概要

自転車で走行中に、交差点で自動車と出合い頭衝突したもの。

問題点

意識障害所見では、障害のレベルが非常に低く、自賠責の要件を満たしていなかった。
また、単身者のため、症状の確認や日常生活状況報告書の作成などで、難航が予想された。

立証のポイント

画像分析では、外傷性くも膜下出血が確認できた。
意識障害がJCS1で、しかも2日目に意識清明となっており、入院当時の被害者を見ていた家族や友人達から聞き取りを行う。
被害者の妹は、高知県在住であったが、大阪まで出張をお願いし、被害者本人、妹、当方の3人で主治医面談を実施し、当時の意識の状態について意見交換を行った。
また、同時にカルテを精査、カルテに添付されている看護記録の記載内容や被害者の妹、友人の証言などにより、意識障害所見について、推定されるという追加記載を依頼し、主治医の了承を得た。
症状については、易怒性と記憶障害が顕著で、専門の治療先を紹介、同行し、神経心理学的検査を実施、意識障害所見の甘さから認定は困難との懸念があったが、7級4号が認定され、連携の弁護士にバトンタッチをしたもの。