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交通事故外傷と後遺障害


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自賠責保険各論 25逸失利益

自賠責保険 各論

 

25逸失利益

 

(1)逸失利益の計算

逸失利益=年間収入額または年相当額×労働能力喪失率×就労可能年数のライプニッツ係数
自賠責保険では、計算後の端数は千円の単位を切り上げて万円の単位とします。

 

労働能力喪失率

等級

労働能力喪失率

等級

労働能力喪失率

1

100

8

45

2

100

9

35

3

100

10

27

4

92

11

20

5

79

12

14

6

67

13

9

7

56

14

5

 

(2)有職者

年間収入額または年相当額×労働能力喪失率×就労可能年数のライプニッツ係数

計算後の端数は千円以上を切り上げて万円単位とします。 
さらに、年間収入額を採用して逸失利益を算出するときは、所得税控除前の所得金額に基づいて計算します。

’間収入額と年相当額
原則として、事故前1年間の実際の収入額と、後遺障害確定時の年令に対応する年令別平均給与額の年相当額を比較して、
いずれか高い額を収入額とします。
ただし、年間収入額が年令別平均給与額の年相当額を大きく下回るときは、果たして有職者であったのかの疑義が生じるので、
このケースは、照会や調査が行われます。

死亡のときになされた生活費の控除は、後遺障害ではありません。 
後遺障害確定時=症状固定日で、認定等級が通知された日ではありません。

被害者の症状固定時の年令が35歳未満で収入額の立証が可能な者
実際の収入額、全年令平均給与額の1年分、年令別平均給与額の1年分を比較し、最も高い額を収入額とします。 自賠責にしては大英断ですが、シッカリと仕掛けが講じられています。
自賠責の使用する平均給与額なるものは、平成12年度の賃金センサスをベースに、その後の賃金動向を反映して0.999倍したものと説明されています。 なにも、そんな面倒なことをしなくても、厚生労働省政策調査部は毎年、金センサスを編纂、発表しています。 当然、地方裁判所もこれを採用しています。
年令別平均給与額と毎年発行される賃金センサスとは、似て非なるもので、実は露骨な差が生じています。 
任意保険も、賃金センサスではなく、低い方の年令別平均給与額をチャッカリ採用しています。

 

年令別平均給与額(月額)

年令

男性

女性

年令

男性

女性

18

187400

169600

44

482000

298800

19

199800

175800

45

485600

296500

20

219800

193800

46

489300

294300

21

239800

211900

47

492900

292000

22

259800

230000

48

495500

291800

23

272800

238700

49

498100

291700

24

285900

247400

50

500700

291600

25

298900

256000

51

503300

291400

26

312000

264700

52

505800

291300

27

325000

273400

53

500700

288500

28

337300

278800

54

495500

285600

29

349600

284100

55

490300

282800

30

361800

289400

56

485200

280000

31

374100

294700

57

480000

277200

32

386400

300100

58

455400

269000

33

398000

301900

59

430900

260900

34

409600

303700

60

406300

252700

35

421300

305500

61

381700

244500

36

432900

307300

62

357200

236400

37

444500

309100

63

350100

236400

38

450500

307900

64

343000

236400

39

456600

306800

65

336000

236500

40

462600

305600

66

328900

236500

41

474700

304500

67

321800

236500

42

474700

303300

68〜

314800

236600

43

478300

301000

 

 

 

 

 

地方裁判所

自賠責・任意保険

基準

賃金センサス(H15年)

平均給与額

全年令男子学歴計

547万8100円

498万4800円

全年令男子大卒

658万7500円

599万2800円

 

保険屋さんの説明する全年令平均給与額(月額)

男性

女性

415400円

275100円

 

事故前1年間の収入額を立証することが困難な者
35歳未満では、全年令平均給与額と年令別平均給与額を比較し、高い方を採用します。
35歳以上では、年令別平均給与額を採用します。

つ蠻退職者を除く退職後1年を経過していない失業者

 
 

