交通事故110番  
まず初めに! コンテンツ 掲示板 相談メール 会員サイト サイトマップ
TOPページへ
交通事故外傷と後遺障害 高次脳機能障害 頚・腰部捻挫 判例の解説 健康保険&労災保険 保険の約款 支払基準 別表 物損 扮セン他
top > コンテンツ > 交通 事故外傷と後遺障害 > 頭部外傷 傷病名と後遺障害
交通事故外傷と後遺障害


■1[頭蓋骨骨]click!

■2[脳実質の損傷]click!

■3[びまん性軸索損傷]click!

■4[急性硬膜外血腫]click!

■5[急性硬膜下血腫]click!

■6[慢性硬膜下血腫]click!

■7[外傷性くも膜下出血]click!

■8[脂肪塞栓]click!

■9[植物状態]click!

■10[脳死]click!

■11[脳神経損傷の全て]click!

■12[視神経損傷]click!

■13[動眼神経麻痺]click!

■14[聴神経損傷]click!

15[嗅神経損傷]

頭部外傷 傷病名と後遺障害

 

15嗅神経損傷

(1)病態
嗅神経は、脳神経の中で短い神経であり、頭部外傷では、最も損傷の多い脳神経です。
臭いを嗅ぐのは鼻の仕事なので、鼻の穴の最も深い所にある嗅上皮と呼ばれる部位に、嗅細胞が集中して存在しています。

この嗅細胞は篩骨=前底部の頭蓋骨の一部を通り、大脳の嗅覚中枢に向かいます。

前頭部を強打したケース、頭蓋底骨折を伴ったケースでは、嗅神経障害を残す可能性があり、受傷時に鼻出血や髄液鼻漏などがあったケースは特に要注意となります。




嗅神経のイラスト


(2)症状
嗅神経は、臭いの記憶をもっています。
例えば、嗅覚を脱失しても、カレーライスの匂いは記憶しているのです。
高次脳機能障害=認知力の低下等で、被害者本人が嗅覚の脱失、味覚の脱失に気づかない、訴えもない、これらは頻繁に発生しています。

左右の嗅覚が鈍くなると味覚も鈍感になります。
やはり、記憶だけでは不十分で、食事に対し、楽しみがなくなります。
よほどグルメではない限り、普段の生活において、香りを意識するということはありませんが、実は、気が付かないうちに普段の食事においても香りを楽しんでいるのです。
決定的に食欲がなくなり、周囲の家族は異変を感じます。

臭いだけなら?なんて軽く考えてはなりません。
嗅覚を脱失すると、化学品やガソリン等の危険物の取り扱いが不可能となります。

家庭の主婦であれば、腐敗した食物やガス漏れなどに気が付かない?深刻な事態も考えられます。

(3)診断
嗅神経の脱失は、色々な臭いを嗅いで臭いをどの程度鑑別できるか?または、どの程度臭うか?を調べることになります。
耳鼻咽喉科で、オルファクトメーター検査を受けることになります。
通常、大学病院や大きめの総合病院の耳鼻科で検査を受けることができます。

(4)治療と後遺障害
嗅しんけいは、掘銑将兇稜梢牲个醗磴ぁ⊆尊櫃砲話羶神経=大脳の突起物なので、嗅覚の回復は極めて困難と説明されています。

嗅覚の脱失に止まるものは、12級相当が認定されます。




■16[顔面神経麻痺]click!

■17[外傷性てんかん]click!

前のページに戻る このページの最初に戻る

TOPページへ 交通事故相談サイト