TOPページへ 交通事故相談サイト


前月へ 2018/02 次月へ



■【2018/02/01】遷延性意識障害110番 訴訟中に死亡?click!

■【2018/02/02】遷延性意識障害110番 個室の使用は?click!

■【2018/02/05】遷延性意識障害110番 リハビリ治療?click!

■【2018/02/06】遷延性意識障害110番 脳死と遷延性意識障害?click!

■【2018/02/07】遷延性意識障害110番 裁判所が認める介護費用?click!

■【2018/02/08】脊髄損傷110番 脊髄とは?click!

■【2018/02/09】脊髄損傷110番 脊髄損傷における問題点click!

■【2018/02/13】脊髄損傷110番 脊損の分類click!

【2018/02/14】脊髄損傷110番 損傷レベルと麻痺の現れ方

 脊髄損傷110番 損傷レベルと麻痺の現れ方

 

3.損傷レベルと麻痺の現れ方

損傷レベルC1〜3

四肢・体幹のすべてが麻痺、自発呼吸が困難で人口呼吸が必要、

ADL

全介護、呼気、唇や顎の動きを利用したハンズフリースイッチの操作が可能。

運動機能

首を動かすことができるが、呼吸に障害があり、上肢・下肢・体幹が麻痺、

移乗・移動方法

専用の電動車椅子を操作して移動する、

自助具・福祉用具

人工呼吸器、専用の電動車椅子を利用、
環境制御装置・特殊寝台の設置が必要である

損傷レベル C4

四肢は麻痺するも、横隔膜の機能が残存するので、自発呼吸はできる、

ADL

全介護、頭に取り付けた棒や口でくわえた棒を使用して本の頁をめくるなどの動作は可能、

運動機能

自力での呼吸が可能、肩甲骨を上に上げることができる、

移乗・移動方法

専用の電動車椅子を操作して移動、

自助具・福祉用具

専用の電動車椅子、ベッドポインターを利用、
環境制御装置・特殊寝台の設置が必要である、

損傷レベル C5

三角筋と肘屈筋が利き、肩の運動と肘屈曲ができる、

ADL

ほとんどの動作で要介護、ただし手を動かすことができ、上肢装具付きの自助具を使えば食事、筆記などが可能、

運動機能

肩、肘、前腕の一部を動かすことが可能、

移乗・移動方法

平らな場所ではハンドリム※を工夫した車いすの操作が可能、

自助具・福祉用具

電動車椅子を利用、上肢装具付きの自助具(食事、筆記用のものなど)・環境制御装置・特殊寝台・リフトの設置が必要、

損傷レベル C6

手関節背屈筋と前腕の回内筋が利く、寝返り、起き上がりなどができる、

ADL

中等度〜一部介助、自助具を用いて食事、筆記などが可能、上半身の着替えが可能、

運動機能

肩に力が入るが不完全な状態、肘を曲げられるが伸ばすことはできない、手首を上げることは少しだけ可能、腕立て伏せの力も少しだけ入る、起き上がることや寝返りを打つことができる、

移乗・移動方法

平坦なところでは、ハンドリムを工夫した車椅子の操作ができる、腕立て伏せの力でベッドと車椅子の移乗が可能なこともある、専用の自動車を運転することが可能なこともある、

自助具・福祉用具

ハンドリムを工夫した車椅子を利用、自助具(食事、筆記・着替・入浴用など)バスボード※・特殊寝台・リフトの設置が必要となる、

損傷レベル C7

肘伸展と手関節の屈曲ができる、

ADL

一部介助あるいは、ほぼ自立、自助具なしでの食事、着替えができ、起き上がること、寝返りが可能である、

運動機能

手関節の動きはほぼ完全にでき、腕立て伏せもできる、

移乗・移動方法

標準タイプの車椅子で移動ができ、腕立て伏せの力でベッドと車椅子の移乗ができる、トイレの便器と車椅子の移乗、専用の自動車の運転ができる、

自助具・福祉用具

標準タイプの車椅子、バスボード・入浴用自助具が必要となる、

損傷レベル C8〜T1

指の屈筋(C8)、手の固有筋(T1)が働く、

ADL

車椅子によるADLができる、

運動機能

上肢を動かす動作ができる、

移乗・移動方法

小さな段差であれば車椅子で乗り越えること、専用の自動車の運転ができる、

自助具・福祉用具

車椅子・入浴用自助具が必要となる、。

損傷レベル T2〜6

体幹の回旋ができない、

ADL

簡単な家事動作が可能。

運動機能

体幹のバランスが少しだけ安定する。

移乗・移動方法

車椅子移動、

自助具・福祉用具

車椅子が必要である、


損傷レベル T7〜L2

体幹の回線はできるが、前屈位からの起き上がりは難しい、

ADL

住環境が整えば、家事、仕事、スポーツもできる、

運動機能

体幹のバランスがほとんど安定する、

移乗・移動方法

車椅子移動、練習程度の歩行であれば、装具と松葉杖の利用によりできる、

自助具・福祉用具

車椅子が必要である、

損傷レベル L3〜4

腸腰筋が利く、L2では長下肢装具と松葉杖、L4では短下肢装具と杖で歩行ができる、

ADL

すべて自立している、

運動機能

体幹が安定し、下肢の一部を動かすことができる、

移乗・移動方法

短下肢装具と松葉杖の利用で歩行ができる、

自助具・福祉用具

短下肢装具、松葉杖が必要となる、

損傷レベル L5〜S3

股関節の外転ができる、膝関節の屈曲も可能性がある、

ADL

すべて自立している、

運動機能

足関節の動きは不十分であるが、下肢を動かすことができる、

移乗・移動方法

自立した歩行が可能。

上記は、脊髄の損傷部位と障害の大雑把な分類を示したもので、必ず、上記の通りではありません。

※ハンドリム:駆動輪の外側に固定された小型の輪をハンドリムと呼びます。

※バスボード:入浴補助具です。
 

■【2018/02/15】脊髄損傷110番 脊損における後遺障害等級click!

■【2018/02/16】脊髄損傷110番 弁護士の立証 被害者の原状回復click!

■【2018/02/19】脊髄損傷110番 弁護士の立証 施設介護でも家族介護が必要click!

■【2018/02/20】脊髄損傷110番 3カ月を経過すると、治療先を追い出される?click!

戻る このページの最初に戻る

TOPページへ 交通事故相談サイト