交通事故110番  
まず初めに! コンテンツ 掲示板 相談メール 会員サイト サイトマップ
TOPページへ
交通事故外傷と後遺障害 高次脳機能障害 頚・腰部捻挫 判例の解説 健康保険&労災保険 保険の約款 支払基準 別表 物損 扮セン他
top > コンテンツ > 交通 事故外傷と後遺障害 > 胸腹部臓器の傷病名と後遺障害のキモ
交通事故外傷と後遺障害


■1.胸腹部臓器の外傷と後遺障害についてclick!

■2.肺挫傷 (はいざしょう)click!

■3.皮下気腫、縦隔気腫 (ひかきしゅ、じゅうかくきしゅ)click!

■4.気管・気管支断裂 (きかん・きかんしだんれつ)click!

■5.食道の仕組みclick!

■6.外傷性食道破裂 (しょくどうはれつ)click!

■7.咽頭外傷(いんとうがいしょう)click!

■8.横隔膜の仕組みclick!

■9.外傷性横隔膜破裂・ヘルニアclick!

■10.心臓の仕組みclick!

■11.心膜損傷、心膜炎 (しんまくそんしょう、しんまくえん)click!

■12.冠動脈の裂傷click!

■13.心挫傷、心筋挫傷 (しんざしょう、しんきんざしょう)click!

■14.心臓・弁の仕組みclick!

■15.心臓、弁の損傷click!

■16.大動脈についてclick!

■17.外傷性大動脈解離 (だいどうみゃくかいり)click!

■18.心肺停止 (しんぱいていし)click!

■19.過換気症候群 (かかんきしょうこうぐん)click!

■20.肺血栓塞栓、肺脂肪塞栓 (はいけっせんそくせん、はいしぼうそくせん)click!

■21.外傷性胸部圧迫症click!

■22.腹部臓器の外傷click!

■23.実質臓器 肝損傷 (かんそんしょう)click!

■24.実質臓器 胆嚢損傷 (たんのうそんしょう)click!

■25管腔臓器 肝外胆管損傷 (かんがいたんかんそんしょう)click!

■26.膵臓の働きclick!

■27.実質臓器 膵臓の損傷click!

■28.脾臓の働きclick!

29.実質臓器 脾臓損傷 (ひぞうそんしょう)

実質臓器 脾臓損傷 (ひぞうそんしょう)
 

交通事故では、腹部左側の強い打撲や、高所からの転落により、破裂しています。

外傷により脾臓を損傷すると、ほとんどで、摘出術が選択されています。
温存では治療が困難なことが多く、さらに、摘出後の人体に対する影響は基本的にはなく、
あったとしても、極めて軽微であることが、摘出が選択される理由となっています。
交通事故による脾臓の損傷では、完治か、脾臓摘出かの2者択一となります。

脾臓摘出における後遺障害のキモ?

1)脾臓を摘出しても、特に、症状が現れることはありません。
したがって、脾臓を失っても、職種制限や業務に制限が生じることはありません。
機能障害の存在が明確であって労働に支障を来すもの、
11級10号にはおよばないとして、胆嚢の摘出と同じ、13級11号が認定されています。

2)実質臓器の脾臓を摘出しても、なんの問題も、影響もおよぼさないのか?
脾臓は、ヒトの最大のリンパ器官であり、摘出後は、免疫機能を低下させることが指摘されています。

脾臓は、肺炎球菌や髄膜炎菌、インフルエンザ菌などの莢膜を持った細菌に対して有効な防御機能を有しており、
脾臓を摘出した患者は、特に肺炎球菌、髄膜炎菌または、
インフルエンザ菌による感染症に罹患しやすいとされているのです。
WHOも肺炎球菌ワクチンを接種すべきリスクの高い患者として、脾臓摘出者を掲載しています。
成人にあっても、脾臓を摘出した者は、
敗血症や播種性血管内凝固症候群を起こす比率が高いと報告されています。
脾臓摘出では、免疫機能を低下させ、感染症に罹患する危険性を増加させることがあるのです。

脾臓摘出による13級11号では、この点に着目、シッカリと主張して、フル期間で逸失利益を請求、
これを保険屋さんに、認めさせなければなりません。

※莢膜を持った細菌
莢膜=きょうまくとは、肺炎球菌や髄膜炎菌、インフルエンザ菌など、限られた真正細菌が保有するもので、
菌の周囲に、透明な粘液質またはゼリー状の膜で、均一な厚さで層を作っているのです。
白血球による攻撃など、ヒトの免疫機構で排除されることを回避する、怖い働きを有しています

※播種性血管内凝固症候群 (はしゅせいけっかんないぎょうこしょうこうぐん)
正常な血管内では、血管内皮の抗血栓性や血液中の抗凝固因子の働きにより、
血液は凝固しないような仕組みを有しています。
播種性血管内凝固症候群=DICは、外傷、急性白血病、前立腺癌、肺癌、敗血症などにより、
過剰な血液凝固反応が生じ、体内の抗血栓性の制御が不十分となり、
全身の細小血管内で血栓が多発して臓器不全となる予後不良の疾患です。


■30.管腔臓器 胃の働きclick!

■31.外傷性胃の破裂 (いのはれつ)click!

■32.小腸の働きclick!

■33.管腔臓器 小腸穿孔 (しょうちょうせんこう)click!

■34.大腸の働きclick!

■35.管腔臓器 大腸穿孔、大腸破裂click!

■36.腹壁瘢痕ヘルニアclick!

■37.腹膜・腸間膜の障害click!

■38.腎臓の働きclick!

■39.腎挫傷、腎裂傷、腎破裂、腎茎断裂click!

■40.尿管、膀胱、尿道の働きclick!

■41.尿管外傷 (にょうかんがいしょう)click!

■42.膀胱の外傷click!

■43.尿道の外傷click!

■44.外傷性尿道狭窄症click!

■45.神経因性膀胱click!

■46.尿崩症 (にょうほうしょう)click!

■47.脊髄損傷と排尿障害click!

■48.実質臓器 副腎の損傷click!

■49.急性副腎皮質不全 (きゅうせいふくじんひしつふぜん)click!

■50.男性の生殖器click!

■51.女性の生殖器click!

■52外傷性心室中隔欠損症、VSIclick!

前のページに戻る このページの最初に戻る

TOPページへ 交通事故相談サイト