事故前1年以内に失業や退職をした者で、非自発的に廃業した事業所得者を含みます。
さらに、早期退職者または退職優遇制度等の適用を受けて退職した者で、その後、職業に就く意思があり、雇用保険の
求職者給付を受けている者を含みます。
定年退職者とは、定年により退職した者、または早期退職者、退職優遇制度等の適用を受けて退職した者であって、
その後、職業に就く意思が無く、雇用保険の求職者給付を受けていない者を言います。
有職者として取扱いがなされ、収入額は、退職前1年間の収入額が採用されます。

ネ職者の認定方法
有職者とは、事故以前より職業を有していたこと、稼動の対価として収入を得ていることが要件となります。 
下記の確認がなされます。

θ鏗下圓凌Χ箸陵無のチェック、
給与所得者については、会社・雇用主から在職証明を取り付けること、 
ただし、休業損害証明書により症状固定時まで欠勤している証明等が提出、在職の確認ができるときは、在職証明書は不要、
商工業・自由業者等は、市町村の所得証明、同業者組合等の職業証明を取り付けること、
資料の信憑性に疑義がある場合は、さらに調査を持続するとして、特に高齢者の職業証明書には、注意すると記載されています。

Ч睥陲稜清判昌者
被害者名義で作成された所得証明書を取り付け、被害者自身の農業所得額が確認されたときに限って有職者として
認定がなされます。

有職者、無職者の認定は被害者の症状固定時で判断がなされます。

 
 

事故時、有職であった被害者が、事故により欠勤が続き、解雇された、あるいは自営業者を営む被害者が、事故により経営が困難となり廃業し、症状固定時に無職となったときは、有職者として認定します。

事故時、有職であった被害者が症状固定までの間に定年退職となり、症状固定時に無職になったときは、
働く意思と能力を有する者として認定します。

事故時、無職であった被害者が、治療途中で就職が確定したとき、症状固定時には有職者となったときは、
有職者として認定されます。

 

(3)被害者が、幼児・児童・生徒・学生・家事従事者であったとき、

全年令平均給与額の年相当額×労働能力喪失率×就労可能年数のライプニッツ係数
ただし、58歳以上の家事従事者で年令別平均給与額が全年令平均給与額を下回る場合は、
年令別平均給与額が採用されます。

 
 

_隼従事者の定義
性別、年令に関わりなく、原則として家事に従事する者を言います。
ただし、以下の3条件を満たす者は、その他働く意思と能力を有する者と認定されます。
配偶者がいないこと、
現に勤労所得がないこと、
同一世帯に家事を専業にするものがいるか? 一人で生活をしていること、

被害者と同一世帯内に家事従事者兼給与所得者がいる等、被害者以外に家事を行う者がいるか、否かが判然としないケースは、家族構成、他に家事を行う者の職種・勤務時間、自宅と勤務地との距離等の詳細を調査するとされています。

認定の基準時
_隼従事者に該当するか否かの判断は、症状固定時の状態をもとに認定されます。
∋故が原因で上記の3条件に該当するときは、家事従事者として認定されます。

夫婦と子供1名がいる家族が事故受傷、夫と子供が同時に即死し、妻がその後に症状固定となったときは、妻は家事従事者として認定されます。

事故時、家事従事者であった被害者が、症状固定までの間に夫が病死する等により、症状固定時においては家事従事者と認定できないときは、その他働く意思と能力を有する者として認定されます。

事故時、無職であった被害者が、治療途中で婚姻する等、症状固定時には家事従事者となったときは、家事従事者として
認定します。

 

(4)その他働く意思と能力を有する者

年令別平均給与額の年相当額をもとに有職者の逸失利益の計算方法に準じて算出されます。
生活保護を受けている被害者であっても、年令等を考慮し、働く意思と能力を有すると認められるときは、
上記と同じ扱いがなされます。

 
 
 

■自賠責保険各論 26後遺障害慰謝料click!

■自賠責保険各論 27損害額の算出方法click!

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