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交通事故外傷と後遺障害


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12級「上・下肢の機能障害」

12 級 「上・下肢の機能障害」

 

( 1 )判例傾向

12 級

期間・地裁名

S51-3-15 大阪地裁〜 H15-1-24 京都地裁

訴えの件数

90 件

認・否

認 84 件、否 6 件、

労働能力喪失率

5 〜 56 %、最多は 14 %で 52 件、

喪失期間

5 〜 49 年、最多は 67 才まで 53 件、

このクラスになると訴えの件数も多くなります。

上肢の機能障害の訴えは 22 件、下肢の訴えは 65 件、
やはり歩行に障害をもたらす下肢の方が深刻な様子です。 
67 才の就労可能年数のフル期間について、
逸失利益が認められたものが 68 件あり、全体の 77.27 %を構成しています。 

職種で見ると、運転手・とび職・組立工・ボール盤工・理容師・美容師・看護婦・
医師・放射線技師・大工・保険外務員・産廃業者・新聞委託販売・
ギタリスト・グラフィックデザイナー・営業職・小企業の社長等、じっとしていないで
動き回る方の大半はフル期間を認められています。

参考までに、専業主婦も 3 件について 67 才まで 14 %が認められています。

H10-3-6 大阪地裁判決
右膝関節に 12 級の機能障害を残す 35 才公立病院勤務の脳神経外科医に対して、
実収入を基礎に 67 才まで 10 %の喪失率で、 1084 万円の支払を認めています。

保険屋さんは年令別平均賃金による逸失利益の精算を求めていました。
この手の主張が訴訟で認められたことは一度もありません。

H15-12-12 大阪高裁判決
左足関節に 12 級 7 号が認められた 48 才男子営業職の会社員に対し、
復職後減収していない状況で実収入をベースに 60 才まで 10 %、
それ以降 67 才までは賃金センサスで 14 %、総額 697 万円の逸失利益を認めています。

H15-1-17 京都地裁判決
34 年間勤務した会社を退職し、半月後に開業を予定、事故当時は無職であった
57 才男子 1 級建築士の肩関節疼痛の 12 級 12 号について、
賃金センサスの男子年令別で休業損害と、
67 才まで 14 %の逸失利益、 588 万円を認めています。

( 2 )地裁、保険屋さんの比較

地裁、任意保険支払基準の比較

損害項目

地裁基準

任意基準

後遺障害慰謝料

290 万円

100 万円

喪失率

14 %

14 %

喪失期間

67 才まで、

自賠範囲内

( 3 )シミュレーション

37 才男子会社員、喪失率 14 %、喪失期間 30 年が認められた場合、

後遺障害慰謝料

290 万円

逸失利益

544 万 5700 円× 0.14 × 15.372 = 1172 万円

合計

1462 万円

保険屋さん

黙っていれば自賠範囲で 224 万円、それも、もったいつけて、

544 万 5700 円は男性・産業計・年令別平均賃金( H14 賃金センサス)、 15.372 は 30 年に対応するライプニッツ係数、

訴訟で獲得できた損害賠償額は 1462 万円ですが、
この内の 224 万円は自賠責保険に対する被害者請求で先行取得しています。 
1462 − 224 万円= 1238 万円、裁判所が弁護士に認める報酬は 10 %の 123 万円です。

有能で忙しい弁護士は、一般的には、この事案を引き受けるか微妙なところです。
12 級の損害賠償は、紛センで実現すべきと考えています。

保険屋さんの後遺障害 12 級の評価は、自賠範囲内です。

つまり自賠の 224 万円以上は支払わない! 
ハッキリしているのですが、それでも被害者が、逸失利益を詰問すると大半は、
3 〜 4 年を 14 %で提示します。 

これは、外傷性頚部症候群の神経症状に対する評価であり、
機能障害としての評価ではありません。 
被害者が承知していないと見下した場合は、何でもあり?嘘の付き放題? 
とどのつまり、保険屋さんとは羞恥心を持ち合わせない連中なのです。

交通事故 110 番は、この保険屋さんのコンプライアンスに挑戦しているのです!
ちなみに、上・下肢の機能障害の 12 級は、関節の機能が健側に比べて
4 分の 3 以下の可動域となったもので、肘・膝関節の動揺関節も含まれています。

詳細は、交通事故外傷と後遺障害で説明をしています。


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