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■【2018/07/02】部位別後遺障害の見直し 末梢神経系 ムチウチclick!

【2018/07/03】部位別後遺障害の見直し ムチウチの後遺障害、4つの認定要件?

部位別後遺障害の見直し ムチウチの後遺障害、4つの認定要件?

 

2)ムチウチの後遺障害、4つの認定要件
WADは、そもそも被害者の訴えだけで、頚椎捻挫と確定診断されているのです。
XP・MRIの撮影で確認できるのは年齢変性ばかりで、外傷性を立証することはできません。
したがって、虚偽の申告を排除する必要から、WADの後遺障害は一段と厳しく審査されています。

調査事務所が公表している後遺障害等級14級9号の認定要件は、以下の4つです。
外傷性頚部症候群に起因する症状が、神経学的検査所見や画像所見から証明することはできないが、
ー傷時の状態や
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O続性、一貫性が認められ、説明可能な症状であり、
っ韻覆觚琉佞慮慊イ任呂覆い醗絣愿に推定されるもの。

これを分かりやすく読み解いてみます。

ー傷時の状態?
軽微な物損事故であれば、後遺障害の認定には至りません。
受傷時の状態とは、受傷機転、事故発生状況のことを意味しており、それなりの衝撃がないと後遺障害は認めないと断言しているのです。
症状は被害者の申告であり、物損の大小で衝撃力の大きさを類推、客観的な証拠としているのです。
私は、車VS車では、物損で30万円以上を想定しています。
いずれにしても、バンパーの交換程度では、後遺障害は認められないということです。
無料相談会では、「物損の修理費用をお教えください?」 いつでも、必ず、確認しています。
もちろん、歩行者や自転車、バイクVS車の衝突では、この限りではありません。

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治療の経過とは、事故直後から、左右いずれかの頚部、肩、上肢〜手指にかけて、重さ感、だるさ感、軽いしびれ感の神経症状を訴えていることです。
無料相談会では、事故直後からの症状をシッカリと確認しています。
ただし、14級9号であれば、目立ったしびれ感はありません。
そこで、事故直後から、左右いずれかの頚部、肩、上肢〜手指にかけて、重さ感、だるさ感、言われてみれば軽いしびれ感が出現していましたか?
症状の受け止め方を拡大して質問しており、ここが、奥の深いところです。
外傷医学においても、全ての症状は、受傷から3カ月以内に出現するとしています。
4カ月目に、当方のHPに到達し、そこから症状を訴えても、もう、相手にはされません。

O続性、一貫性と説明可能な症状
連続性とは、継続的で真面目な通院のことで、1カ月で10回以上を想定しています。
どんな症状を訴えても、6カ月間で30回程度の通院では、後遺障害の残存は否定されます。
一貫性とは、自覚症状の一貫した訴えのことで、詐病を排除しているのです。

すでに6カ月以上が経過し、この間、整骨院で施術を受けたものは、後遺障害の認定はありません。
施術は、医療類似行為、施術であって、医師の行う治療ではないと判断されるからです。
後遺障害とは、6カ月間の治療を続けるも、治り切らないで残った症状のことであり、
治療とは、診断権を有する医師が行うものに限られています。

説明可能な症状とは、MRIで、症状と画像所見に整合性があることです。
整形外科医が末梢神経障害を疑うときは、一般的には、MRIの水平画像でそれらを確認します。
つまり、MRIの撮影がなされていることで、末梢神経障害の可能性は高まるのです。
年齢変性であっても、自覚症状に一致するMRI所見※が得られているかは、検証されています。

※MRIの画像所見
頚椎でポイントとなるのは、C5/6、6/7の左右の神経根です。 右上肢に重だるさ感があり、親指と人差し指に軽度な痺れがあるとき、C5/6右側の神経根が、椎間板ヘルニアによる圧迫を受けているか、骨棘などで通り道が狭められているなどの画像所見が得られていれば、自覚症状と画像所見は一致したことになります。

左上肢に重だるさ感があり、小指と環指に軽度な痺れがあるとき、C6/7左側の神経根が、椎間板ヘルニアによる圧迫を受けている、あるいは、骨棘などで通り道が狭められているなどの画像所見が得られていれば、自覚症状と画像所見は一致したことになります。

まだ実用化はしていませんが、微小炎症を可視化する方法として特殊なPET検査である11C-DDE PET/CTという検査方法が開発されています。この検査を行うとWADで生じている疼痛部位に取り込みが行われるため、将来的にWADを客観的に画像診断で評価ができる時代がくるかも知れません。

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賠償志向が強く、発言が過激で症状の訴えが大袈裟など、損保が非常識と判断した被害者では、後遺障害は非該当とされています。
多くは、保険屋さんから早期弁護士対応とされています。

単なる故意の誇張ではないとは、被害者の常識性と信憑性です。
あまりに大袈裟なもの、通院にタクシーを利用するなどの非常識は、排除されています。

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等級

内容

12級13号

局部に頑固な神経症状を残すもの

他覚的検査により神経系統の障害が証明されるもの

14級9号

局部に神経症状を残すもの

神経系統の障害が医学的に推定されるもの


12級13号が認定されるには、先の要件に加えて、以下の2つを満たさなければなりません。
.好僉璽螢鵐亜▲献礇ソン、深部腱反射、筋萎縮などの神経学的所見が得られていること、
MRIの水平画像で、末梢神経の通り道が確認できないほどの圧迫所見が認められること、

 

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