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【2018/02/05】遷延性意識障害110番 リハビリ治療?

遷延性意識障害110番 リハビリ治療?

 

Q5. 遷延性意識障害者のリハビリ治療?

遷延性意識障害者では、症状固定後も生涯にわたって、リハビリ治療が必要となります。

1)新看護プログラム
現在、遷延性意識障害者が寝たきりで他者に委ねる生活ではなく、関節などが固まり、動きにくくなった身体を改善するように働きかけ、健常時の生活を思い出させるような刺激を行い、生活していると感じ、行動できるようにアプローチする新看護プログラムが推奨されています。

NASVAの運営する療護センターでも、顔面の表情筋のマッサージで、表情が豊かになること、
手足の関節を動かすことで、関節の拘縮を防ぐこと、
入浴時に手足の関節をマッサージすることで、より関節の拘縮を防止できること、
用手微振動(ようしゅびしんどう)で身体全体をさすることで、身体の内側に刺激を与えること、
市販のバランスボールを利用して、身体の側面を伸ばす、捻ることで、呼吸機能を強化させること、
これらは、NASVAのホームページで、http://www.nasva.go.jp/sasaeru/zaitaku.html#movie
ビデオ紹介されており、介護者にとって、大変、参考になるものです。

その他にも、腹部のマッサージで、便通が改善されること、ハンモックの使用で、心地良い揺れと体を包み込む感覚が、刺激とバランスを与えることなどが報告されています。

2)音楽療法、アロマテラピー
NASVAの運営する療護センターでは、クラシックや自然音のヒーリング音楽が使用されていますが、自宅介護では、遷延性意識障害者が好きだった音楽をかける音楽療法こと良いと報告されています。

音楽療法と共に注目されているのがアロマテラピーです。
花の香り、フルーツの香り、森の香りなど植物の香りは、人の心や身体にさまざまに働きかけます。
アロマテラピーは、植物から抽出した香り成分である精油、エッセンシャルオイルを使用して、心身のトラブルを穏やかに回復し、健康や美容に役立てていく自然療法です。
香りを感じる嗅覚は、嗅神経からダイレクトに大脳辺縁系につながっています。
嗅覚は人間の五感の中で最も原始的、本能的なもので、香りはダイレクトに脳に作用しているのです。 わけもなくイライラする?
理性ではコントロールできない感情を持て余しているとき、心地よい香りを嗅ぐことによってリラックスが得られ、イライラが緩和されることがあります。
これは生理的なメカニズムに基づいたアロマテラピー効果と言われています。
嗅覚に刺激を与えるアロマテラピーは、遷延意識障害者のリハビリとして注目されています。

※アロマテラピーの利用法
)Ч疝疔 .謄ッシュやハンカチに1〜2滴垂らして枕元に置きます。
⊥浴法 精油を入れた湯に全身または一部を浸ける方法です。
5枡法 精油成分を鼻や口から吸入することで、呼吸器系の不調を緩和する方法です。
ぅ侫Дぅ轡礇襯好繊璽燹ヾ蕕棒彩成分を含んだ蒸気をあて、血行を促進し、皮膚に潤いを与えます。
ゼ症柬 ‥鬚撚垢瓩織織ルなどの布を、身体の一部にあてる方法です。
Ε肇蝓璽肇瓮鵐繁 \彩を希釈したトリートメントオイルを身体や顔に塗布する方法です。

Q6. 裁判所が自宅介護を認めない?

先に、裁判所が自宅介護を認める4つの要件を説明しました。
)椰佑覆い群搬欧希望していること、
⊃妖支援が確保されていること、
J的設備が確保されていること、
ぐ緡電環境が整っていること、

この質問は、上記の要件の裏返しとなります。

1)例えば、遷延意識障害者が高齢で、入院中も肺炎を併発するなど容体が不安定な状態が続いているなど、遷延性意識障害者の容体が、自宅介護よりも、医療施設の整備された病院に入院している方が、はるかに安全と判断されたとき、
⇒本来は、感染症対策でも自宅の方が安全とされており、極めて例外的なことです。

2)自宅が、エレベーターのない賃貸アパートの5階で、賃貸で改装が不可であること、 あるいは家屋自体が古く、介護に適した改装をするには莫大な費用を要するなど、自宅介護を行う家に問題があるとき、
⇒裁判の前に、工程表にしたがって自宅を購入、介護環境を整備し、主治医の許可を得て自宅介護を実施していれば、これが問題になることはありません。

3)家族介護人が67歳以上の高齢で、介護の知識や技術が不足しているなど、遷延性意識障害患者の家族に問題があるとき、
⇒治療先や療護センターで介護の研修を受け、職業介護人と家族介護を併用する方法で自宅介護が実施されていれば、高齢が問題とされることはありません。

4)遷延性意識障害者に対する定期的な往診や、緊急時の入院ができる治療先が自宅近くにないなど、医師や病院との連携が取れていないとき、
⇒これまでの経験則で、医療体制が確立できなかったことは、1例もありません。

 

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