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交通事故外傷と後遺障害


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9級「上・下肢の機能障害」

9 級 「上・下肢の機能障害」

 

( 1 )判例傾向

9 級

期間・地裁名

S52-10-29 大阪地裁〜 H15-5-8 東京地裁

訴えの件数

24 件

認・否

認 24 件、否 0 件、

労働能力喪失率

10 〜 67 %、最多は 35 %以上で 11 件、

喪失期間

1 〜 46 年、最多は 67 才まで 17 件、

訴えは、上肢の障害が 4 件、下肢が 20 件です。

今回は併合 13 件、逓減法は 2 件ですが、
H4 年以降の判決はいずれも労働能力喪失率 35 %以上、
67 才までの期間を認めています。

H13-3-29 神戸地裁判決
これは設計事務所に勤務する 29 才の男性が右母指機能障害で 10 級、
神経症状で 12 級、併合で 9 級を認定された事案です。 
判決は実収入を基礎に 67 才まで 35% の労働能力喪失率を認め、
総額 5453 万 1133 円の支払を命じました。

入・通院付添看護料について、完全看護の病院ではあったが、
「受傷の程度は極めて重い」として必要性を認め、入院付添日額 5500 円、
通 院付添日額 3000 円を認め、合計 78 万 2500 円の支払いを認定しています。 
本件を担当されたのは、本上博丈弁護士、謹んで敬意を表します。

( 2 )地裁、保険屋さんの比較



地裁、任意保険支払基準の比較

損害項目

地裁基準

任意基準

後遺障害慰謝料

690 万円

300 万円

喪失率

35 %

35 %

喪失期間

67 才まで、

この段階でも、自賠範囲内



( 3 )シミュレーション

37 才男子会社員、喪失率 35 %、喪失期間 30 年が認められた場合、

後遺障害慰謝料

616 万円

逸失利益

544 万 5700 円× 0.35 × 15.372 = 2930 万円

合計

3004 万円

保険屋さん

黙っていれば自賠範囲で 616 万円、それも、もったいつけて、

544 万 5700 円は男性・産業計・年令別平均賃金( H14 賃金センサス)、 15.372 は 30 年に対応するライプニッツ係数、

訴訟で獲得できた損害賠償額は 3620 万円ですが、
この内の 616 万円は自賠責保険に対する被害者請求で先行取得しています。 
3620 − 616 万円= 3004 万円、
裁判所が弁護士に認める報酬は 10 %の 300 万円ですから、訴訟対応になると考えます。

判決では、判決額の 5 %について、事故日起算で遅延損害金が計算されます。
事故日から判決日まで 2 年が経過していれば、 300 万 4000 円となります。

更に、自賠責保険の支払額についても、事故日から支払日までの
確定遅延損害金の積算が単利 5 %でなされます。 
9 級の損害賠償は、訴訟提起で実現すべきと考えています。

 


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