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交通事故外傷と後遺障害


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52外傷性心室中隔欠損症、VSI

外傷性心室中隔欠損症、VSI

 

心臓は肺と全身に血液を送り出すポンプの働きをしています。
肺には全身を環流し、戻ってきた静脈血=黒っぽい血液が右心房、右心室を経て肺動脈に駆出され、全身へは肺静脈から還ってきた動脈血=真っ赤な血液が、左心房、左心室を経て大動脈へ駆出されているのです。

心室中隔とは、心臓の4つの部屋、右心房、右心室、左心房、左心室のうち、右心室と左心室の間を隔てる筋肉の壁のことで、心室中隔欠損症とは、この壁に欠損=穴が開いている状態をいいます。

大多数は遺伝性の疾患ですが、交通事故では、臓器損傷を伴う心室中隔穿孔や胸部の鈍的外傷によるものも僅かに報告されています。
病院での診察では、最初に、心雑音を確認します。
その後、心電図検査、XP検査、心臓超音波検査により、心室中隔欠損症とその程度の診断が行われ、手術が必要なときや手術の選択を迷うときは、心臓カテーテル検査が実施されています。

‐評がはっきりあるとき、
肺体血流比が1.7以上のとき、
G拗盞谿気ひどいとき、
上記の3つでは、オペが選択されます。

治療しないで放置すれば、右心房、右心室、肺および左心室の血流が多くなって、肺動脈の圧が上がり、肺動脈は多い血流に耐えられなくなり血管が硬くなり血管抵抗が高くなります。
これで、肺への負担も過大となり呼吸困難などの症状がひどくなります。
さらに肺血管の抵抗が高くなり、全身へ行く大動脈の血管抵抗より高くなると、逆に右心室から左心室に多く流れるようになります。
酸素の少ない黒い血液が全身に流れることになりチアノーゼが出現します。
さらに右心室、の負担も多く、右心不全として腹部膨満、全身の浮腫がでてきます。
ここまで来ると末期状態であり、手術では症状の改善は見込まれず酸素治療、心肺移植が唯一の治療となります。

手術では、胸を約12cm切開し、心臓を開けます。
このとき心臓を止め、心臓内の血液もいったん空にするため人工心肺装置で全身の循環を維持させ、心臓を停止させて右心房をあけ、心室中隔欠損部を閉鎖します。
直接閉鎖するか自分の心膜を使って閉鎖します。

人工心肺装置を取り付けたり、心臓を停止させたりしますので、少なからず危険性はあります。
心機能が一時的に悪化すること、不整脈を起こすことも予想されます。
また、脳梗塞等の合併症も報告されていますが、心臓手術の中では難易度は低いのです。
合併症がないときは、2週間で退院、2カ月で重労働の仕事も可能となります。

心室中隔欠損症における後遺障害のキモ?

心臓の手術を伴う外傷ですが、難易度の低い手術でもあり、専門医による手術が成功したときは、後遺障害を残しません。
心機能の低下や不整脈を残したときは、個別に、NPO交通事故110番にご相談ください。

 

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