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脊髄は脳から続く神経線維の長い棒状の束を言います。 全長は成人で約44cmあり、
脊柱のトンネルのなかに保護されています。
脊髄は脳と身体の部分を結んで信号を伝える連絡路の役目を果たしています。
脊柱は頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個、計24個の独得の形をした、
椎骨と お互いの間に椎間板と言う座布団を挟んで高く積み上げられた柱です。
最後の部分に仙骨と尾骨がついていますから合計26個の骨で構成されています。
脳神経外科で長くこの手術を担当してこられた医師は「宮尾さん、脊髄ってね?開けて見てみると、
おからのようなものだよ!」とおっしゃいます。
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脊髄損傷・脊髄不全損傷 |
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通常、脊髄損傷とは脊髄がざっくり切断された状況を説明します。
切断された部位
以下は完全麻痺となりますので、大変深刻な状況ではありますが、
後遺障害等級の獲得で苦労することは全くありません。
不全損傷とはざっくり切断がされていない状況を説明しているのです。
これの証明には泣かされ続けています。その理由です。
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殆どの被害者の場合、受傷後の傷病名は頚椎捻挫で、漫然治療の繰り返しです。
受傷後3ヶ月も経過すれば大方の保険屋さんは治療打ち切りの大合唱です。
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XPやMRI上、脊髄に対する圧迫所見が認められない場合、
医師の大半は医学的な興味を失ってしまいます。つまり現代医学では手の施しようがないからです。
「そのうちに良く なる?」「心因的な影響が考えられる?」は興味を失った証の言葉なのです。 |
私の担当する被害者は受傷直後の傷病名は頚椎捻挫でしたが、
椎間板ヘルニアによる脊髄の圧迫症状が認められたところから、
前方固定術と脊柱管拡大形成術を受けました。術 後は社会復帰できる程度の改善を示したのですが、
再度の事故受傷により、状況は術前よ りも重篤となりました。このケースで私の取った作戦は、
最初の事故で、脊柱の奇形と運動制限、骨盤骨の変形で併合5級を獲得することでした。
その後に2度目の事故による脊髄本体の不全損傷を立証することです。
立証の方法に無い頭を絞っていますが、これは可能と確信しております。
もう一人の被害者です。この方は京都の独身女性なのですが、
依然として頚椎捻挫の傷病名のままです。
CTミエログラフィー(造影検査)を実施しているのですが、圧迫所見は認められていません。
主治医は「いずれ治るから、あまり気にせずともよい!」と説明しています。私が見る限り、
反射は病的で脊髄損傷を説明しています。「さて、どうするか?」
結論は丹念な神経学的検査を繰り返して損傷を特定してやろうと考える
積極的な医師を探し出すことです。苦しみは当分続きます。
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