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交通事故外傷と後遺障害


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5椎骨脳底動脈血行不全症

頚・腰部捻挫周辺の傷病名と後遺障害

 

5椎骨脳底動脈血行不全症

(1)病態
強い耳鳴り・難聴・眩暈の訴えをなされる頚部捻挫の被害者が、稀におられます。

椎骨動脈は鎖骨下動脈から分岐し第6頚椎から第1頚椎の横突孔を走り頭蓋内に流入、内耳・小脳・脳幹等の平衡感覚や聴覚に影響を持つ部位に血液を供給しています。

椎骨動脈の直接の損傷、周囲からの圧迫、あるいは動脈壁に分布して血管の収縮・拡張を調整する頚部交感神経の機能の異常により、血液の流入先に血行障害を起こした場合、耳鳴り・難聴・眩暈が発生しても不思議ではありません。

(2)症状
本来は、椎骨動脈造影検査で狭窄や圧迫が確認されて、この病名が立証されたことになるのですが、臨床上では、被害者の訴えに眩暈、悪心、嘔吐、目のかすみ、上肢の痺れがあり、首を回転、過伸展したときに、これらの症状が出現するケースで、この傷病名が記載されています。

椎骨動脈の血行障害は、動脈硬化による血管の狭窄、血栓による血管閉塞でも起こります。 軽度のものは先に説明した、バレ・リュー症候群でも、交感神経異常として認められています。

頚部の骨折・脱臼を伴わない捻挫で、これが発症することは基本的にはありません。

被害者の皆様は、この傷病名が診断書に記載されていても、血管造影検査で明確に認められない限り、過剰に神経質になることはありません。

(3)診断
椎骨動脈造影により動脈の一部が細くなっていたり、造影剤が見えなくなっていたりします。

(4)治療と後遺障害
本症例の場合、脳外科、血管外科の専門医の診断と治療を必要とします。
血行改善剤の投与、神経ブロック療法、ケースによっては、横突孔の開放術が検討されます。

私の担当する被害者は、ニコリンをメインとし、アデホス、ノイロトロピン、メチコバール、の点滴投与を受けておりました。ニコリンは途中からルシドリールに変わりました。
一定の効果を示したのですが、全快には至りませんでした。

Nliro調査事務所は、失調・眩暈および平衡機能障害が立証できれば、3、5、7、9、12、14級の後遺障害等級を認定しています。
しかし、Nliro調査事務所の見解は、頭部外傷を原因として、失調・眩暈および平衡機能障害等の症状が認められること、限定した条件設定がなされています。

本症例は、先天性の形態異常、動脈硬化を原因とする血管腔の狭小化、変形性頚椎症の場合、骨棘による圧迫等によっても発症します。

私の経験則では、ほとんどが、椎骨動脈の壁に分布する血管運動神経、つまり交感神経の暴走を原因とするバレ・リュー症候群で、椎骨脳底動脈血行不全症とは認められておりません。

本症例での後遺障害等級は、経験しておりませんので不明です。

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