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交通事故外傷と後遺障害


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11別表狂絨箴祿嘉級10級

等級別後遺障害のアプローチ

 

 

11 別表供仝絨箴祿嘉級 10 級

10

1 一眼の視力が 0.1 以下になったもの、

2 正面を見た場合に複視の症状を残すもの、

3 咀嚼又は言語の機能に障害を残すもの、

4 十四歯以上に対し歯科補綴を加えたもの、

5 両耳の聴力が 1m 以上の距離では普通の話声を解することが困難である程度になったもの、

6 一耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することが出来ない程度になったもの、

7 一手の親指又は親指以外の 2 の手指の用を廃したもの、

8 一下肢を 3 儖幣綯蚕未靴燭發痢

9 一足の第一の足指又は他の 4 の足指を失ったもの、

10 一上肢の 3 大関節中の 1 関節の機能に著しい障害を残すもの、

11 一下肢の 3 大関節中の 1 関節の機能に著しい障害を残すもの、

461

27

20

10-1 一眼の視力が 0.1 以下になったもの、

10-2 正面を見た場合に複視の症状を残すもの、

眼球の運動は上下、内外、上下斜めの 3 対の外眼筋の一定の緊張で維持されています。
外眼筋の一部が麻痺すると、緊張状態が壊れ反対の方向に偏位します。
つまり、運動機能障害は、斜視、俗に言うロンパリと複視のことです。

斜視は、外転神経麻痺、動眼神経麻痺、滑車神経麻痺の傷病名がつけられています。
後遺障害認定上は、視野計を使用し、注視野を測定します。

注視野とは、頭部を固定した状態で、眼球の運動のみで見える範囲のことですが、単眼視では各方向 50 °両眼視では 45 °となります。

この注視野の広さが 2 分の 1 以下に制限されれば、著しい運動障害として、単眼で 12 級 1 号、両眼で 11 級 1 号が認定されています。
単眼では 200 °以下、両眼で 180 °以下が認定の要件です。

単眼注視野範囲

 

上 50

上外 50

外 50

外下 50

下 50

下内 50

内 50

内上 50

計 400

右眼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左眼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

両眼注視野範囲

 

上 45

上外 45

外 45

外下 45

下 45

下内 45

内 45

内上 45

計 360

右眼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左眼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

複視には正面視での複視、左右上下の複視の 2 種類があります。
検査にはヘスコオルジメータを使用し、複像表のパターンで判断します。

正面視の複視は、両眼で見ると高度の頭痛や眩暈が生じるので、日常生活や業務に著しい支障を来たすものとして 10 級相当の認定がなされます。

左右上下の複視は正面視の複視ほどの大きな支障はありませんが、軽度の頭痛や眼精疲労は認められるので、 13 級相当が認定されています。

ヘスコオルジメータ

10-3 咀嚼又は言語の機能に障害を残すもの、

咀嚼の機能に障害を残すものは、ご飯、煮魚、ハム等は問題がないが、たくあん、ラッキョウ、ピーナッツ等はそしゃくできない状態で 10 級 3 号が認定されています。
言語の機能に障害を残すものとは、 4 種の語音の内、 1 種の発音不能のものを説明しており、同じく 10 級 3 号が認定されています。

10-4 十四歯以上に対し歯科補綴を加えたもの、

大人の歯、つまり永久歯は上が 14 、下が 14 本の合計 28 歯です。
歯の後遺障害は、 14 歯以上 10-4 、 10 歯以上 11-4 、 7 歯以上 12-3 、 5 歯以上 13-5 、 3 歯以上 14-2 の 5 段階評価で決められています。

歯科補綴を加えたもの?
何やら難しい表現ですが、 交通事故で現実に喪失した歯の本数が対象です。
見えている部分の 4 分の 3 以上を失った場合も喪失歯の対象です。

事故で 2 本の歯を喪失、両サイドの歯にブリッジを架けると、合計 4 本の歯に補綴を実施したことになりますが、喪失した歯は 2 本であり、これは後遺障害には該当しません。
親知らず、乳歯の喪失は基本的に対象となりません。

歯の後遺障害診断には専用の後遺障害診断書を使用します。
これも憶えておいてください。

10-5 両耳の聴力が 1m 以上の距離では普通の話声を解することが困難である程度になったもの、

両耳が 50dB 以上、又は 40dB 以上で、かつ、最高明瞭度が 70 %以下のものが認定の要件です。

10-6 一耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することが出来ない程度になったもの、

80dB 〜 90dB 未満のものが認定の要件です。

10-7 一手の親指又は親指以外の 2 の手指の用を廃したもの、

10-8 一下肢を 3 儖幣綯蚕未靴燭發痢

10-9 一足の第一の足指又は他の 4 の足指を失ったもの、

10-10 一上肢の 3 大関節中の 1 関節の機能に著しい障害を残すもの、

上肢の 3 大関節とは、肩、肘、手関節の 3 つです。
健側に比較して患側の運動可能領域が 2 分の 1 以下に制限されているもので、 10 級 10 号が認定されます。

