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■【2018/05/01】部位別後遺障害の見直し 上肢の神経麻痺click!

■【2018/05/02】部位別後遺障害の見直し 人工骨頭、人工関節に置換したものclick!

■【2018/05/07】部位別後遺障害の見直し 上肢 長管骨の変形click!

■【2018/05/08】部位別後遺障害の見直しclick!

■【2018/05/09】部位別後遺障害の見直し 脊柱の圧迫骨折と破裂骨折click!

■【2018/05/10】部位別後遺障害の見直し 8級2号 脊柱に中程度の変形を残すもの?click!

■【2018/05/11】部位別後遺障害の見直し 11級7号 脊柱に変形を残すもの?click!

■【2018/05/14】部位別後遺障害の見直し 11級7号 脊柱に変形を残すもの?click!

■【2018/05/15】部位別後遺障害の見直し 胸腰椎の運動機能の評価および測定click!

■【2018/05/16】部位別後遺障害の見直し 脊柱の荷重障害click!

【2018/05/17】部位別後遺障害の見直し 脊柱における等級認定のルール

 部位別後遺障害の見直し 脊柱における等級認定のルール

 

4)等級認定のルール 脊柱に複数の障害があるとき?

\埣譴吠儼舛髪親鮎祿欧認められるとき
a脊柱に変形や運動障害で6級5号が認定されているときは、他に脊柱の障害が認められても、併合による上位等級の認定はありません。

b脊柱の頚部または胸腰部のいずれかに、変形と運動障害を残すときは、いずれか上位の等級が採用されます。

cしかし、頚部と胸腰部の両方に、例えば、頚部に8級2号の運動障害と胸腰部に11級7号の変形が認められるときは、等級は併合され7級が認定されます。

d頚部と胸腰部の両方に8級2号の運動障害が認められるときは、準用7級が認定されます。

∪埣譴諒儼舛複数認められときは?
a脊柱の変形による6級5号であれば、他に脊柱の変形が認められても等級は変更されません。

b頚部と胸腰部のいずれかに11級7号の変形が複数あるとき、
荷重障害の8級相当と11級7号の変形障害が認められるときは、
いずれか上位の等級で認定されます。

c頚部と胸腰部のそれぞれに11級7号の変形が認められるときは、併合10級が、
荷重障害の8級相当と11級7号の変形のときは、併合7級が認定されます。

8絨箴祿何巴任鮗けるときの注意点と着眼点
a後遺障害が、脊柱の運動・変形・荷重障害にとどまるとき?

これまでの経験則では、脊柱の圧迫骨折、破裂骨折による変形、運動、荷重障害で6級5号が認定されることは稀です。
破裂骨折や多発圧迫骨折で、僅かに8級2号が、そして、ほとんどは、11級7号の認定です。
症状固定時期の選択は、受傷後6カ月を経過した時点です。
変形は、XP・CT・MRIで立証できます。

b神経系統の機能の障害が認められるとき?
椎体の骨端が折れて多数の骨折を生じた 破裂・粉砕骨折では、椎体の後部を走行する脊髄や椎間板の脇から出ている末梢神経の神経根を圧迫する不安定型損傷が認められます。
脊髄の圧迫では、両上肢の痺れ、下肢の痺れと歩行障害、筋萎縮、膀胱・直腸障害が出現し、
神経根の圧迫では、左右の上下肢に限局してしびれや歩行障害、筋萎縮の症状が出現します。

腰椎、L4/5、L5/S1 の不安定型損傷では、馬尾神経圧迫による排尿障害が出現します。
馬尾神経は膀胱や肛門の筋肉を支配、神経損傷は排尿や排便の障害を引き起こすのです。
これらの症状が認められるときは、脊柱の運動・変形・荷重障害とは別に、神経系統の機能の障害で後遺障害をまとめなければなりません。

※泌尿器科における膀胱内圧検査と肛門内圧検査
膀胱機能の障害

事故後、排尿の回数が増えた? 排尿しても残尿感が残る?
排尿障害は、膀胱内圧測定検査=ウロダイナミクスで立証することになります。
この検査では、膀胱内に造影剤を注入しつつ、膀胱の形態をみながら膀胱の機能をチェックするもので、強い痛みはなく30分程度で終了します。

診断結果を治療先備え付けの診断書に記載を受け、膀胱内圧検査の検査表のコピーを回収します。

直腸障害
脊髄損傷に伴う直腸障害は、内圧カテーテルによって、肛門括約筋の力を測定する肛門内圧検査、肛門括約筋の形状を超音波画像として描き出す肛門管超音波検査を受けて立証します。

等級

排尿障害の内容と立証

排尿障害
9級11号

高度の排尿障害が認められるもの、

高度の排尿障害とは、脊髄損傷など神経因性の排尿障害の原因が明らかであると医師により診断されていることであり、残尿が100ml以上であることが、ウロダイナミクス検査で立証されていることです。

排尿障害
11級10号

中等度の排尿障害が認められるもの、

中等度の排尿障害とは、脊髄損傷など神経因性の排尿障害の原因が明らかであると医師により診断されていることで、残尿が50ml以上100ml未満であることが、ウロダイナミクス検査で立証されていることです。

蓄尿障害
11級10号

頻尿を残すと医師により認められるもの、

頻尿を残すとは、以下の3つのいずれの要件も満たさなければなりません。

∞胱若しくは尿道の支配神経の損傷がウロダイナミクス検査で立証されていること

日中8回以上の排尿が、医師の所見により認められること

B唇など、頻尿となる他の原因が認められないこと

 

等級

直腸障害の内容と立証

7級5号

胸腹部臓器の機能に障害を残し、軽易な労務以外の労務に服することができないもの

肛門括約筋機能の全部が失われ、大便を自分の意思によらずに排泄してしまう完全便失禁状態のこと

9級11号

胸腹部臓器機能障害で、服することができる労務が相当な程度に制限されるもの

便を手で掻き出す必要がある便秘=用手摘便

大便を自分の意思によらずに排泄してしまうため、常時おむつの装着が必要なもの

11級10号

胸腹部臓器の機能に障害を残し、労務の遂行に相当な程度の支障があるもの

常に便が硬く、排便回数が週2回以下の頻度の便秘で、排便に関する神経の損傷がMRIなどで確認できるもの

大便を自分の意思によらずに排泄してしまうが、常時おむつの装着は必要ないもの

 

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