TOPページへ 交通事故相談サイト


前月へ 2018/09 次月へ



■【2018/09/03】部位別後遺障害の見直し 非器質性精神障害の後遺障害等級と双極性障害?click!

■【2018/09/04】双極性障害?click!

■【2018/09/05】部位別後遺障害の見直し 3その他 後縦靱帯骨化症 OPLL?click!

【2018/09/06】部位別後遺障害の見直し OPLL後遺障害認定の傾向?

部位別後遺障害の見直し OPLL後遺障害認定の傾向?

 

3)後遺障害認定の傾向?

平成14年4月、自賠責保険が民営化されて以降から、調査事務所が後遺障害等級認定で、因果関係に積極的に踏み込んでくる印象を受けています。

OPLLでは、脊柱管拡大形成術が実施されることが多いのですが、3椎以上の椎弓形成術では、脊柱に変形を残すものとして11級7号が認められていました。
受傷から、およそ6カ月以内にオペが実施されたときは、上記と同じ扱いですが、受傷から1年以上を経過してオペが実施されたものは、それに触れることなく、14級9号でお茶を濁すものがあるのです。

このままだと、請求できるのは、頚部捻挫としての平均的な損害賠償であり、6カ月間の治療費、慰謝料、3カ月程度の休業損害、通院交通費と後遺障害14級9号の損害に過ぎません。
損保は、元々の疾患・病気として入院・手術の治療費、入院雑費、この間の休業損害は全否定します。

事故時点の脊柱管狭窄率が50%を超えていれば、一定の素因減額を免れることはできませんが、被害者としては、それ以前に、遺残した後遺障害のすべてを立証して、脊柱の変形や術後の脊髄症状で正当な等級の認定を求めなければなりません。
自賠責保険が、因果関係に踏み込んで14級9号を認定し、脊髄症状などを無視したときは、弁護士に、依頼して、裁判で等級の認定を受けることになります。
すべてをさらけ出して損害賠償請求を行い、素因減額は甘んじて受け入れることが正義なのです。

2)難病の指定?
厚生労働省は、後縦靱帯骨化症を公費対象の難病と指定おり、以下の条件を満たせば、治療費は国庫負担とされています。
_菫所見で後縦靱帯骨化または黄色靱帯骨化が証明され、それが神経障害の原因となって、日常生活上支障となる著しい運動機能障害を伴うもの。
運動機能障害は、日本整形外科学会頚部脊椎症性脊髄症治療成績判定基準の上肢運動機能気伐嫉莟親圧’臭兇派床繊η定されており、頸髄症では、上肢運動機能機下肢運動機能兇里い困譴が2以下、ただし機↓兇旅膩彭世7でも手術治療を行うときは認められています。
胸髄症・腰髄症では、下肢運動機能兇良床噌猝椶2以下、ただし、3でも手術治療を行うときは認められています。

上肢運動機能

0

箸またはスプーンのいずれを用いても自力では食事をすることができない、

1

スプーンを用いて自力で食事ができるが、箸ではできない、

2

不自由ではあるが、箸を用いて食事ができる、

3

箸を用いて日常食事をしているが、ぎこちない、

4

正常

※利き手でない側については、紐結び、ボタン掛けなどを参考とする。
※スプーンは市販品であり、固定用バンド、特殊なグリップなどを使用しない。

下肢運動機能

0

歩行できない、

1

平地でも杖または支持を必要とする、

2

平地では杖又は支持を必要としないが、階段ではこれらを要する、

3

平地・階段ともに杖又は支持を必要としないが、ぎこちない、

4

正常

※平地とは、室内または、よく舗装された平坦な道路
※支持とは、人による介助、手すり、つかまり歩行の支え

症状の程度が上記の重症度分類等で一定以上に該当しないが、高額な医療を継続することが必要なときは、医療費助成の対象とされています。
これ以上の詳細や手続は、厚生労働省のホームページ、指定難病をチェックしてください。
http://www.nanbyou.or.jp/entry/98

後縦靱帯骨化症 OPLLにおける後遺障害のキモ?