肩関節

部位

主要運動

参考運動

屈曲

外転

内転

合計

伸展

外旋

内旋

正常値

180 °

180 °

0 °

360 °

50 °

60 °

80 °

8 級 6 号

20 °

20 °

0 °

40 °

 

 

 

10 級 10 号

90 °

90 °

0 °

180 °

25 °

30 °

40 °

12 級 6 号

135 °

135 °

0 °

270 °

40 °

45 °

60 °



肩関節の等級認定は改正されています。
現在では、屈曲と外転を主要運動と捉え、いずれかが 2 分の 1 以下に制限されていることが認定要件です。

8 級 6 号の認定を得るには、屈曲と外転の主要運動で強直もしくはそれに近い状態を立証しなければなりません。

10 級 10 号、 12 級 6 号では、屈曲・外転の主要運動のいずれかの一方が 2 分の 1 、 4 分の 3 以下に制限されていることが認定の要件となります。

主要運動のいずれかが 2 分の 1 + 10 ° 4 分の 3 + 10 °の場合、参考運動の伸展・外旋・内旋のいずれかが 2 分の 1 もしくは 4 分の 3 以下に制限されていれば、 10 級 10 号、 12 級 6 号が認定されます。

 

肘関節

部位

主要運動

屈曲

伸展

合計

正常値

145 °

5 °

150 °

8 級 6 号

15 °

5 °

20 °

10 級 10 号

75 °

5 °

80 °

12 級 6 号

110 °

5 °

115 °

肘関節に参考運動は存在しません。

手関節

部位

主要運動

参考運動

背屈

掌屈

合計

橈屈

尺屈

正常値

70 °

90 °

160 °

25 °

55 °

8 級 6 号

10 °

10 °

20 °

 

 

10 級 10 号

35 °

45 °

80 °

15 °

30 °

12 級 6 号

55 °

70 °

125 °

20 °

45 °

主要運動のいずれかが 2 分の 1 + 10 ° 4 分の 3 + 10 °の場合、参考運動の橈屈・尺屈のいずれかが 2 分の 1 もしくは 4 分の 3 以下に制限されていれば、 10 級 10 号、 12 級 6 号が認定されます。

前腕の回内・回外

部位

主要運動

前腕

回内

回外

合計

正常値

90 °

90 °

180 °

10 級 10 号

25 °

25 °

50 °

12 級 6 号

45 °

45 °

90 °


前腕の回内・回外運動に参考運動はありません。

10-11 一下肢の 3 大関節中の 1 関節の機能に著しい障害を残すもの、

下肢の 3 大関節とは、股関節、膝、足関節の 3 つです。
健側に比して患側の運動可能領域が 2 分の 1 以下に制限されれば 10 級 10 号が認定されます。
前十字靱帯や後十字靱帯の断裂による膝の動揺関節で、労働に多少の支障はあっても、固定装具の装着を常時必要としない程度のものは、 1 関節の機能に著しい障害を残すものとして 10 級 11 号が認定されます。

股関節

部位

主要運動

参考運動

膝屈曲

伸展

外転

内転

合計

外旋

内旋

正常値

125 °

15 °

45 °

20 °

205 °

45 °

45 °

8 級 7 号

15 °

5 °

5 °

5 °

30 °

 

 

10 級 11 号

65 °

25 °

25 °

5 °

120 °

25 °

25 °

12 級 7 号

95 °

15 °

20 °

10 °

145 °

35 °

35 °



8 級 7 号の認定を得るには、膝屈曲と伸展、外転、内転の主要運動で強直もしくはそれに近い状態を立証しなければなりません。 

しかし、 10 級 11 号、 12 級 7 号では、膝屈曲・伸展、外転・内転の主要運動のいずれかの一方が 2 分の 1 、 4 分の 3 以下に制限されていることが認定の要件となります。

主要運動のいずれかが 2 分の 1 + 10 ° 4 分の 3 + 10 °の場合、参考運動の伸展・外旋・内旋のいずれかが 2 分の 1 もしくは 4 分の 3 以下に制限されていれば、 10 級 11 号、 12 級 7 号が認定されます。
   
膝関節

部位

主要運動

屈曲

伸展

合計

正常値

130 °

0 °

130 °

8 級 7 号

15 °

5 °

20 °

10 級 11 号

65 °

5 °

70 °

12 級 7 号

100 °

5 °

105 °

膝関節に参考運動はありません。

足関節

部位

主要運動

背屈

底屈

合計

正常値

20 °

45 °

65 °

8 級 7 号

5 °

5 °

10 °

10 級 11 号

10 °

25 °

35 °

12 級 7 号

15 °

35 °

50 °

コラム 関節の機能障害、 10 級と 12 級について考える?

