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【2018/04/03】(1)下肢の切断障害

部位別後遺障害の見直し

 
(1)下肢の切断障害

等級

喪失率(%)

内容

 

1級5号

 

100

両下肢を膝関節以上で失ったもの、
仝坿慇瓩砲いて寛骨と大腿骨を離断したもの、
股関節と膝関節との間、つまり大腿部で切断したもの、
I┫慇瓩砲いて、大腿骨と下腿骨を離断したもの、

 

2級4号

 

100

両下肢を足関節以上で失ったもの、
”┫慇瓩搬関節との間、つまり下腿部において切断したもの、
足関節において、下腿骨と距骨とを離断したもの、

4級5号

92

1下肢を膝関節以上で失ったもの、

4級7号

92

両足をリスフラン関節以上で失ったもの、
足根骨において切断したもの、中足骨と足根骨とを離断したもの、

5級5号

79

1下肢を足関節以上で失ったもの、

7級8号

56

1足をリスフラン関節以上で失ったもの、

これまでの経験則

1)友人宅前の路上で、自車のトランクにゴルフバッグを積み込んでいるときに、前方不注視の乗用車が追突し、その際、両足を車体と車体の間に挟まれたもので、傷病名は、両側脛・腓骨開放性骨折、右大腿骨開放性骨折など、左下腿骨膝下切断で5級5号が認定されています。

2)路側帯を歩行中に、後方から大型貨物車に跳ね飛ばされ、その上、左下肢を轢過されたもので、傷病名は、左大腿骨開放性挫滅骨折など、左膝上の切断で4級5号が認定されています。

3)加害者のトンネル内における無謀な追い越しで正面衝突となったもので、右大腿骨々幹部開放性骨折、右下腿骨々幹部開放性骨折など、右大腿骨切断で4級5号、併合3級が認定されています。

4)スクーターで檀家に向かう途上の住職が、後方から乗用車の追突により跳ね飛ばされ、左大腿骨顆部開放性粉砕骨折、左膝窩動脈損傷により、左膝上切断となり、4級5号が認定されています。

5)直進中の自動二輪車に対向右折の普通貨物車が衝突し、右大腿骨頚部骨折、右膝関節の脱臼・骨折、右膝窩動脈の断裂により、右下肢膝上切断で4級5号が認定されています。

6)横断歩道を歩行中の被害者に、左折の貨物トラックが衝突、右骨盤マルゲーニュ骨折、内腸骨動脈損傷、出血性ショック、右大腿骨々幹部開放性骨折、右大腿部高度挫滅により、右膝上切断となり4級5号、併合3級が認定されています。

7)原付バイクで山間部を走行中、センターラインオーバーの乗用車と正面衝突したもので、右脛・腓骨開放性骨折、右膝窩動脈断裂などにより、右膝上切断となり、4級5号が認定されています。

8)信号機の設置された交差点で、直進車と対向右折トラックが出合い頭衝突し、そのはずみで、トラックが前方の歩道に乗り上げ、信号待ちの歩行者を跳ね飛ばしたもので、右脛・腓骨開放性挫滅骨折、左膝高原骨折などで、右膝下の切断で5級5号、左膝の用廃との併合で3級が認定されています。

下肢の切断は、歩行者や自転車VS自動車、原付や自動二輪車VS自動車が中心ですが、センターラインオーバーによる車同士の正面衝突でも発生しています。
大腿骨果部骨折、膝関節脱臼、脛・腓骨開放骨折などに合併する膝窩動脈損傷は、血行再建が遅れると、膝上切断となる重症例です。


膝窩とは、膝の後ろのくぼんだ部分、○印です。

切断肢は、XP撮影で容易に立証することができます。

いずれも、連携の弁護士が受任し、地方裁判所支払基準をベースに円満解決としています。
多少の被害者過失があっても、人身傷害保険に加入していれば、穴埋めすることができます。
相手損保との話し合い解決は、選択肢にありません。

下肢は、股関節、膝関節と足関節の3大関節で構成
仝坿慇瓩ら膝関節までを大腿部と言い、大腿骨と呼ばれる1本の長管骨が走行して
膝関節から足関節までを下腿骨と言い、脛骨と腓骨の2本の長管骨が走行しています。
B関節以下、足趾までの間に、足根骨、中足骨があり、この間をリスフラン関節と言います。
なお、リスフラン関節は、下肢の3大関節には含まれていません。

下肢の後遺障害は、具体的には7つに分類されています。
(1)最上位に切断障害
挫滅的な骨折や開放性粉砕骨折、動脈損傷では、やむを得ず下肢を切断するものがあり、下肢と足趾切断の2つに分類されています。

(2)関節の脱臼や骨折に伴う機能障害、関節の拘縮による曲がらない、伸ばせない可動域制限
下肢では、脱臼や骨折に伴って、多発している後遺障害です。

(3)腓骨神経麻痺を代表とする神経麻痺
下肢には、坐骨、腓骨と脛骨の3本の神経が、別々の経路を辿って足趾まで走行しており、神経損傷は、直接的な切断や、脱臼や骨折に伴って神経を圧迫することでも発症しています。
下肢ではありませんが、骨盤骨、特に、仙腸関節の脱臼や仙骨の縦方向の骨折では、仙髄神経の損傷により、感覚は残しているものの、スタスタ歩けるほどの筋力はなく、痺れもあって、歩行が困難となり、排尿・排便障害を伴うこともあります。

(4)主として膝の靱帯損傷に伴う動揺関節
膝関節の脱臼や関節内骨折では、関節を引きつけている靱帯が損傷し、関節にぐらつき、動揺性を残します。

(5)短縮障害
複雑骨折や粉砕骨折などにより、骨折した側の下肢の長さが短縮したもの、 骨盤骨折後の骨盤の歪みにより、下肢の短縮と同じ障害が認められるもの、

(6)人工骨頭、人工関節に置換
不可逆的な関節内骨折により関節の再建が困難で、人工骨頭や人工関節に置換されたもの、

(7)脱臼骨折後の変形や奇形
近年、医療の進化に伴い少なくなってきています。

 


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