概要

友人の運転する車の助手席に同乗中、その車が電信柱に激突したもの、

問題点

頭蓋形成術後の症状として、硬膜外に水がたまる症状が遷延化し、症状固定時期の判断が難しい案件であった。

立証のポイント

硬膜下血種、びまん性軸索損傷などで開頭術が実施されており、意識障害についてはそれほど問題にならず、MRI・T2スターで慢性期の画像撮影で、点状出血痕を補強的に立証する。
頭蓋形成後、眼瞼下垂となり、改善が見込まれないので、眼科で症状固定とする。
高次脳の症状については、高次脳の専門病院を紹介、同行して神経心理学的検査を依頼する。
易怒性が激しく、治療先でブチギレすることも、しばしばであった。
頭蓋形成後、頭部内に水腫が発生するようになり、その症状の改善が得られなかった。
固定時期について形成の医師と複数回の打合せを行い、医師は、まだしばらく治療が必要との意見であったが、被害者本人の希望もあり、受傷から1年4カ月を経過した時点で、医師を説得、固定とした。
高次脳で7級4号、眼瞼下垂で12級、併合6級が認定され、連携の弁護士にバトンタッチをしたもの。