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【2018/05/10】部位別後遺障害の見直し 8級2号 脊柱に中程度の変形を残すもの?

部位別後遺障害の見直し 8級2号 脊柱に中程度の変形を残すもの?

 

8級2号 脊柱に中程度の変形を残すもの?
脊柱に中程度の変形を残すものとは、XP、CT、MRIにより脊椎圧迫骨折などを確認することができるときであって、次のいずれかに該当するものです。

A 脊柱圧迫骨折等により1つ以上の椎体の前方椎体高が減少し、後弯が生じているもの、

B コブ法による側弯度が50°以上であるもの、

C 環椎または軸椎の変形・固定により、次のいずれかに該当するもの、
a 60°以上の回旋位となっているもの
b 50°以上の屈曲位または60°以上の伸展位となっているもの
c 側屈位となっており、XPなどにより、矯正位の頭蓋底部両端を結んだ線と軸椎下面との平行線が交わる角度が30°以上の斜位となっていることが確認できるもの

この内、aおよびbについては、軸椎以下の脊柱を可動させず、当該被害者にとっての自然な肢位で、回旋位または屈曲・伸展位の角度を測定します。

第1頚椎、C1は環椎、Atlas、C2は軸椎、Axisと呼ばれています。
環椎と軸椎は脊柱の中、先頭を切る位置を占めています。
後頭骨/環椎、環椎/軸椎の2カ所の骨間だけは椎間板が存在しません。
椎体と椎体をつなぐ繊維輪による連結と運動の制約がないので、自由で大きな関節運動ができます。
頚椎の回旋運動可動域の2分の1を後頭/環椎、環椎/軸椎の上位頸椎が演じています。
可動域が大きいということは、逆に障害を受けやすい不安定な部位とも言えるのです。

※環椎と軸椎は、頚椎全体による可動範囲の相当の割合を担っています。
そのため、環椎または軸椎が脊椎圧迫骨折などにより変形して固定となる、または環椎と軸椎の固定術が行われたために、環椎または軸椎の可動性がほとんど失われると、頚椎全体の可動範囲も大きく制限され、上記に該当する変形・固定となると、脊柱の運動障害8級2号にも該当するケースがほとんどとなります。
なお、環椎または軸椎が変形・固定していることについては、最大矯正位のXPでもっともよく確認することができます。

脊柱に著しい変形を残すもの、および、脊柱に中程度の変形を残すものは、脊柱の後弯または側弯の程度により等級が認定されており、変形だけが注目されているのではありません。

イラストを加え、分かりやすく解説したつもりですが、6級5号と8級2号については、おそらく理解は得られていないと予想しています。
でも、こんなときのNPOジコイチですから、プロにお任せください。
XP、CT、MRIが収録されたCDを持参し、交通事故無料相談会に参加してください。
理解と納得が得られるまで、シッカリと説明させていただきます。

 

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