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交通事故外傷と後遺障害


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頭部外傷 傷病名と後遺障害

 

16顔面神経麻痺

(1)病態
顔面神経の損傷は側頭骨錐体部・乳様突起部の骨折によって生じるものが圧倒的に多く、受傷直後に発生する、早発性のものと、受傷後3〜7日を経過して発生する遅発性のものがあります。

早発性のものは、受傷時の骨折により顔面神経が損傷を受けることによって生じ、遅発性のものは、顔面神経の浮腫や血腫が原因であると考えられています。

顔面神経は、運動、自律、感覚神経の役割があり、大まかに下記の5つを担当しています。
ヾ虧未良従陲鮑遒襦表情筋運動、
⊆律神経の作用で涙腺管からの涙液を分泌、
アブミ骨筋の働きを支配、中耳に存在する骨で、大き過ぎる音を小さくする役割を担当、
だ紊料3分の2の味覚

ゼ律神経の作用で、唾液腺からの唾液の分泌、




顔面神経のイラスト
‘蘯道、膝、4虧命牲亟鼻↓し堝突起


(2)症状
症状は主に、上記の5つの役割が低下、喪失する形で現れます。
顔面の表情と作る、表情筋運動に対する症状としては、目を閉じることができなくなって、ヒョットコ顔の眼、医学的には兎眼になります。
/

口の周りの筋肉の働きが低下、「イー」と唇を横に伸ばしたりすることができなくなります。 
唾液腺からの唾液および涙腺管からの涙液の正常な分泌が妨げられますので、口の中が、眼が乾きやすくなります。アブミ骨は、大き過ぎる音がまともに内耳に伝わらないように調節していますから、アブミ骨筋の支配に障害が出ると、常に音が大きく聞こえます。

舌の前3分の2の症状では、味覚がなくなります。
舌は、前3分の2と後3分の1に、支配する神経が大きく分かれています。

前3分の2の運動神経は、三叉神経が支配していますので、顔面神経の損傷では、味覚のみが脱失します。

(3)診断
MRIでは、骨折を伴っていなければ、顔面神経の圧迫などは判断しにくいものです。 

専門医は、主として、自覚症状から診断しています。

(4)治療と後遺障害
保存的治療としては、ステロイドの投与や顔面神経の圧迫を取り除く開放手術が行われますが、その効力は、疑問視されています。 
早発性の顔面神経麻痺は治療の効果が極めて悪く、遅発性の顔面神経麻痺では、改善が得られています。

顔面神経麻痺は、特に女性の場合は美容的に大きな問題をのこしますので、3ヵ月を経過しても、顔面神経完全麻痺の治療効果が見られないケースでは、神経吻合術が実施されています。

コラム 私の経験則?

これも経験したのは15年近く前、被害者は24歳、京都では有名な高級クラブのホステスさんでした。
山科に抜ける滑り石街道という車同士の離合も困難な細い山道があります。
何でも、大石内蔵助も山科から四条に出るときに利用したとのことで、座って一服した石があります。
原付単車で走行中、カーブ地点から走行して来た対向車に驚き、急ブレーキをかけたところスリップ、転倒し顔面 を打撲しました。

近くの総合病院に入院したのですが、顔面の左側に麻痺が認められました。
顔面の左側は皺がなく、眉は下がり気味で左眼は閉じられない状態でした。 
頬骨の骨折もあり、顎の出っ張りが引っ込んだ状態でした。

形成外科医より「松坂慶子の顎にしてあげる?」と説明を受け、受傷後2ヵ月で形成術を受けたのですが、結果 、顔面神経麻痺は更に進行し、左側の知覚鈍麻のため、間断なくよだれが流れ出る、食事中も食物がこぼれ出る状態となりました。「顎に至ってはどこが松坂慶子なの?」おそらく松坂慶子さんがご覧になれば失神間違いなしのでき上がりでした。

これは医療過誤の請求となりました。病院側も正式に謝罪し裁判にはなりませんでした。 
医師会を通じて契約している、医療過誤保険から支払いを受けたのです。

大きく宣伝はしておりませんが、実はこんな保険があるのです。 
正式には医療賠責保険と呼びます。この他にも、弁護士賠責保険というのが発売されています。

顔面神経麻痺は、顔面の打撲によっても発症するのですが、多くは側頭部の打撲で起こります。 
片側の顔面 表情筋のすべてに麻痺が出現しますので、片側の顔の皺が消失し、眉が下がり、片眼は閉じられなくなり、鼻は平坦化、鼻唇溝も消失します。
閉眼、頬を膨らませること、口笛を吹くこと、「ぱぴぷぺぽ」が発音できなくなります。
殆どのケースで改善は見られず女性の場合は深刻です。

後遺障害の等級は末梢神経の障害で12級が認められたに過ぎません。

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