交通事故110番  
まず初めに! コンテンツ 掲示板 相談メール 会員サイト サイトマップ
TOPページへ
交通事故外傷と後遺障害 高次脳機能障害 頚・腰部捻挫 判例の解説 健康保険&労災保険 保険の約款 支払基準 別表 物損 扮セン他
top > コンテンツ > 支払基準 > 地方裁判所支払基準
交通事故外傷と後遺障害


■新地方裁判所支払基準click!

■慰謝料赤い本 傷害部分の支払基準click!

■2傷害慰謝料手計算の勧めclick!

■3大阪地裁の慰謝料算定基準click!

■4大阪地裁 後遺障害部分の慰謝料 click!

■5後遺障害等級別判例の検証click!

■6近親者の慰謝料についてclick!

■7その他click!

■8死亡慰謝料click!

■9慰謝料の増額事由click!

■逸失利益 1後遺障害による逸失利益click!

■1後遺障害による逸失利益click!

■1後遺障害による逸失利益click!

■1後遺障害による逸失利益click!

■1後遺障害による逸失利益click!

■1後遺障害による逸失利益(6)自賠責保険の認定より高い算定例click!

■1後遺障害による逸失利益click!

■1後遺障害による逸失利益click!

■1後遺障害による逸失利益click!

■2速報 顔面の醜状痕で男女の差別は違憲との判決が確定click!

■3死亡による逸失利益(1)逸失利益の算定方法click!

■3死亡による逸失利益(2)計算例click!

■3死亡による逸失利益(3)基礎収入click!

■3死亡による逸失利益(4)生活費控除率click!

■3死亡による逸失利益(5)税金の控除click!

■3死亡による逸失利益(6)就労可能年数と中間利息控除click!

■3死亡による逸失利益(7)幼児の養育費click!

■3死亡による逸失利益(8)その他click!

■地方裁判所支払基準 各論click!

■地方裁判所支払基準各論(1)治療費click!

■地方裁判所支払基準各論click!

■地方裁判所支払基準各論click!

■地方裁判所支払基準各論(4)温泉療養費・その他click!

■地方裁判所支払基準各論(5)入院中の個室・特別室の使用・将来の特別室使用料、差額ベッド代click!

■地方裁判所支払基準各論(6)付添看護費click!

■地方裁判所支払基準各論(8)その他の介護関係費用click!

■地方裁判所支払基準各論click!

■地方裁判所支払基準各論(10)通院交通費・宿泊等click!

■地方裁判所支払基準各論click!

■地方裁判所支払基準各論click!

■地方裁判所支払基準各論(13)装具・器具等の購入費click!

■2家屋.自動車等の改造費、調度品購入費(1)1級の事例click!

■2家屋.自動車等の改造費、調度品購入費(2)5級以下で家屋改造費を認めた事例click!

■2家屋.自動車等の改造費、調度品購入費(3)転居費用、仮住居および家賃差額を認定した事例click!

■3休業損害(1)給与所得者の休業損害click!

■3休業損害(2)事業所得者の休業損害click!

■3休業損害(3)会社役員の休業損害click!

■3休業損害(4)家事従事者の休業損害click!

■3休業損害(5)無職者の休業損害click!

■3休業損害(6)学生・生徒・幼児等click!

■3休業損害(7)その他click!

■4葬儀関係費用(1)150万円以上を認定した例click!

■4葬儀関係費用(2)仏壇、仏具購入費、墓碑建立費を別途認めた例click!

■4葬儀関係費用(3)遺体搬送料を別途認めた例click!

■4葬儀関係費用(5)帰国費用、その他click!

■4葬儀関係費用(6)事故による旅行のキャンセル費用・就学資金の返還・愛玩動物の飼育費用等click!

■4葬儀関係費用(7)損害賠償請求関係費用click!

■5弁護士費用click!

■6遅延損害金click!

6遅延損害金(2)遅延損害金と元本の充当方法?

地方裁判所支払基準 各論

 
 

6遅延損害金

 

 

(2)遅延損害金と元本の充当方法?

