概要

自転車で走行中、道路を横断しようとしたところ、右方向からの自動車と衝突、受傷した。
全身を強打、傷病名は、顔面骨折、外傷性くも膜下出血、肋骨骨折、骨盤骨折である。

問題点

高齢を理由に治療は長期化していたが、高次脳機能障害よりも他の障害が重く、数が多かった。
高次脳機能障害では、家族の説明から、事故後の易怒性か問題となっていた。
病院同行にて主治医と打ち合わせ、易怒性などの情動障害について、家族の証言を文書化し、理解を得られるように、丁寧な説明を行った。

立証のポイント

高次脳機能障害よりも、他の重度な障害がメインとなる立証作業であった。
高次脳機能障害の後遺障害診断は、リハビリ治療先の医師に依頼、高齢者であり、神経心理学検査は限られ、MMS検査以外は、検査不能な状態であった。
易怒性など検査上数値として現れにくい点については、日常生活状況報告書で説明した。

結果、高次脳機能障害は、9級10号の評価を受けた。

本件では、前額部陥没骨折の7級12号が主訴であり、高次脳機能障害以外には、外傷性横隔膜ヘルニアの14級9号の立証に苦労した。
結果、併合6級を獲得したものである。