上下肢の関節の機能障害は、骨折、脱臼、靱帯損傷、神経損傷を原因として発生しています。

1 つの関節に限定して説明すれば、
10 %以下の可動域制限で、用廃となれば、 8 級、
2 分の 1 以下の可動域制限を伴う著しい障害では 10 級、
4 分の 3 以下の可動域制限を伴う通常障害では 12 級が認定されています。
げ墜旭萓限が 4 分の 3 を上回れば、非該当、後遺障害としての評価はありません。

関節の用廃に至る 8 級は、頻繁に発生するものではありません。
問題となるのは、いつでも、 10 級と 12 級なのです。

自賠責保険なら、 10 級は 461 万円、 12 級は 224 万円ですが、地裁基準に置き換えると、 10 級なら 2927 万円、 12 級で 1123 万円、被害者が 37 歳の男性と仮定しての計算です。

右脛骨高原骨折の被害者、 35 歳の男性が、交通事故相談に参加しました。
相談は、休業損害の強引な打ち切りで、再就職に向けてリハビリに集中しているのに、突然の打ち切りで許せないとして激怒しています。

骨折は、 CHS 、コンプレッション・ヒップ・スクリューで内固定され、受傷から 1 年を経過した時点で抜釘、現在は、膝関節のリハビリ中で、事故受傷から 1 年 4 ヶ月を経過しています。

右膝関節は、屈曲が 70 °伸展が 0 °で 2 分の 1 を少し超えたところ、問題事案です。

抜釘後 2 週間で症状固定としていたら、間違いなく 2 分の 1 以下で 10 級 11 号が認定されていたのでが、時期を誤ったことにより、可動域は+ 5 °で限りなく 10 級に近い 12 級 7 号です。
貴方は、既に 1804 万円を損していると説明しました。

休損の打ち切り? そんなことは、どうでもいい!
納得できない様子でしたが、高原骨折はスキー事故でも多発しています。
スキーで転倒骨折して、 1 年 4 ヶ月も会社を休む人がいるか?
全員が退院後に松葉杖で就労復帰、そして、翌年のスキー旅行にも参加しています。

加害者 100 %の交通事故だから、長期の休業、だらけた治療を繰り返したのであって、結果、地裁基準で 1804 万円を取り損ねたのです。
直ぐに症状固定を選択して 12 級 7 号を確実にすることが急務、これで相談は終了です。

その後、この被害者は、医師との人間関係で 10 級 11 号の獲得を模索するのですが、現に動いているのに、動かないと記載する医師は、日本中のどこにも、 1 人もいないのです。
露見すれば、保険金詐欺で医師免許剥奪ですから、人間関係では、何ともならないのです。

結局、 12 級 7 号、しかし、紛センを選択したので、損害賠償は地裁基準で実現出来ました。
反省しているのか、もう忘れたのか、今となっては知る由もありません。

関節の可動域制限で後遺障害等級が決められています。
ハードルは、 10 %以下、 2 分の 1 以下、 4 分の 3 以下の 3 つが設定されています。

8 級が 10 級になると、 1865 万円、 10 級が 12 級になると 1804 万円、 12 級が非該当になると 1123 万円の大損が発生、原因は、症状固定時期の選択の誤りです。

加害者、保険屋さんのセイではなく、貴方がアホだったからです。

これによく似た表現は、拙著、「後遺障害等級獲得マニュアル」 でも記載しています。
昨年、東京地裁の訴訟で、この部分のコピーを提出して、 10 級 11 号が認定されているが、本当は 12 級 7 号ではないのか? こんな反論をしたポンスケ弁護士がいます。
この被害者は当方で担当しておらず、タマタマの偶然ですが、ポンスケ弁護士の主張は根拠に乏しいとして、直後に却下されています。
これはポンスケ弁護士が、思いっきりアホだったケースのご紹介です。

動くものを動かないとして等級を獲得するのは、保険金詐欺です。
私は、動かない時点で、症状固定をされたらどうかと提案しているのです。
保険金詐欺? とんでもないことです。
賢く立ち回るのか、アホに徹するのか、違いがあっても、この程度、だったら賢く立ち回らなければなりません。


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