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交通事故外傷と後遺障害


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14脊椎分離・すべり症

頚・腰部捻挫周辺の傷病名と後遺障害

 

14脊椎分離・すべり症

脊柱管狭窄症に同じく、事故受傷を原因とした外傷性の傷病名ではありません。

(1)病態
脊椎骨の後部で脊髄を包み込んでいる上関節突起と下関節突起が離開している状態を、脊椎分離と言います。
交通事故で問題となるのは大半が腰椎で、しかも第5腰椎が圧倒的です。

分離は、元々関節突起部に形成不全があり、思春期になってスポーツなどによりこの部位に繰り返し負荷がかかることにより、疲労骨折を起こしたと考えられており、交通事故によって発生したものではありません。
統計的には日本人の7〜8%に腰椎分離が認められています。
 

(2)症状
分離により脊椎骨の支持性・安定性は低下します。 すぐそばには神経根や脊髄が走行していますから、これを刺激・圧迫すると腰部や下肢にさまざま症状が発生します。
さらに、腰椎分離の20〜30%は椎体が前にすべり出てきます。
こうなれば、まともに脊髄を圧迫し、下肢の麻痺や直腸膀胱障害を示すのです。


(3)診断
単純XP撮影で、椎体の上下関節突起がすべっているのが見えます。

(4)治療と後遺障害
他の疾患と同じように、コルセットや腰椎バンドなどにより保存的治療を行いますが、それでも改善の見込みや症状がひどいときには、前方固定術や後側方固定術などの手術を行います。

交通事故によって分離が生じたのであれば、傷病名は、腰椎両側関節突起間部骨折となり、さらに、すべりが生じたのであれば、腰椎脱臼となります。
通常の保険対応がなされることは言うまでもありません。

後遺障害等級は、保存的治療であれば、14級10号、12級13号の選択となります。
固定術が実施されたものは、11級7号となります。
神経根の圧迫状況や損傷が認められ、胸腰椎の運動制限が2分の1以下の場合は、8級2号が認定されています。

損害賠償理論上、何もかも交通事故!これは成り立ちません。
やはり、割合的に認定されるものであることを被害者も承知しておく必要があります。
しかし、この割合を、さしたる根拠もなく勝手に決められたのでは、被害者としても到底、承服できるものではありません。
 

裁判所の素因減額は、現在のところ、40%を認めるものが大半です。



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