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交通事故外傷と後遺障害


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10.肩鎖関節脱臼(けんさかんせつだっきゅう)?

10.肩鎖関節脱臼(けんさかんせつだっきゅう)?

肩鎖関節脱臼のグレード

機’浦

肩鎖靱帯の部分損傷、烏口鎖骨靱帯、三角筋・僧帽筋は正常、
XPでは、異常は認められません。

供^|Ρ

肩鎖靱帯が断裂、烏口鎖骨靱帯は部分損傷、三角筋・僧帽筋は正常です。
XPでは、関節の隙間が拡大し鎖骨遠位端が少し上にずれています。

掘|Ρ

肩鎖靱帯、烏口鎖骨靱帯ともに断裂、三角筋・僧帽筋は鎖骨の端から外れていることが多く、XPでは、鎖骨遠位端が完全に上にずれています。

検仝緤脱臼

肩鎖靱帯、烏口鎖骨靱帯ともに断裂、三角筋・僧帽筋は鎖骨の端から外れている。
鎖骨遠位端が後ろにずれている脱臼です。

后々眦拊Ρ

祁燭猟度の強いもの、肩鎖靱帯、烏口鎖骨靱帯ともに断裂、三角筋・僧帽筋は鎖骨の外側1/3より完全に外れています。

此_縞脱臼

鎖骨遠位端が下にずれる、極めて稀な脱臼です。

肩鎖関節とは鎖骨と肩甲骨の間の関節のことです。
肩鎖関節脱臼は、肩鎖靭帯・烏口鎖骨靭帯の損傷の程度や鎖骨のずれの程度等に応じて、
上記の6つのグレードに分類されています。
大多数はグレード渓にで、グレード困蓮¬蚤燭鉾生しないと言われており、未経験です。
機Ν供Ν靴任蓮⊆腓箸靴栃歛故屠,、検Ν后Ν困任牢儼貊僂砲茲觚把蠅選択されています。

肩鎖関節脱臼による後遺障害のキモ?

1)グレード気稜浦辰任蓮後遺障害を残しません。

2)グレード供Ν靴任蓮外見上、鎖骨が突出し、ピアノキーサインが陽性となります。


裸で変形が確認できれば、体幹骨の変形として12級5号が認められます。
あくまでも外見上の変形であり、XP撮影により初めて分かる程度のものは非該当です。
ピアノキーサインが陽性のときは、男性は上半身裸、女性ならビキニ姿で、外見上の変形を写真撮影し、
後遺障害診断書に添付しなければなりません。

鎖骨の変形と同じですが、骨折部に運動痛があるか、ないか? ここが重要なポイントになります。
体幹骨の変形による12級5号では、骨折部の疼痛も周辺症状として含まれてしまいます。
つまり、疼痛の神経症状で12級13号が認定され、併合11級となることはないのです。

なんの痛みもなければ、変形で12級5号が認定されても、逸失利益のカウントはありません。
しかし、運動痛が認められていれば、10年程度の逸利益が期待できます。
変形に伴う痛みは、自覚症状以外に、鎖骨骨折部のCT、3D撮影で立証しています。
変形が認められなくても、肩鎖関節部の痛みで14級9号が認定されることもあります。
この辺りが、交通事故110番ならでは、奥の深いところです。

3)肩鎖関節部の靱帯損傷や変形により、肩関節の可動域に影響を与えることが予想されます。
こうなると、鎖骨の変形以外に、肩関節の機能障害が後遺障害の対象となります。
となれば、骨折部位の変形をCT、3D、靱帯断裂はMRIで立証しなければなりません。

患側の関節可動域が健側の関節可動域の2分の1以下とは、手が肩の位置辺りまでしか上がらないイメージで10級10号が、
患側の関節可動域が健側の関節可動域の4分の3以下とは、手が肩の位置よりは上がるけれど、
上までは上がらないイメージで12級6号が認定されます。 可動域は、鎖骨骨折を参考にしてください。

4)症状と後遺障害等級のまとめ

等級

症状固定時の症状

10級10号

患側の可動域が健側の2分の1以下となったもの、

12級6号

患側の可動域が健側の4分の3以下となったもの、

12級5号

鎖骨に変形を残すもの、

14級9号

脱臼部に痛みを残すもの

併合9級

肩関節の可動域で10級10号+鎖骨の変形で12級5号

併合11級

肩関節の可動域で12級6号+鎖骨の変形で12級5豪

肩関節の機能障害と鎖骨の変形障害は併合の対象ですが、
鎖骨の変形と痛みは、周辺症状として扱われ、併合の対象にされていません。
等級が併合されなくとも、痛みがあれば、それは後遺障害診断書に記載を受けなければなりません。

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