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交通事故外傷と後遺障害


■1.眼の仕組みと後遺障害についてclick!

■2.眼瞼=まぶたの外傷click!

■3.外傷性眼瞼下垂 (がいしょうせいがんけんかすい)click!

4.外傷性眼瞼下垂 (がいしょうせいがんけんかすい)

4.外傷性眼瞼下垂 (がいしょうせいがんけんかすい)
 
動眼神経麻痺は、眼そのものの外傷ではなく、頭部外傷、脳幹部の損傷や脳圧の亢進により、
第3脳神経が圧迫を受け、これが引き伸ばされたときに発症するものです。
  
動眼神経が麻痺すると、真っ直ぐ正面を見ているときでも、麻痺が生じた眼は外側を向いており、
モノが二重に重なって見える=複視を発症します。
麻痺側の眼は、内側を見ようとしても、眼球が中央までしか動かず、上下方向には全く、動きません。
さらに、まぶたが下垂し、自力で持ち上げることができません。
動眼神経は、瞳孔のコントロールもしているのですが、
麻痺により、瞳孔は散大し、光に対する反応で収縮しなくなります。
目を動かす神経は、滑車、外転、動眼神経の3つで、滑車神経と外転神経は、
単に、眼球を動かすだけの運動神経ですが、動眼神経は、眼球を動かす運動神経であって、
自律神経を構成する副交感神経という側面をもっています。

外眼筋の支配

ヾ禝絮親鮎祿
眼球を動かす筋肉、外眼筋は、合計6種類があるのですが、それらの6種類の筋肉は、
滑車、外転、動眼の3つの神経に支配されています。
動眼神経は、内直筋、上直筋、下直筋、下斜筋、4つの外眼筋を支配、
滑車神経は上斜筋、外転神経は外直筋、1つの外眼筋を支配しているのです。
これらの神経に異常や麻痺があれば、支配筋肉を動かすことができなくなります。
動眼神経麻痺では、障害された眼は、正中視で外側=耳側に偏位します。
また、動眼神経は、外眼筋の支配以外に、眼瞼、まぶたを挙上するための上眼瞼挙筋を支配しており、
動眼神経が障害されると眼瞼下垂が生じます。

⊆律神経の障害
すでに説明した通り、動眼神経には自律神経としての働きもあり、その作用は縮瞳作用になります。
したがって、動眼神経が障害されると瞳孔が散大します。
動眼神経障害では、障害のある眼球が、正中視で外側に偏位し、眼瞼下垂、瞳孔散大が出現するのです。

動眼神経麻痺における後遺障害のキモ?

1)眼球の運動障害では、

運動障害に関すること

11級1号

両眼の眼球に著しい調節機能障害または運動障害を残すもの、
眼球の著しい運動障害とは、ヘスコオルジメーターで眼球の注視野の広さが
2分の1以下となったものを説明しています。

12級1号

1眼の眼球に著しい調節機能障害または運動障害を残すもの、

眼球の運動は上下、内外、上下斜めの3対の外眼筋の一定の緊張で維持されています。
外眼筋の一部が麻痺すると、緊張状態が壊れ、反対の方向に偏位することになります。
後遺障害では、視野計を使用し、注視野を測定します。

ゴールドマン視野計

注視野とは、頭部を固定した状態で、眼球の運動のみで見える範囲のことですが、
単眼視では各方向50°両眼視では45°となります。
注視野の広さが2分の1以下に制限されていれば、著しい運動障害として、
単眼で12級1号が、両眼で11級1号が認定されています。

