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交通事故外傷と後遺障害


■1.眼の仕組みと後遺障害についてclick!

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6.外転神経麻痺 (外転神経麻痺)

6.外転神経麻痺 (外転神経麻痺)
 

   

外転神経は外側直筋を収縮させ、眼球を外側に向かって水平に動かします。
眼球の運動に関わる神経は、ほかに動眼神経、滑車神経がありますが、
正常な視機能を成立させるには、脳の命令にしたがって眼球を的確に動かすことが必要となります。
例えば、両眼を連動させ常に同じ視野を捉えていなければ、モノが2つに重なって見えることになり、
正しい立体感も得ることができなくなります。

交通事故による頭部外傷で、外転神経が麻痺すると、眼球は外転ができなくなり、正常よりも内側を向く内斜視となります。
側頭骨々折、眼窩壁骨折などにより、外側直筋を断裂したときも、同じ症状となります。
そうなると、両眼の視線が見たい物の場所で交わらなくなり、複視の症状が現れます。
複視とは、モノが2つにダブって見えることです。

眼球運動神経には、
ヾ磴魍安Α畆側に向ける外転神経、
眼を上や下、内側=鼻側に向ける、まぶたを開ける、 瞳孔の大きさや水晶体の厚さを加減する動眼神経、
4磴魏爾妨ける滑車神経、
の3つがあります。
これらの神経に障害が起きると、複視の症状が現れることになります。

外傷性の動眼、滑車、外転神経麻痺の自然回復率は、40〜50%に過ぎないとの報告があります。
通常は、ビタミンB12製剤、ATP製剤などを6カ月を目処に投与し、それでも正面視で複視を残すものは、
プリズム眼鏡の装用や斜視手術が行われています。
斜視手術による正面視での複視消失率は、滑車神経麻痺で90〜95%、
外転神経麻痺が60〜70%ですが、動眼神経麻痺では、50%以下となっています。

治療は、医大系の神経眼科が最適です。

外転神経麻痺における後遺障害のキモ?

複視を残すとき、 外側直筋のみの傷害であり、眼球運動障害としては、後遺障害等級に該当しません。

複視に関すること

10級2号

正面視で複視の症状を残すもの、

13級2号

正面視以外で複視の症状を残すもの、

複視には正面視での複視、左右上下の複視の2種類があります。
検査には、ヘスコオルジメーターを使用し、複像表のパターンで判断します。

ヘスコオルジメーター

正面視の複視は、両眼で見ると高度の頭痛や眩暈が生じるので、
日常生活や業務に著しい支障を来すものとして10級2号が認定されています。

左右上下の複視は、正面視の複視ほどの大きな支障はないものの、 軽度の頭痛や眼精疲労は認められます。
このときは、13級2号の認定がなされます。


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■9.角膜上皮剥離 (かくまくじょうひはくり)click!

■10角膜穿孔外傷 (かくまくせんこうがいしょう)click!

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■12.外傷性散瞳 (がいしょうせいさんどう)click!

■12.外傷性散瞳 (がいしょうせいさんどう)click!

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