫を受けることになります。

外傷性頚部症候群は、実に奥が深い傷病なのです。

●外傷性頚部症候群=TCSの複合症状

(1)頚・腰部周辺の筋肉や靭帯の軟部組織の炎症にとどまるもの
傷病名は、頚部捻挫、頚椎挫傷、外傷性頚部症候群等と記載されます。
頚部に、過伸展や過屈曲が発生したとしても、その程度が軽ければ、頚部を囲んでいる筋肉や靭帯の軟部組織の部分断裂や出血の傷害で止まるのが大半です。
これが、頚部捻挫全体の70%近くを構成しているのですが、受傷後3ヵ月以内に後遺障害を残すことなく治癒、 したがって、軟部組織の炎症にとどまるものは、後遺障害の対象になりません。

(2)脊髄から枝分かれをした末梢神経である、神経根に障害を残すもの
傷病名は、頚部捻挫、外傷性頚部症候群、頚椎神経根症、頚椎椎間板ヘルニア等になり、後遺障害の対象となりますが、根本的には、被害者の年齢変性を原因としています。

(3)脊髄本体に障害を残すもの
傷病名は、中心性脊髄損傷、脊髄不全損傷、頚椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、後縦靭帯骨化症等になり、後遺障害の対象となります。
中心性脊髄損傷は、脊髄損傷であり、TCSの範疇に含まれません。

(4)椎骨動脈やそれと並行して走行している交感神経に障害を残すもの
バレ・リュー症候群、脳底椎骨動脈血行不全症、
バレ・リュー症候群は、頚部交感神経の暴走を原因としており、治療先は、ペインクリニックもしくは麻酔科、早期に治療を開始すれば、多くは、受傷から3、4ヵ月で改善が得られます。

脳底椎骨動脈血行不全症は、極めて少数例で、この35年間で1例を経験したのみです。

(5)その他
胸郭出口症候群=TOS、低髄液圧症候群=脳脊髄液減少症=CSFH等になります。
TOSには、牽引型と圧迫型の2種類があり、いずれも、過去には12級13号が認定されていました。
ところが、平成17、18年、血管造影撮影で圧迫を立証したほぼ200名の被害者について、恣意的な認定がなされ、全員がTOSとしては非該当とされています。
一方、裁判では、直近の判例でも、12級13号が認定されており、今後は、訴訟で損害賠償を実現いていくことを予定しています。
CSFHは、先頃、日本神経外傷学会に参加する脳神経外科医が中心となり、認定基準が発表されており、それは、CSFHで説明を加えています。

本編では、外傷性頚部症候群=TCSの複合症状、周辺疾患について学習します。

■頚椎神経根症=radiculopathyclick!

■外傷性頚部症候群の神経症状について?click!

■バレ・リュー症候群と耳鳴り、その他の障害について?click!

■4頚肩腕症候群click!

■5椎骨脳底動脈血行不全症click!

■6環軸椎亜脱臼、AADclick!

■7肩関節周囲炎click!

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