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【2018/04/04】緊急速報でもありませんが なんかヘン?

緊急速報でもありませんが  なんかヘン?

主婦兼会社員の40代女性が、5年前の4月に追突事故で頚椎捻挫と診断されています。
治療を始めて4カ月が経過した頃、母の運転する乗用車の後部座席に同乗して交差点を直進中、右方向から飛び出した乗用車と出合い頭衝突の交通事故が発生しました。
この事故による母親の過失割合は40%と判断されています。

さて、2年前の3月に症状固定、頚椎捻挫で14級9号が認定されました。

最初の事故と2回目の事故は、同一傷病名であり、異時共同不法行為が成立します。
最初の事故は示談が完了していますが、自賠責保険に後遺障害部分を異時共同不法行為で被害者請求すると、追加的に75万円が振り込まれます。

2回目の事故では、被害者は同乗中であり、母親の乗用車と加害者の運転する乗用車の共同不法行為が成立するので、2台の自動車の自賠責保険から、75万円×2=150万円が支払われます。

通常の常識では、後遺障害部分は、最初の事故の自賠責保険から75万円、2回目の事故では、2つの自賠責保険から75万円×2=150万円、合計225万円が支払われて完了します。

2回目の事故について、自賠責保険の治療を完了するまでの傷害部分枠は120万円×2=240万円ですから、治療費を差し引いても、240万円−137万円=103万円が慰謝料として支払われます。
傷害部分が103万円、後遺障害部分が225万円、合計328万円の損害賠償額となります。
自賠責保険ですから過失相殺はなく、328万円であれば、不足もありません。

ところが、2つ目の事故は、本年2月に、50万7000円で訴訟解決がなされているのです。
エエッ、どうして?

※被害者が弁護士費用特約を適用して依頼した弁護士、
※これに対抗した損保側の弁護士、
お二人とも、極めつけのポンスケで、どうやら、自賠責保険のルールをご存知ないようです。

どうしたらいいのか?
被害者からのご質問には、足らず分は、依頼した弁護士に請求されては如何でしょうか?
そのように回答しておきました。

弁護士費用特約から振り込まれた報酬を吐き出して解決すればいいのです。

費目

地裁認容額

自賠責保険の認容額

治療費

137万円

137万円

通院交通費

13万4000円

休業損害

30万円

眼鏡代

8万円

通院慰謝料

108万4000円

計算上は、170万5200円

後遺障害慰謝料

110万円

75万円×3=225万円

後遺障害逸失利益

43万5000円

小計

450万3000円

240万円

過失相殺額

40% ▲180万1200円

0

損害額小計

270万1800円

465万円

既払い金

▲219万4000円

137万円

損害額合計

判決額は
50万7000円

訴訟しなくても
328万円


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