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交通事故外傷と後遺障害


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7肩関節周囲炎

頚・腰部捻挫周辺の傷病名と後遺障害

 

7肩関節周囲炎

(1)病態
肩関節周囲炎、いわゆる四十肩・五十肩と理解してください。
久しぶりに野球をやった、翌朝起きてみると肩が痛くて腕が上がらない。 通常はこんな形で発症します。
私は今年の8月に63歳になりますが、まだ、この経験がありません。

私の行きつけの散髪屋さんの大将は69歳ですが、今、この症状に苦しんでいます。 肩関節は棘上筋・三角筋・腱板・肩峰下滑液包に包まれるような構造になっています。
肩関節周辺組織の加齢に基づく退行性変化を基盤にして発症した疼痛性肩関節拘縮で、明らかな原因が不明なものを、肩関節周囲炎と呼んでいます。

(2)症状
肩関節の運動制限が認められ、それに伴って疼痛が生じます。 運動制限では、特に、頭の後ろに手を持っていく髪結動作、腰の後方で帯を結ぶ結帯動作のときに、これらの症状が増強します。


(3)診断
通常は、原因の心当たりがないのに、上記の症状が現れます。
稀には、XP撮影で、棘上筋腱に石灰化が、また上腕骨頭に骨萎縮が認められることがあります。

(4)治療と後遺障害
疼痛軽減の目的で、消炎鎮痛剤・ビタミン剤の薬物療法と温熱療法等を行います。
関節の運動制限に対しては、五十肩運動などを行います。
上記のような保存的療法が中心ですが、頑固な疼痛に対して、最近では、関節鏡下で癒着の剥離等が実施されています。

頚椎捻挫の被害者の診断書に、肩関節周囲炎の傷病名が記載されていることが、かなりの頻度であります。6ヵ月を経過しても症状が改善せず、肩関節の機能障害として後遺障害診断がなされることがありますが、肩関節の脱臼、骨折や打撲等の傷病名が認められず、器質的損傷を立証できないので、後遺障害として認定されることはありません。

ただし、肩関節周囲炎は、加齢による退行変性を基盤にしていることは医学の常識ですから、事故を契機にして発症したものについては、全て事故と関係がないと断定することは出来ません。

加害行為よりも、被害者の年令による退行変性が悪い?そんなバカげたなことは、通らないのです。
こんなことが通用すれば、43歳以上の人間は、道を歩くのも命がけとなるのです。
肩に対する直接の外傷がなくても、首が痛くて肩を動かすことが、しばらく出来ない状態で、肩関節周囲炎を発症することは、何の不思議もありません。

機能障害としての等級はありませんが、頚椎捻挫の神経症状として、認定の対象になります。
つまり、12級13号、14級9号の選択となります。


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