TOPページへ 交通事故相談サイト


前月へ 2018/05 次月へ



■【2018/05/01】部位別後遺障害の見直し 上肢の神経麻痺click!

■【2018/05/02】部位別後遺障害の見直し 人工骨頭、人工関節に置換したものclick!

■【2018/05/07】部位別後遺障害の見直し 上肢 長管骨の変形click!

■【2018/05/08】部位別後遺障害の見直しclick!

■【2018/05/09】部位別後遺障害の見直し 脊柱の圧迫骨折と破裂骨折click!

■【2018/05/10】部位別後遺障害の見直し 8級2号 脊柱に中程度の変形を残すもの?click!

【2018/05/11】部位別後遺障害の見直し 11級7号 脊柱に変形を残すもの?

部位別後遺障害の見直し 11級7号 脊柱に変形を残すもの?

 

11級7号 脊柱に変形を残すもの?

せめて、これだけは覚えてください。
最も症例の多い、脊柱に変形を残すものは、次のいずれかに該当するものです。

A 脊椎圧迫骨折などを残しており、そのことがXP・CT・MRIにより確認できるもの、
B 脊椎固定術が行われたもの、
C 3椎以上の脊椎について、椎弓切除術等の椎弓形成術を受けたもの

※注意点 圧迫骨折のレベル?

圧迫骨折では、椎体の 25 %以上の圧壊が認められることが等級認定の要件です。
日本骨形態計測学会・日本骨代謝学会・日本骨粗鬆症学会・日本医学放射線学会・日本整形外科学会・日本脊椎脊髄病学会・日本骨折治療学会による椎体骨折評価委員会は、「椎体骨折評価基準」を定めており、2012年度の改訂版によれば、C/A、C/Pのいずれかが0.8未満、またはA/Pが0.75未満の場合を椎体骨折と判定しています。

椎体の高さが全体的に減少する、扁平椎では、上位または下位のA、C、Pより各々が20%以上減少しているときを椎体骨折とするとしています。

椎体骨折の形状には、椎体の前縁の高さが減少する楔状椎、椎体の中央がへこむ魚椎、椎体の全体にわたって高さが減少する扁平椎の3つがあります。
外傷性の圧迫骨折は、圧倒的に楔状椎変形ですから、A/P比で25%以上と解説しています。

ネットでは、どこにもそのような記載がなく、NPOジコイチの創作と叩かれています?
確かに、労災保険の障害認定必携や自賠責保険の規定集にも25%の説明はありません。
先の評価基準と私の35年以上の経験則から判断しています。
椎体が、ホンの少し凹変形したものも、医学的には圧迫骨折ですが、等級の認定はありません。

※注意点 新鮮骨折か、陳旧性か?
骨粗鬆症の高齢者では、尻もちをついただけでも脆弱性の圧迫骨折を発症することがあります。
そこで自賠責保険調査事務所は、新鮮な骨折か、それとも陳旧性のものかに注目しています。
陳旧性と判断されたときは、等級は非該当になります。
新鮮な圧迫骨折のMRIでは、椎体は出血により他の椎体と違う濃度で描出されます。
元からあった陳旧性骨折か、新鮮骨折かの判断は、受傷直後のMRIで判断ができるのです。

T11胸椎圧迫骨折
上記は、62歳女性の第11胸椎圧迫骨折のMRI画像、新鮮骨折ですが、左のT1強調画像では、黒く描出されており、右のT2強調画像では、一部が白く描出されています。
このことを専門的には、T1強調において低輝度、T2強調において高輝度がみられると言います。
圧迫骨折では、受傷直後のMRIにより、新鮮骨折であることを証明しておかなければなりません。
 

■【2018/05/14】部位別後遺障害の見直し 11級7号 脊柱に変形を残すもの?click!

■【2018/05/15】部位別後遺障害の見直し 胸腰椎の運動機能の評価および測定click!

■【2018/05/16】部位別後遺障害の見直し 脊柱の荷重障害click!

■【2018/05/17】部位別後遺障害の見直し 脊柱における等級認定のルールclick!

■【2018/05/18】部位別後遺障害の見直し その他の体幹骨の変形click!

■【2018/05/21】コンテンツの見直し 物損全般click!

■【2018/05/22】コンテンツの見直し 物損全般 新車賠償と代車費用click!

■【2018/05/23】コンテンツの見直し物損click!

■【2018/05/24】コンテンツの見直し 物損 車両評価損、格落ち損害click!

■【2018/05/25】コンテンツの見直し 物損 全損諸費用click!

戻る このページの最初に戻る

TOPページへ 交通事故相談サイト