概要

自動車を運転中、センターラインオーバーの自動車に正面衝突を受けたもの、

問題点

重度な鬱状態となっており、家族を中心としたトータルな精神的ケアが求められた。 引きこもり状態で、治療、検査の必要性など、了解を得るのに家族のサポートが必要不可欠であった。
症状では、こだわりが顕著であり、神経心理学検査で現れない症状に対してどのように立証するかがポイントとなった。

立証のポイント

意識障害はJCS200と重篤で、画像分析では、外傷性くも膜下出血、びまん性軸索損傷、広範囲の脳挫傷が確認された。
症状としては、
①強いこだわりがあり、ふすまの中など、人がいるような気がして開けないと気が済まない、自分が風呂をあがるときは、ふろ場の天井まで洗ってから出ないと不安になる、
これらの症状は神経心理学的検査では立証できないため、被害者の奥様に詳細な日記を書いてもらうことを指示、後に、それらを基礎とした陳述書を作成することを約束した。
また、ビデオ撮影し、それも証拠とした。
②易疲労性、
③易怒性、
④短期記憶障害で、新しいことが覚えられない、などがあり、神経心理学検査を実施して立証した。

結果、5級2号が認定され、足指の用廃で13級10号、併合4級が認定され、連携の弁護士にバトンタッチをしたもの。