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部位別後遺障害の見直し ムチウチの治療期間など、損保との攻防?

 

3)ムチウチの治療期間など、損保との攻防?
最初に、損保が治療の打ち切りを打診するのは、受傷から3カ月を経過した段階です。
この段階で打ち切ると、総損害額は自賠責保険から充当されるので、任意保険としての支出は0円、損保にとっては、理想的な示談解決となります。

しかし、症状があって、日常・仕事上に支障があるときは、これに応じることはできません。
被害者自身が具体的な症状、支障を説明して損保の了解を得なければなりません。
弁護士費用特約に加入しているときは、この交渉を弁護士に委ねることができます。

治療打ちきりを促進するため、受傷から3カ月前後で、治療先には、症状照会の書類が郵送されます。
医師面談による医療調査の要請がなされることもあります。
大多数の整形外科医は、被害者に不利にならないよう、つまり、損保から上げ足を取られないように、回答しているのですが、臨床では、毎日、150名以上の患者を診察しており、午後からは、入院患者のフォローや手術も入り、大変忙しくしているのです。

症状照会の回答では、カルテをチェックしなければならず、1、2時間の手が取られます。
鬱陶しい、煩わしいで、整形外科医がWADの被害者を敬遠したくなる理由が、ここにあるのです。
そして、治療を継続していると、この手の書類が症状固定まで複数回、郵送されてきます。
整形外科医イジメとも言われかねない、損保の嫌がらせが続くのです。

胃癌で胃の全摘術を受けても、6カ月を経過すれば全員が就労復帰を遂げています。



それらと対比するのであれば、WADの治療期間は、6カ月で十分と考えています。

 

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