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交通事故外傷と後遺障害


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32.小腸の働き

管腔臓器 小腸の働き

小腸は、長さ6メートルをこえる筋肉のパイプで、消化管の約80%を占めています。
上から12指腸、空腸、回腸の3つに区分されていますが、これを覚える必要はありません。

小腸の働きは栄養分の吸収と運搬、粘膜免疫システムによる殺菌作用です。
胃で破砕・消化され粥状になった食物は、少しずつ、1〜3時間をかけて12指腸に送り込まれます。
太さ5cm、指を横に12本並べた30cmの長さの12指腸からは、消化液や消化酵素が分泌され、
食べ物は吸収されやすい分子まで分解、消化され、ほとんどが体内に吸収されています。

食べ物と一緒に、コソコソ隠れた状態で、細菌や病原性微生物が入り込んで来るのですが、
胆汁が濃い小腸上部では、増殖が困難で、病原性を発揮することができません。
胆汁の再吸収が行われる小腸上部を過ぎた頃、細菌の増殖が高まり、一部は体内侵入を試みるのですが、
小腸下部には粘膜免疫が発達し細菌等の体内侵入=感染を防いでいるのです。

食後の血糖値を調節するホルモン、膵臓から分泌されるインスリンなのですが、
実はこのインスリンの分泌をコントロールするホルモンが小腸から分泌されることが分かっており、
この機能を利用した新しい糖尿病薬も発売されています。


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