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交通事故外傷と後遺障害


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9仙腸関節機能不全、AKA

頚・腰部捻挫周辺の傷病名と後遺障害

 

9仙腸関節機能不全、AKA

(1)病態
傷病名が頚・腰部捻挫であるのに、歩行もままならない被害者が、大体3年周期で登場します。
大半の主治医はプシコ扱いで、真面目な対応をしてくれません。

プシコとは、医師仲間の隠語で、psycho consult=精神科医に相談を意味しています。
正しく発音すれば、教養豊かな患者は、「俺をキチガイ扱いするのか!」とシッカリ理解します。
それゆえ、プシコと呼んでいるのです。

私も、頚・腰部捻挫は、少なく見ても7000例を超える経験があります。
経験則でそれなりに承知しているのですが、AKAの説明は、不可解でできません。


元国立大阪南病院 整形外科の博田医師は、これを仙腸関節の機能不全を原因とするものと説明しておられ、
AKAの独自の理論を学会で発表されています。

脊柱骨の最後の部分は仙骨と尾骨で構成されており逆三角形で骨盤骨に収まっています。
この部分を仙腸関節と呼ぶのですが、この納まり具合がおかしいと歩行に支障を来すような痛みが
腰部に発生するとのお考えです。

(2)症状
歩行障害を伴う、腰部の激痛です。

(3)治療と後遺障害
現在、博田先生は南海高野線 千代田駅前で開業をしておられます。
理学療法を中心に、主に骨盤骨の矯正が治療の中心です。

歩けなかった被害者が、1回の治療で電車に乗って帰った?経験を何度もしていますが、症状は何度も繰り返すのを特徴としております。つまり、明らかに治癒しないのです。

このAKA理論は、画像所見を確保できないところに最大のウイークポイントがあります。
画像で説明できないので、残念ながら整形外科学会では認知に至っていません。

このAKA理論は、リハビリ科の整体師に信奉者が多いことを特徴としています。
Nliro調査事務所の考えは、画像で器質的損傷を確認できないことから、後遺障害等級の認定には、否定的です。 
周辺症状を丁寧に拾い上げて申請を行っても、12級13号が限界です。

保険屋さんの対応は、むち打ちに同じで、受傷後3、4ヵ月で治療費も休業損害も打ち切ってくるのが普通、うるさく言うと弁護士から通知書が送達され、債務不存在確認請求訴訟へと発展していくのを常としています。

AKA理論の提唱者である博田医師の診断を別にすれば、考えられる精密検査のすべてを実施しても、決め手が現れない被害者に対して、困り果てた医師がこの診断名をつける傾向です。

私ごときが、評価する立場にありませんし、またできません。

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