概要

自転車で交差点を直進中、右方向から走行中のトラックと出合い頭衝突をしたもの、

問題点

広島での交通事故であり、引っ越し前の医証がすべて広島にあった。
広島での入院・通院中には神経心理学検査がまったく実施されていなかった。
症状は、
①性格変化、
②自発性の低下、
③記憶障害、
④遂行機能障害などが顕著であった。
性格変化をどう客観的に評価するかが難しい点であった。

立証のポイント

高次脳の専門治療先を紹介、同行して専門医の診察を受ける。
性格の変化を立証することについて、専門医、被害者の両親、私の4人で、入念な打ち合わせを繰り返し行い、共通する情報を共有することができた。
画像で脳の損傷部位を確認し、それを基に、必要な神経心理学的検査をオーダーする。
自発性の低下、易怒性については、医師の観察と被害者家族の意見の擦り合わせを行い、後遺障害診断書などの医証に落とし込んでいった。
記憶障害、遂行機能障害については、神経心理学的検査で具体的に立証ができた。
性格変化は、家族との綿密な情報交換を行い、日常生活状況報告書と母親の陳述書を作成した。
結果、5級2号が認定されたが、被害者家族の協力があって、本件の立証に成功することができた。