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交通事故外傷と後遺障害


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13[動眼神経麻痺]

頭部外傷 傷病名と後遺障害

 

13動眼神経麻痺

(1)病態
脳幹の受傷、また脳圧の亢進により、脳神経が圧迫、神経が引き伸ばされた場合は、脳神経損傷を来します。

目を動かす神経は、滑車、外転、動眼神経の3つです。 滑車神経と外転神経は、単に、眼球を動かすだけの純粋な運動神経ですが、動眼神経は、眼球を動かす運動神経であって、自律神経を構成する副交感神経という側面をもっています。

動眼神経損傷では、眼球の運動制限以外に、自律神経の異常による失調症状が出現します。


外眼筋の支配

 

(2)症状
ヾ禝絮親鮎祿
眼球を動かす筋肉、外眼筋は、合計6種類あり、それらの6種類の筋肉は、滑車、外転、動眼の3つの神経に支配されています。

動眼神経は、内直筋、上直筋、下直筋、下斜筋を支配、滑車神経は上斜筋、外転神経は外直筋を支配しているのです。

これらの神経に異常や麻痺があれば、支配筋肉を動かすことができなくなります。
したがって、障害のあるほうの眼は、正中視で外側に偏位します。

また、動眼神経は、外眼筋の支配以外に、眼瞼、まぶたを挙上するための上眼瞼挙筋を支配しており、動眼神経が障害されると眼瞼下垂が生じます。


⊆律神経の障害
すでに説明した通り、動眼神経には自律神経としての働きもあり、その作用は縮瞳作用になります。したがって、動眼神経が障害されると瞳孔が散大します。

動眼神経障害では、障害のある眼球が、正中視で外側に偏位し、眼瞼下垂、瞳孔散大が出現するのです。

コラム 私の経験則?

河内長野市の山中で発生した崖下転落事故の被害者で、この傷病名を経験しました。 
21歳の女性フリーターで、彼氏の運転する乗用車は15mも落下したのですが、沼地に軟着地したために奇跡的にも骨折等はなかったのです。 
しかし落下時にフロントグリルで顔面部を強打し左眼の動眼神経麻痺となったのです。 
左瞼は下に垂れ下がり自分で動かすことは出来ません。眼球の運動も上・下・内側に動きません。
瞳孔も散大したままで眩しさに対応できません。左眼は外側に斜視の状態でした。

動眼神経は中脳から上眼瞼を通り眼窩内を走行しています。
したがって、前頭部の打撲により発症することが多いのです。  
動眼神経は運動神経+副交感神経で成り立っており、副交感神経は瞳孔括約筋を支配しています。 
動眼神経麻痺は眼瞼下垂、眼球運動障害、瞳孔散大、対光反射消失、調節力麻痺、斜視を伴い、失明ではありませんが、外見上は悲惨この上ない状態です。

ところが後遺障害等級は評価が低いのです。 
この被害者は、眼瞼下垂が12級、眼球運動障害が12級、瞳孔散大・対光反射消失が12級、調節力麻痺が12級、視力障害が0.6以下で13級、すべてを併合して11級が認定されました。  
ミテクレは、遠州森の石松状態ですが、顔面の醜状では捉えられません。 
被害者はサングラスで隠していましたが、お気の毒な状態でした。
その後、彼氏が責任を取って結婚したのか?これは確認ができていません。


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