交通事故110番  
まず初めに! コンテンツ 掲示板 相談メール 会員サイト サイトマップ
TOPページへ
交通事故外傷と後遺障害 高次脳機能障害 頚・腰部捻挫 判例の解説 健康保険&労災保険 保険の約款 支払基準 別表 物損 扮セン他
top > コンテンツ > 交通 事故外傷と後遺障害 > 脊柱・その他の体幹骨の外傷の傷病名と後遺障害のキモ
交通事故外傷と後遺障害


1.骨折の分類?

1.骨折の分類?
 

交通事故の外傷骨折は、鎖骨、肋骨、指骨、鼻骨、尾骨、橈骨、尺骨、脛骨、腓骨、脊椎骨、頭蓋骨等で発生しています。
本日は、骨折の分類について解説します。

1)開放性による分類
閉鎖性と開放性による分類で、体内で骨折が起きているものを、単純骨折=閉鎖骨折、
骨折した骨が皮膚を突き破り体外に露出しているものを複雑骨折=開放骨折と呼んでいます。
開放骨折では、骨髄炎等の感染症の危険が高く、単純骨折に比較して重傷です。

「折れ方が複雑な骨折だから、複雑骨折?」これは、明らかな誤解です。
複雑な骨折については、粉砕骨折、破裂骨折などと呼ばれています。
かかる誤解を生じないためには、単純、複雑ではなく、閉鎖骨折と開放骨折と表現すべきです。

2)骨折の方向による分類

骨折の形状により、横骨折、縦骨折、斜骨折、螺旋骨折と呼ばれています。

3)骨折の部位による分類
これは診断書に傷病名として記載されますから覚えておかなければなりません。

々幹部骨折 
鎖骨、上腕骨、前腕骨、大腿骨、脛・腓骨のど真ん中の骨折のことです。

骨端部骨折 (遠位端骨折と近位端骨折)
私は、心臓に近いのが近位端、遠いのが遠位端と覚えていたのですが、
正しくは、上・下肢では、体幹に近い方の骨端を近位端、遠い方の骨端を遠位端とし、
体幹部では口に近い方の骨端を近位端、肛門に近い方の骨端を遠位端と決められています。
私の方が、覚えやすい?

4慇畊折 
肩関節の脱臼骨折、膝関節の高原骨折もしくはプラトー骨折、股関節の後方脱臼骨折が典型例です。

3)外力による分類
,擦鹵嚢折
骨の長軸に対して垂直方向に力が働いたことにより生じた骨折で、横骨折が典型例です。

圧迫骨折
椎体骨に発生する骨折で、上下方向に過度に圧迫されたことにより生じた骨折です。

G嬰捷折
骨に対し、捻る力が働いたことにより生じた骨折で、螺旋骨折が典型例です。

ざ曲骨折
骨に対し、折り曲げる力が働いたことにより生じた骨折で、二重骨折など複合骨折が典型例です。

デ輓ス折
骨に対しては、外力が働いていないが、筋・腱・靭帯などの牽引力によって、その付着部の骨が引き裂かれて生じた骨折のことです。 
靱帯の付着部が剥がれただけでも剥離骨折と呼んでいます。

あと、骨折の原因による分類として、外傷骨折、疲労骨折、病的骨折があり、
完全性による分類としては完全骨折と不全骨折があります。
不全骨折とは、骨が連続性を失わない状態の骨折のことで、
亀裂骨折や、骨膜に損傷がない骨膜下骨折が典型例ですが、覚える必要はありません。

最後に、粉砕骨折と破裂骨折?
医師から、こんな傷病名が告知されたら、被害者は、気絶しそうですが、骨折部位が3つ以上の骨片に分離したときは、
粉砕骨折と診断されています。 決して粉々に骨折して修復不能ではありませんから、気絶することもありません。
「破裂骨折? なにが破裂したの、まさか、私の骨が破裂してしまったのですか?」

固定術が必要な重症例ですが、破裂骨折とは、前後の椎体骨が圧迫骨折し、
椎体の後方部が突出して脊柱管を圧迫している損傷のことで、破裂して骨が跡形もなくなってしまったのではありません。

■2.脊柱の圧迫骨折?click!

■3.脊柱の圧迫骨折 プロレベルclick!

■4.脊柱の圧迫骨折 プロレベルclick!

■5.脊柱の圧迫骨折 プロレベルclick!

■6.肋骨骨折?click!

■7.肋骨多発骨折の重症例 外傷性血胸?click!

■.8.肋骨多発骨折の重症例 フレイルチェスト、Flail Chest、動揺胸郭?click!

■9.鎖骨骨折?click!

■10.肩鎖関節脱臼(けんさかんせつだっきゅう)?click!

■11.胸鎖関節脱臼?click!

■12.肩甲骨々折 (けんこうこつこっせつ)?click!

■13.骨盤の仕組みclick!

■14.骨盤骨折の軽症例?click!

■15.骨盤骨折の重症例?click!

■16.骨盤骨折に伴う出血性ショック?click!

■17.骨盤骨折における後遺障害のキモ?click!

前のページに戻る このページの最初に戻る

TOPページへ 交通事故相談サイト