単眼視注視野範囲

上50

上外50

外50

外下50

下50

下内50

内50

内上50

計400

右眼

左眼

両眼視注視野範囲

上45

上外45

外45

外下45

下45

下内45

内45

内上45

計360

右眼

左眼

眼球運動障害として後遺障害等級に該当しないものであっても、複視が認められるときは、その程度に応じて等級が認定されています。

複視に関すること

10級2号

正面視で複視の症状を残すもの、

13級2号

正面視以外で複視の症状を残すもの、

複視には正面視での複視、左右上下の複視の2種類があります。
検査には、ヘスコオルジメーターを使用し、複像表のパターンで判断します。

ヘスコオルジメーター

正面視の複視は、両眼で見ると高度の頭痛や眩暈が生じるので、
日常生活や業務に著しい支障を来すものとして10級2号が認定されています。

左右上下の複視は、正面視の複視ほどの大きな支障はないものの、軽度の頭痛や眼精疲労は認められます。
このときは、13級2号の認定がなされます。

2)まぶたの運動障害
まぶたの運動障害は、顔面や側頭部の強打で、視神経や外眼筋が損傷されたときに発症します。
ホルネル症候群、動眼神経麻痺、眼瞼外傷、外転神経麻痺が代表的な傷病名です。

まぶたには、以下の3つの運動があります。
,泙屬燭鯤弔犬襦甦竄枴頂拭
△泙屬燭魍ける=眼瞼挙上、
またたき=瞬目運動

後遺障害の、まぶたに著しい運動障害を残すものとは、まぶたを閉じたときに、角膜を完全に覆えないもので、
兎眼、まぶたを開いたときに、瞳孔を覆うもので、これは、眼瞼下垂と呼ばれています。

いずれも、単眼で12級2号、両眼で11級2号が認定されています。
実務上は、顔面の醜状障害として上位等級の9級16号を目指すことが大半です。

3)瞳孔に関すること 瞳孔は通常は光に反応して収縮します。
自律神経が支配していますが、目に入る光量が低下すると最大6个梁腓さに散大します。
猫の眼はこの機能を分かりやすく説明してくれます。
外傷によって瞳孔が開いたままとなり、光に対する反応が消失、または減弱したものを外傷性散瞳と呼んでおり、
これらは、眼科医のハロゲン・ペンライトによる対光反射検査で立証します。

瞳孔の対光反射が著しく障害され、著明な羞明を訴え労働に支障を来すものは、
単眼で12級相当、両眼で11級相当が認定されます。
瞳孔の対光反射は認められるが不十分であり、羞名を訴え労働に支障を来すものは、
単眼で14級相当、両眼で12級相当が認定されます。


■5.ホルネル症候群click!

■6.外転神経麻痺 (外転神経麻痺)click!

■7.滑車神経麻痺 (かっしゃしんけいまひ)click!

■8.球結膜下出血click!

■9.角膜上皮剥離 (かくまくじょうひはくり)click!

■10角膜穿孔外傷 (かくまくせんこうがいしょう)click!

■11.前房出血 (ぜんぼうしゅっけつ)click!

■12.外傷性散瞳 (がいしょうせいさんどう)click!

■12.外傷性散瞳 (がいしょうせいさんどう)click!

■13.涙小管断裂 (るいしょうかんだんれつ)click!

■14.外傷性虹彩炎click!

■15.虹彩離断 (こうさいりだん)click!

■16.水晶体亜脱臼 (すいしょうたいあだっきゅう)click!

■17.水晶体脱臼、無水晶体眼click!

■18.外傷性白内障 (がいしょうせいはくないしょう)click!

■19.眼窩底破裂骨折 (がんかていはれつこっせつ)click!

■20.視神経管骨折 (ししんけいかんこっせつ)click!

■21.硝子体出血 (しょうしたいしゅっけつ)click!

■22.外傷性網膜剥離 (がいしょうせいもうまくはくり)click!

■24.外傷性黄斑円孔(がいしょうせいおうはんえんこう)click!

■25.眼底出血 網膜出血・脈絡膜出血click!

■26.眼球破裂 (がんきゅうはれつ)click!

■27.続発性緑内障 (ぞくはつせいりょくないしょう)click!

■28外傷性斜視click!

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