 

自賠責保険に対する被害者請求が実施され、損害賠償額の一部が自賠責保険から支払われた場合では、遅延損害金や元本に対する充当方法により、請求金額が変わってくるのです。

弁護士費用を除く損害賠償総額が1億円で、平成17年4月1日の事故日から1年後の平成18年3月31日に自賠責保険から3000万円が支払われたケースでは、以下の3つの計算方法があります。

今や、化石となった計算式
(損害賠償総額−自賠責保険額)+弁護士費用=請求元本に事故日起算で遅延利息を計算する方法

請求元本 (1億円−3000万円)+700万円=7700万円
「被告は原告に対して、金7700万円およびこれに対する平成17年4月1日から支払い済みまで年5分の割合による金員を支払え、」

仕事が少なく、経験則が乏しい?
最近の裁判傾向を知らない爺さん弁護士?は、迷うことなく、この化石計算式で積算します。

 
 

計算が面倒なので、簡略化したもの、
(損害賠償額−自賠責保険額)+確定遅延損害金+弁護士費用を請求総額とし、そのうち、(賠償総額−自賠責保険額)+弁護士費用を請求元本として、事故日を起算日とする遅延利息を請求する方法

請求総額 (1億円−3000万円)+150万円+715万円=7865万円
請求元本 (1億円−3000万円)+750万円=7715万円
「被告は原告に対して、金7865万円およびうち金7715万円に対する平成17年4月1日から支払い済みまで年5分の割合による金員を支払え、」

実際の案件では、後遺障害等級に不服で異議申立を繰り返すことがあります。
そのたびに、遅延利息を計算しなければならず、算数の能力に乏しい弁護士は、この計算式を使用しています。

理想的な充当、計算式
(損害賠償額+遅延損害金)−自賠責保険金=請求元本に、遅延利息の起算日を自賠責保険受取日の翌日とする、弁護士費用については、別途請求元本として遅延損害金の起算日を事故日とする方法、

請求元本(1億円+500万円)−3000万円=7500万円
7500万円+750万円=8250万円
「被告は原告に対して、金8250万円およびうち金7500万円に対する平成18年4月1日から、うち金750万円に対するこれに対する平成17年4月1日から、いずれも支払い済みまで年5分の割合による金員を支払え、」
訴状では、上記の表現がなされています。

 
 

ここでは、遅延利息が確定しておらず、金額で請求ができません。
巧拙は、請求元本の大小で判断することになります。
以下に、それらに関連する判例を紹介しておきます。

民法491条の1
「債務者が、一個又は数個の債務につき、元本の外利息及ひ費用を払ふへき場合に於て、弁済者か其債務の全部を消滅せしむるに足らさる給付を為したるときは之を以て順次に費用利息及ひ元本に充当することを要す!」
つまり、途中で支払われた賠償金は、金利の返済に廻し、その残りを元本の返済に充当すべきですよと説明しているのです。住宅ローンの返済方式と一致しています。

H16-12-20 最高裁第二小法廷判決 H16(受)525号
「損害賠償債務は、本件事故の日に発生し、かつ、何らの催告を要することなく、遅滞に陥ったものである。 
本件自賠責保険金等によって填補される損害についても、本件事故時から本件自賠責保険金等の支払日までの遅延損害金がすでに発生していたのであるから、本件自賠責保険金等が支払時における損害金の元本及び遅延損害金の全部を消滅させるに足りないときは、遅延損害金の支払い債務にまず充当されるべきものであることは明らかである!」と判示しています。 
最高裁は、被害者に有利に積算しても構いませんよと説明しているのです。

東京地裁 H15-12-8判決 H14(ワ)27303号 交通民集36巻6号
「被害者に支払われた任意保険金及び自賠責保険金は、損害賠償債務の元本に充当する旨の明示又は黙示の合意がない限り、民法491条により、まず既発生の遅延損害金に充当され、その残額が元本に充当されるものと解するのが相当である!」
自賠責保険のみならず保険屋さんからの支払いも遅延損害金に充当出来るとの判断です。


■6遅延損害金(3)では、保険屋さんから支払われた全額を遅延損害金に充当出来るのかclick!

■7弁護士選びと保険屋さんの屁理屈、被害者としての決断、(1)弁護士選びclick!

■7弁護士選びと保険屋さんの屁理屈、被害者としての決断、(2)保険屋さんの屁理屈click!

■7弁護士選びと保険屋さんの屁理屈、被害者としての決断、(3)被害者としての決断click!

前のページに戻る このページの最初に戻る

TOPページへ 交通事故相談サイト