1)どんどん先に進めることが重要です。
事故後の検査で、後縦靱帯骨化症と確定診断されたときは、脊椎・脊髄の専門医を受診し、オペを受けることになります。
改善が得られないのに、ズルズルと6カ月以上の漫然リハビリ治療を続けることは御法度です。
損保の兵糧攻め作戦が展開され、あなたも、家計もフラフラになります。

2)今後の解決を見据えて、専門医には、受診時の脊柱管狭窄率を確認し、それを証明する画像とともに、診断書に8も記載を受け、手元に保管しておきます。
\埣豐俵杭率が50%以上であれば、相当の素因減額を覚悟しなければなりません。
∪埣豐俵杭率が40%未満で、事故前に骨化症の症状がなければ、僅かな素因減額です。
そして、脊柱管狭窄率が30%以下でも、本件事故の衝撃により、脊髄症状を発症し、オペの対象になることは稀ではありません。
これなら、年齢相応の変性であるとして素因減額の対象にもなりません。

脊柱管狭窄率は、以下の算式で求めることができます。
(後縦靱帯骨化巣の厚さ÷脊柱管の前後径)×100%

3)私が経験した最悪のパターンは、事故受傷から就労に復帰することができず、ほぼ2年間、地元の整形外科でリハビリ通院を続けていたのですが、改善が得られない状況が続いています。
損保は、ムチウチと認識していますから、休業損害を支払ったのは受傷から3カ月、治療は6カ月で打ち切られました。休業は2年間におよび、勤務先は自動的に退社となりました。
この間は、健保組合に傷病手当金を請求し、僅かな退職金で最低限の生活を維持してきました。
もう、頼るものがなにもなくなった頃、損保からは弁護士対応とされ、形式的な調停の手続きを経て、債務不存在確認請求訴訟が提起されたのです。
ここで、慌てて、医大系の脊椎・脊髄外来を受診、専門医の診察を受けたのですが、待ったなしの脊柱管拡大形成術の実施が提案されました。
しかも、これ以上放置しておけば、その後の一生は車椅子、そして、このオペを実施してもアッケラカンとした改善の保証はできないとの説明がなされています。

どうしたものかと無料相談会に参加されたのですが、現状では、訴訟に対抗することもできません。
オペを受けるにしても、患者負担分を支払うこともできません。
どん詰まりの八方塞がりです。
解決後に精算することで、弁護士が債務不存在請求訴訟に対応し、当面は、オペを受ける方向性を考えたのですが、それまでの生活費として100万円を貸して欲しい? 借金が申し込まれるテイタラクで、それをお断りしたら、連絡がなくなりました。

 

■【2018/09/07】部位別後遺障害の見直し 腰部脊柱管狭窄症?click!

■【2018/09/10】部位別後遺障害の見直し 脊椎管狭窄症に関する裁判例?click!

■【2018/09/11】部位別後遺障害の見直し 頚椎症性脊髄症?click!

■【2018/09/12】部位別後遺障害の見直し 椎骨脳底動脈血行不全症?click!

■【2018/09/13】 部位別後遺障害の見直し 腰椎分離・すべり症?click!

■【2018/09/14】部位別後遺障害の見直し 素因減額と判例の検証?click!

■【2018/09/18】部位別後遺障害の見直し 胸郭出口症候群?click!

■【2018/09/19】部位別後遺障害の見直し 頚肩腕症候群 肩凝り・ムチウチ?click!

■【2018/09/20】部位別後遺障害の見直し 線維筋痛症?click!

■【2018/09/21】部位別後遺障害の見直し 線維筋痛症の裁判判例について?click!

■【2018/09/25】部位別後遺障害の見直し 仙腸関節機能不全 AKA?click!

■【2018/09/26】部位別後遺障害の見直し 低髄液圧症候群、脳脊髄液減少症=CSFH、脳脊髄液漏出症?click!

■【2018/09/27】部位別後遺障害の見直し 脳脊髄液減少症 裁判の判決動向?click!

■【2018/09/28】部位別後遺障害の見直し 軽度脳外傷 MTBI?click!

戻る このページの最初に戻る

TOPページへ 交通事故相談サイト