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交通事故外傷と後遺障害


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13後縦靭帯骨化症=OPLL

頚・腰部捻挫周辺の傷病名と後遺障害

 

13後縦靭帯骨化症=OPLL

脊柱管狭窄症に同じく、事故受傷を原因とした外傷性の傷病名ではありません。

(1)病態
後縦靭帯は1〜2mmの厚さで椎体の後面に張り付いています。 
椎体の前面には同じ厚さの前縦靭帯が張り付いており、前後で椎体を連結、補強する役目を担っています。この後縦靭帯が問題となるのは、その真後ろに脊柱管が存在しているからです。
後十靭帯の厚みが増せば、必然的に脊髄を前から圧迫することになるのです。

この水分を含んだ弾力性のある靭帯がどうして肥厚、骨化するかについては諸説がありますが、結局のところは原因不明の様子です。 

この病態は、昭和35年、日本の学会で初めて発表されました。 
日本を初めとするアジア諸国に頻度が高く、欧米の約10倍と説明されています。
発症分布は40〜70歳であり、50代が最多です。 
男女別 では3:1で男子に発症例が多く、好発部位はC4〜C6に多いと言われています。 

最近では糖尿病との合併が多いとの報告も寄せられています。


(2)症状
症状は大多数が脊髄症状=myelopathyを示します。 
頚項部痛、上肢の疼痛、痺れ、脱力感、知覚鈍麻に始まり、筋力低下、手指の巧緻運動の障害、下肢の知覚障害、歩行障害、膀胱・直腸障害へと進行していきます。

(3)診断
頚椎側面の単純X線写真により後縦靭帯の骨化と肥厚が認められます。  そして、椎体後縁、椎体の後ろの縁に石灰化が認められます。

(4)治療と後遺障害
治療法としては、入院下でクラッチフィールド牽引(頭蓋直達牽引)を3〜4週間にわたって実施する保存療法もありますが、狭窄率が50%を超える重症・進行性症例は、手術療法が中心です。 前方から進入し椎体を摘出し骨化巣を切除し脊椎固定術を行います。 骨化巣が硬膜と強固に癒着している場合は、骨化巣前方移動術が採用されます。 本症例は多椎間に及ぶケースが多く、いずれにしても手術は総合病院の限られた専門医に委ねなければなりません。

本症例は前に説明した、脊柱管狭窄症と併せて発症するケースを多く経験しています。 後遺障害や注意点は、先の脊柱管狭窄症に全く同じです。 


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