交通事故110番  
まず初めに! コンテンツ 掲示板 相談メール 会員サイト サイトマップ
TOPページへ
交通事故外傷と後遺障害 高次脳機能障害 頚・腰部捻挫 判例の解説 健康保険&労災保険 保険の約款 支払基準 別表 物損 扮セン他
top > コンテンツ > 支払基準 > 異議の申立
交通事故外傷と後遺障害


■1反省と検証click!

■2新しい医証の検討click!

■3異議申立書の作成click!

■4異議申立、申請に必要なものclick!

■5 Nliro調査事務所、自賠・共済紛争処理機構の選択click!

■6異議申立と時効click!

■7異議申立と各論click!

■8実際の成功例、異議申立の検証(1)申述書=最初の後遺障害申請で事故後の具体的な支障を説明したもの、click!

■(2)Nliro調査事務所の認定等級の誤りを正したもの、click!

■(3)カルテを取りつけて反論したもの、click!

■(4)専門医の診断書で反論したもの、click!

■コラム 異議申立のまとめclick!

(5)Nliro調査事務所の間違いを厳しく指摘したもの、

後遺障害に関する異議申立

8実際の成功例、異議申立の検証

 

(5)Nliro調査事務所の間違いを厳しく指摘したもの、

 

私の担当する被害者35歳の男性、銀行員です。
単車を運転中、乗用車の衝突を受け転倒負傷、傷病名は、仙骨の縦方向離断骨折、骨盤骨骨折(恥骨結合乖離)、右大腿骨骨幹部骨折、右腓骨神経麻痺です。

私は、仙骨は脊柱を構成する骨の一部ですから、この骨折部位を脊柱骨の変形で認定させれば6級5号が認定されると考えました。でも、仙骨は骨盤骨の中央部に位置しており、これを骨盤骨と見れば、骨盤骨の奇形・変形で12級5号にされてしまいます。
長く後遺障害を担当していると、Nliro調査事務所の考える程度のことはお見通しになってくるのです。
そこで被害者に同席して主治医と面談し、傷病名について脊椎骨(仙骨)骨折、骨盤骨骨折(恥骨結合乖離)右大腿骨頸部・骨幹部骨折、右腓骨神経麻痺と記載、さらに、後遺障害診断書の╂埣譴両祿欧砲論膵の離断骨折、運動障害欄には胸・腰椎部の可動域の角度の計測を依頼、了解を得て後遺障害診断書は完成しました。

これで、右腓骨神経麻痺で7級、脊柱の変形と運動障害で6級5号が、膝関節の可動域制限で12級7号が、骨盤骨の変形は12級5号、上位2つの等級を併合すれば4級が認定されるとの見通しです。
ところが認定結果は併合6級です。

認定理由書には、腓骨神経麻痺で7級、仙骨の骨折と恥骨結合乖離を骨盤骨の変形・奇形で12級5号と認定、それらを併合し6級とすると記載されていました。
案の定の認定か?
異議の申立では、「恥骨結合離開はご説明の通り、骨盤骨の骨折ですから12級5号が認められて当然です。
それでは、脊椎骨の一部である仙骨の骨折と、これに伴う胸・腰椎の可動域制限は、どのように、ご判断されているのですか?高度の転位が残存と説明をされていますが、ひょっとしてこの仙骨も骨盤骨とお考えですか?恥骨は骨盤骨であっても、仙骨は脊椎を構成する脊椎骨と理解するのが医学界の常識とされています。仙骨が骨盤骨の一部であるとの学位論文を示して反論をお願いします。異議の申立をおこないますので、速やかなご判断をお願いするものです。」

嫌みたっぷり、喧嘩腰の文章で、新たな医証の提出はしていません。

 

 

異自動車損害賠償責任保険 後遺障害等級認定のご通知被害者 ○○殿の件

 
結論 

自賠等級併合第4級と判断します。

 

理由 
自賠責保険における後遺障害は、自賠法施行令第2条別表に1〜14級の段階に区分し、140種類の後遺障害が掲げられており、労災保険における「障害認定基準」に準拠して行われており、自賠責保険においては、公正かつ公平な認定を行うために、医証による医学的所見に基づいて等級認定を行うこととしております。 

上記を踏まえて、今回のお申し立てについて、提出の医証により検討の結果、次の通り判断します。 
仙骨骨折後の脊柱の変形及び運動障害は第6級5号に該当するとのお申立てについては、提出のXPにより仙骨の離断(縦方向)骨折後の変形治癒の状態、及び後遺障害診断書並びに診療医宛照会回答書による頸椎部の可動域測定値より、運動可能領域が参考可動域角度の2分の1以下以上に制限されたものと捉えられ、脊柱に著しい運動障害を残すものとして第6級5号適用と判断します。 

 


何を慌てたのか、頸椎部の可動域と書かれており、これは胸・腰椎の可動域の間違いです。
脊椎骨の一番下を骨折しているのですから、頚部の運動領域に制限があるはずがないのです。
これは謝罪してもらわないと気が済みませんね、とは、被害者の感想です。

格好いい説明をしておりますが、このお話にはオチがあります。
2004年7月1日の等級認定改正で、仙骨は骨盤骨の一部として評価されることになりました。
今、この内容で異議の申立を行うとアホにされますから、ご注意ください。

 

■(6)RSDに対して、自賠責保険・共済紛争処理機構に対する申立を行ったもの、click!

■(7)7回目の異議申立を、自賠責保険・共済紛争処理機構に行い6級を獲得したもの、click!

■(8)Nliro調査事務所が否定した他覚的所見について反論を加えたもの、click!

■(9)ノーコメントと回答した医師の回答書に基づき等級が否定され、クレームを入れたもの、click!

■(10)6ヵ月を経過した後に、再度、異議申立を行い、等級を獲得したもの、click!

■(11)理学療法士の後遺障害被害者請求で添付した申述書、click!

■(12)膝関節の動揺性、click!

■(13)僧職の被害者に正座のできない後遺障害が残り、申述書を添付、現実の支障をクローズアップしたもの、click!

■(14) (13)と同じ被害者で、橈骨神経麻痺が無視されたこと、click!

■(15)専門医の診断書で反論したもの、click!

■(16)CPDにより正常産道が確保できないもの、click!

■(17)研修医+ヤブ、カルテの取りつけ、click!

■(18)高次脳機能障害、click!

■(19)右肩関節打撲、click!

■(20)耳鳴り・めまい・ふらつきと右肩の機能障害click!

■9最後に、異議申立からの撤退click!

前のページに戻る このページの最初に戻る

TOPページへ 交通事故相談サイト