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【2017/11/08】高次脳110番 家族介護・職業介護・レスパイト

高次脳110番 家族介護・職業介護・レスパイト

 
(2)職業介護と家族介護、そしてレスパイトの導入?

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介護する家族が仕事に就いているときは、職業介護人に介護をお願いしなければなりませんが、土日、祝日は家族介護であり、職業介護240日と家族介護125日は、常に2本立てとなっていました。

事故当時、専業主婦であっても、近い将来に就労を計画しているときは、その蓋然性が立証できれば、職業介護人の導入が認められています。

介護料?
職業介護人の介護は、地域によってサービスの内容や料金に差があります。
地元の介護サービスを調査し、被害者の支障の状態から、介護サービスの内容を精査して、業者を選定することになります。

裁判では、損保側は、症状はいずれ改善するとか、公的介護制度を適用すれば、月額4万円の介護料で足りるなどの乱暴な主張をしてきます。
当然に、どうして、その業者を選んだのかも議論されることになるのです。

「原告には、対人関係を良好に維持できない、意思の疎通がうまくできない、羞恥心がなくなり、暑ければ、他人の前でも、平気で裸になること、突然キレて怒り出す易怒性、こだわりが強く、情緒が不安定で、突然、暴力的で他害行為におよぶ人格障害が見られ、それらを理解して、温厚で包容力のある、いつも決まった職業介護人に介護をお願いする必要があったので、ここを選びました。」 
など、キッパリと選択した理由を説明しなければなりません。
料金が高いので、良いサービスが受けられると思いました? これでは、笑いものになります。
きめ細かく、配慮しなければなりません。

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平成22年以降、介護する側にも人生があり、例え、母親、専業主婦であっても、1人の人間として休息や充電期間は不可欠であるとして、裁判においても、介護人の休息を求める事例が増えてきました。
レスパイトとは、小休止を意味する言葉です。
介護人にも、レスパイトが必要であるとの議論が始まったのです。
その結果、裁判所は将来介護料として、家族介護100%であっても、1週間の内5日は、母親の介護、残りの2日は、職業介護人の導入を認めたのです。

もう1つのパターンは、職業介護と家族介護の組み合わせですが、年間270日間は、職業介護料、土日、祝日の年間95日間は、家族介護を認めています。
従来は、職業介護240日と家族介護125日に分けることが基本でしたが、家族介護者にも休息が必要であるとして、レスパイトを主張、裁判所は、土日プラス祝日をベースに30日間を介護者の休息日として、この間の職業介護を認めました。

今後、弁護士は、高次脳における将来介護料では、家族介護にレスパイトの概念を取り入れて請求しなければなりません。

※中枢性尿崩症(ちゅうすうせいにょうほうしょう)
脳の下垂体の後葉からは、抗利尿ホルモン、バソプレシンが分泌され、腎臓に働きかけて水分の再吸収を行い、排泄する尿量を減らしつつ、体内の水分を調節しています。
ところが、頭部外傷、頭蓋底骨折やびまん性軸索損傷により、脳内の下垂体に伝わる神経系を損傷すると、抗利尿ホルモンの分泌が減少し、水分再吸収が行われず、尿を排出し続ける状態となります。
多尿により、喉が乾き、水分を多量に欲する尿崩症が起こるのです。
抗利尿ホルモンの分泌の低下を原因とする尿崩症は、中枢性尿崩症と呼ばれています。

検査による立証
泌尿器科で、1日の尿量の測定、尿の濃度を調べる尿浸透圧、血中浸透圧の検査を行ないます。
続いて、水制限試験、水分をまったく摂取しないで尿量、尿浸透圧を調べる試験を行ないます。
また、抗利尿ホルモンを注射して尿量が増加するかどうかも調べます。
1日の尿量が5ℓ以上あり、尿浸透圧が低く、血中浸透圧が高いと尿崩症と確定診断されます。

水分をまったく摂取しない状態で尿量が減少すれば、それは精神的な疾患で多飲多尿になったものであり、心因性尿崩症と診断されます。
水分をまったく摂取しない状態でも尿量が減少せず、抗利尿ホルモンを注射すれば尿量が減るときは、中枢性尿崩症であり、尿量が減少しなければ腎性尿崩症と診断されます 。

治療法
抗利尿ホルモン作用のあるデスモプレシンを付属のチューブで鼻腔内に投与します。。


デスモプレシン点鼻液

効果は30分内に現われ、6時間以上続くので、朝起きたときと夜寝る前に用います。
中枢性尿崩症では、脱水症を防止するためにデスモプレシンの点鼻を一生続けることになります。
腎性尿崩症では、水分を十分に摂取することが大切で、逆に、心因性尿崩症では、水分を摂取し過ぎないよう注意しなければなりません。

尿崩症における後遺障害のキモ
泌尿器科で、1日の尿量の測定、尿の濃度を調べる尿浸透圧、血中浸透圧の検査を行ないます。
1日の尿量が5ℓ以上あり、尿浸透圧が低く、血中浸透圧が高いと尿崩症と確定診断されます。

確定診断がなされたときは、11級相当が認定されます。

 

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